現在住んでいる自宅から実家に帰るには車で1時間半~2時間かかります。
自宅からものの30分も走れば良い猟場もあるのですが、お世話になっているグループ猟は実家の近辺を活動拠点にしているので朝の5時には自宅を出ます。
(前日から実家に帰るときもあるけど)
走り出したのはいいけど土砂降り。
時には雪になります。
親方に電話すると「こりゃー、今日は出来ないな。今日は中止!」とのこと。
で、実家に帰って鳥撃ちの準備。
親父を伴って隣県まで更に1時間車を走らせます。
雪と強風だから今日もキジより鴨が中心になりそう。
うまくすれば田んぼに出ているキジに会えるかな~、って感じ。
(銃猟禁止区域の田んぼでは餌を食べているキジを2羽見たけど。笑)
池も凍っていますね。

鴨の付いている場所を回りますが、半矢で回収できなかったり、「いないな~」と思って脱砲した後に鴨が出たりで、なんだか歯車が噛み合いません。
午後3時近くになってもカルガモ1羽のみ。

このカルガモは片足でした。

外敵にやられたものか、銃によるものかはわかりませんが、まったく普通に飛び立ちました。
雨も上がってキジも攻めますが、メスキジだったり、早立ちされたり、矢先にビニールハウスがあったりで発砲できず。

そしてキジ狙いで、とある川原のブッシュを攻めている時。
ブリタニースパニエルのジャンの姿が見えなくなり探していると
「お~い、ジャンのやつ川に飛び込んで泳いでいるぞ!」
見ると川を対岸に向かって泳いでいます。
その先にはなにやら流木?らしきものが…。
だけどこの流木、なんだか変。対岸に向かって真っ直ぐ進んでいます。
ジャンも直前まで行って途中でUターン。
そしてその流木が岸に着くと水中から出てきたのは7~8kg程の子イノシシ!!
40メートルは離れていたから仁丹粒のような5号の散弾で効くかわからなかったけど3発発砲っ!
「ちょっとは効いたか?」
崖を登ろうとしていたイノシシがズリ落ちます。
鳥撃ちの時にもいつも携行しているスラッグ弾を急いで取り出します。
だけどこれがズボンのポケットに入れていて、その上からチャップスを着けているので中々取り出せずにもどかしい(笑)。
なんとか1発取り出し発射!
崩れ落ちるイノシシ。
どうやらヘッドショットが決まったようです。

ベレッタテクニスに鳥撃ち用のリブ銃身(精密射撃がしにくい)を付けて初めて撃ったスラッグ弾。
スラッグ弾のサイト合わせもしてなかったのに良く中ったものだ(笑)。

(イノシシを回収した場所から撮影。対岸のブッシュの中から撃ちました)
我ながらまぐれ当たりもいいところだなぁ(爆)!
どうせ中るのなら大物猟のときにちゃんとしたサイズのヤツに中てたかったものだけど、まぁイノシシはイノシシ。
今猟期初めてのイノシシは巻き狩りじゃなくて、なんと鳥撃ちに行って仕留めました。
とりあえず捕獲実績1頭ということで(笑)。
今度から大物猟のときもスラッグ銃身じゃなくて鳥撃ち用の銃身で撃つかなぁ(笑)。
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