猟行時に場所移動をしていると、道の両側に何台かの車が停車中。
「こんな何も無い道で事故かな?」
と徐行運転で通過しようとすると、その理由が分かりました。
田んぼの中を走る幹線道路の道端に一匹のニホンザルの姿が。

まだ年若いサルですね。
青年期になって群れを離れたハナレザルほど大きくはないので、親とはぐれた子猿でしょうか。
この近くに住むハンター仲間の方に聞くと、
「年に一度くらいは見かけるけれど、こんな山から離れた場所にいるのは珍しい」
とのこと。
写真を撮るために車を停め、何枚か撮影すると道路を横断して人家のある集落の方向に消え去りました。
「おぉ~い、そっちには美味しそうな食べ物がいっぱいあるけれど、人間がたくさんいて良いことなんて一つもないんだ。だから早く山へお帰り。」出来ればオレ達ハンターも、有害鳥獣駆除でキミ達を撃つようなことはしたくないんだ…。
だから早く山へお帰り…。
それにしても停車させた泥だらけの四駆の中からゴツイ装備のオレンジベストを着た人間が降りてきて、忍び足でサルに近寄った時はギャラリーの皆さんもさぞかし驚いたことでしょう。
いや、写真を撮るために降りただけで撃ったりしませんから(笑)。
(ニホンザルは狩猟鳥獣じゃないので撃てませんし…)
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