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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

今年一年を振り返って2010

今年も終わりですね。
2010.12.31年末3


ハンターになるのをきっかけに、「ちょっと書いてみようかな~」というくらいの軽い気持ちで始めたこのブログですが、多くの皆様にお越しいただき、たくさんのコメントもいただきました。
ありがとうございます、とても嬉しかったです。


また、ブログを通じて様々な方との交流も持てました。
皆様との出会いに感謝です。
2010.12.31年末2




不惑という年齢になったこの一年を振り返ると「去年よりも更に忙しかった」というのが正直な感想です。
少年ではなくなったのに色々なことに惑いオロオロしている私は、「光陰矢の如し」とか「少年老い易く、学成り難し」などという諺ばかりが頭に浮かんできます(笑)。



今年は初めての猟期終了後、すぐに有害鳥獣捕獲活動に参加。
海や川で遊びつつ山にも行っていたら、すぐにまた2回目の猟期。
思えば色々な経験をしましたね。

楽しかったです♪
2010.12.31年末のご挨拶



来年が皆様にとって、病気や事故や怪我がなく、豊猟・豊漁・豊作・商売繁盛の良い一年ですように。




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宿命

74kgのオスイノシシが獲れました。
2010.12.29オス74kg2

若き勢子がたて撃ち(犬が止めているイノシシを撃つこと)したものです。
2010.12.29オス74kg


しかしこのラウンドで2頭の犬がイノシシの牙にやられました。
2010.12.29オス74kg3


1頭はそこまで重傷ではなかったのですが、もう一頭は重傷…。

命は助かったのですが、猟犬として復帰できるかは…。




親方は
「切られるのはイノシシ犬の宿命」

勢子は
「覚悟の上で飼っている」


とのお言葉。




イノシシ犬を飼っていない私は何も言えません。

この場所で語る資格もありません。




只ただワンコ達の回復を祈るばかりです。





ああ、強くなりたいなぁ。






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年長者の知恵

仕事が忙しいのと、休みのたびに出猟していたので更新が滞っていました(笑)。



私の所属させてもらっている大物猟のグループです。
2010.12.29年長者の知恵1


ほとんどが60代以上。50代の人は数えるほど(笑)。
20代の若き勢子が一人いますが、40歳の私はかなりの若手になります。

40歳にもなると社会的には中堅というポジションで、部下に仕事を教えたりもしている立場ですが、狩猟においてはようやく2年目の猟期を迎えた初心者です。
「40の手習い」という言葉がありますが、まさにその言葉通りで、皆さんから色々なことを教えていただいています。


それらを教えていただけることは本当にありがたいですね。

なにせ皆さんが、何十年もかけて山を歩き倒して得た「秘伝の技」や「秘密のポイント」なんかを実地で伝授していただけるのですから。




2010.12.27年長者の知恵
(これは包囲網を突破された時の写真。どこから逃げたかを必ず確認して次に繋げます)





私は、狩猟・釣り・潜りなど、アウトドアで獲物を獲ることにおいて経験に勝る財産は無いと思います。
ネットで情報が溢れている現代ですが、ネットの情報ではどうやっても得られないものがたくさんありますからね。



40になった歳で、60代以上の方々から様々な教えをいただくということはとても良いものです。
年長者の知恵や経験の重さやありがたさを知ることができるから…。
近年では薄れてきた感も否めませんが、かつての日本ではそうやって年長者は敬われ大切にされてきたのだと実感できます。


それに猟の時は皆真剣ですが、解体するときなどは今日の失敗談などのバカ話をし、世代を超えてワイワイと楽しめることはとても素晴らしいことだと思うのです。




こういった人間力に溢れた、愉快な年長者の皆さんと一緒に遊ぶと
「年を取るのも悪くないもんだ」

としみじみと思ってしまいます(笑)。







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猟装(大物猟編)

私の大物猟の猟行時の服装です。

2010.12.17猟装(大物猟編)

足元は知り合いのベテランハンターさんが専用に設計されたハンターブーツ。
足首から脹脛までカバーしているので、サポーター効果もあり足が疲れにくいです。
防水性があり、イノシシのヌタ場の見切りや鴨の回収など水場にも行くので、今の私の使い方にはこれが良い感じですね。
(ナチスドイツの軍人みたいだ!と言われたことあるけど。笑)


パンツは作業服専門店で買った厚手の作業ズボン。
ポケットがたくさんあって便利です。
このポケットに犬の引き綱や銃カバーを入れます。


上は厚手のシャツにウインドブレーカー、その上に大日本猟友会支給のオレンジベスト着用です。
猟銃所持許可証、トランシーバー、タオル、獲物の引っ張り綱などはベストの中に収納しています。



さらにその上から手作りのサスペンダーを着用しています。
(作業服店やホームセンターで売っている適当なベルトとバックルを使用)

このサスペンダーはウエストよりもかなり高い位置(胸あたり)にベルトが来るようにしていて、大型ナイフ(小型のナイフとのペアナイフ)をこの位置で下げます。
この位置くらいに吊るすと重量もあまり気にならないし、走るときにも足に当たったりして邪魔になりません。
また、車の運転も差し支えありません。




2010.12.17猟装3

サスペンダーの反対側には10発入れることが出来る弾刺し(親父の手作り)。
スラッグ弾を入れます。
この位置にあると撃ち尽くした銃弾の装填が素早く出来ます。


巻き狩りの待ちについている時は上着を羽織ることもあるけれど、寒くても温かくても基本的に同じ格好です。
寒い時はユニクロのヒートテックタイツ上下を着用し、体温調節はアンダーウェアで行なっています。
銃を構えたときの頬付けの位置やフォームが変わらないようにです。



全体的に茶色や緑色のものを着用するようにし、迷彩服はほとんど着用しません。
誤射を防ぐために猟友会から迷彩服を着ないように通達されてますし、この恰好だとベストとキャップを脱げばそんなに警戒心を持たれないのでコンビニでの買い物も結構平気です(爆)!



長丁場になるような大きな山を競るときはリュックサックに食料や雨具を入れて携行しますが、いつもは小さな山を短時間で競るので両手を使えるように手ぶらです。



初心者のへなちょこハンター(加えて貧乏)のものなので参考になるかどうかはわかりませんが、私の場合はこんな感じです(笑)。




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リベンジならず

ここは先日鹿を撃ち漏らした谷。
そして見切りをすると鹿とイノシシが入っている様子。



志願して先日撃ち漏らした時と同じ待ちに付かせてもらいます。
なんとしてでも仕留めて先日の雪辱を晴らし、「ヘタレ」の汚名を返上したいところです(笑)。

この待ちは鹿だと本命の待ち。
前方から来ても、左上から来てもいいように下見をして待ちに付きます。

だいぶん樹皮が鹿に食べられていますね。
2010.12.19リベンジならず3





勢子が猟犬を入れてすぐに起こし鳴き!
まっすぐこちらに向かってきています。


しかし途中で犬が二手に分かれます。
「獲物が複数出たな!」

1頭の鳴き声は私の待ちの方向に近づいてきています。


据銃して待ちかまえていると前方のブッシュでわずかな物音(赤印あたり)。
2010.12.19リベンジならず2

「さあ、来い!(黄色の獣道を駆け下りて来るはず)」


しかしそれっきりで、犬の鳴き声は上方に移動。



発砲音。


2つ上の待ちに付いていた親父が小鹿を仕留めたようです。
2010.12.19リベンジならず




二手に分かれたもう一方が母親でしょうね。
これは逃げられました。


残念ながらリベンジならず(笑)!






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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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