銃砲一斉検査(通称:銃検)に行ってきました。

銃砲検査とは猟銃などの銃砲等を所持する人が年に1回受ける検査で、猟期が終わったこの時期に毎年実施されます。
所持許可を受けた銃が違法に改造されていないか、使用実績の無い眠り銃になっていないかなどの確認が行われます。
検査を受けなかったり、所持する銃が眠り銃になっていたりすると所持許可取り消しの対象となるようです。
また検査会場で必要書類の記入や面接なども行われるので、高齢化の進む狩猟界においては所持許可者が認知症でないかの確認などにもなるようですね(笑)。
今年は日曜日と月曜日の開催。
私のようなサラリーマンハンターには日曜日に検査をしていただけるのがありがたいですね。
事前に送られてきた通知書を読むと、必要なものは
(1)銃砲所持許可証
(2)所持許可を受けた銃
(3)実包の管理に係る帳簿
となっています。
所持する銃と銃身をすべて持って管轄の警察署へ。

朝9時から開始ということなので、9時ちょっと前に会場入り。
警察の生活安全課の方や猟友会の方にご挨拶をして受付けを済ませます。
去年は初めての銃検ということもあって余裕が無く気付かなかったのですが、前の黒板に検査要領や注意事項が書いていますね。

書類を受け取って所持許可番号や銃番号、変更事項の有無などの必要事項を記入します。
(内容について分からないことがあれば係の方に聞けば丁寧に教えていただけます)
所持銃が1丁だけだった去年に比べて、記入するだけでも結構大変(笑)。
それから猟銃の検査。
銃身や銃口径、銃番号などが許可証と相違ないかを検査します。
この時には猟友会の方が警察立会いの下、お手伝いをされていますね。

所轄に銃砲店がある場合は銃砲店の方がお手伝いをされることもあるようです。
それから面接。

・生活状況に変わりがないか
・健康状態はどうか
・保管状況確認に警察が来たか
・家族構成に変わりはないか
・借金は無いか
・自分の性格はどういう性格か
・ギャンブルはするか
・酒はどれくらい飲むのか、飲んだらどうなるか
・実包の残弾処理はどうするのか
など、猟銃を所持すると何度も聞かれる質問をされます(笑)。
この面接が10分~20分ほどかかり、タイミングが悪ければ結構な時間待たされます。
地域によっては銃砲安全協会などもあって多少の費用がかかるようですが、私の住んでいる地域では費用は無料。
検査自体は1時間もあれば終わるのですが、知り合いのハンターさん達と猟期の出来事などを色々と話して半日がかりになりました(笑)。
和やかな雰囲気の中、今年も無事に検査終了で~す。
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