狩猟をするような山は「富士山」とか「十勝岳」とかの立派な名前があるわけではなく、小さな名も無き山で行う場合がほとんどです。
しかし「あそこ」とか「ここ」とかじゃあ仲間内で分かりにくいので適当な名前を付けます。
そう、本当にテキトーな名前を…(笑)。
一例を挙げると
・「親父さんがイノシシにやられた山」「親父さんが財布を落とした山」(ともにウチの親父のことですが…)
・「おばちゃんの山」(いつもおばちゃんが、こんなにイノシシがいるのって解説してくれるから)
・「転落の山」(親方が車を落とし込んだから)
・ドラム缶(山の中にドラム缶があるから)
等と、一般の人には訳の分からないものばかりです(笑)。
そして今日攻めたのは「仏滅の山」。
イノシシがたくさんいるのに逃走経路がはっきりせずに裏をかかれてばかりの山です。
少し広い場所でもあるので、いつも「あともう少し人数がいたら…」と臍を噛んでは口惜しい思いをしている場所でもあります。
しかし今日は心強い援軍が!
私の所属させてもらっている大物猟のグループと友好関係にある山岳地域からのグループの皆さんが遠征にやって来てくれました♪
獲物が入っているかの見切り(足跡や餌を食べた様子から獲物がいる場所を探すこと)をし、要所要所を射手で固めて巻き狩りスタート。
すぐにあちらこちらで銃声が鳴り響きます!
獲れたイノシシは大小併せて6頭♪♪♪♪♪♪

競り終わって獲物を引き出し、更に記念写真を撮ってもまだ昼前。

(シャッター係なのでこの写真に私は写っていません)
獲物もたくさん獲れたし、解体作業があるので撤収です。

63kgのオス。

67kgのメス。

40kgのメス。

3匹で50kgの子イノシシ。
解体を終え、山ノ神様祭り(獲物が獲れたことを山の神様に感謝する打ち上げ)を行い、ひとしきり談笑して16時に解散。
この山の名前が
「大安の山」に変わる日も近いことでしょう(笑)。
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