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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

立入り検査

2010.06.28有害鳥獣2期

2丁目の猟銃の申請に必要な立入り検査がありました。

普段から銃と弾の管理はしっかりしているつもりだし、特に問題になるようなことはない。
と思っていたけど、立入り前に実包管理帳と保管している弾の数などを再度チェック。



この立入り検査で問題点が2つありました。
「家族に対する聞き取り調査」と「第三者の近隣住民に対する聞き取り調査」です。

書類申請時に、これらを土日もしくは夜間にやっていただけないか?と聞いてみたのですが「平日の昼間のみ」ということでした。

家族の立会いは半日有給休暇をとってもらいました。
しかし、第三者の近隣住民に対する聞き取りは「平日に休んでくれ」なんてお願いしにくいよなぁ。
私の場合は、常駐しているマンションの大家さんにお願いしたのでそんなに苦労はありませんでしたが、普通の場合だったらご近所の方に「この時間に家にいてほしい」とお願いしなきゃいけませんね。

家族、近隣住民、警察の担当者のスケジュールを聞き、全員のスケジュール調整をして自分も半日休暇を取得。
ここら辺をもうちょっと融通利かせてくれないかなぁ。



さて、立ち入り調査ですが、係りの方が時間通りにやって来られました。

まず、ガンロッカーと装弾ロッカーの設置状況・管理状況をチェック。
保管弾数と銃砲管理帳と矛盾がないか照合。

事前に数えていたのですぐに答えられましたが、「この中でスラッグ弾(一発弾)は何発ありますか?」と聞かれました。
私のように大物猟も鳥撃ちもする人間は、今後は散弾とスラッグ弾を分けて記帳しておいたほうが良いかな?

その他に、ガンロッカーと装弾ロッカーの鍵の管理方法についても聞かれました。


その後、家族に対する聞き取り調査。
書類申請時に聞かれた質問の答えに矛盾や隠蔽事項がないか、家族に対して同じ質問がされます。
「銃所持に対して抵抗はないか」
「生き物を殺生することに反対しないか」
「家庭内暴力や動物虐待はないか」
「他人とのトラブルはないか」
「借金はないか」
「酒量、アルコールを飲んでの反応」
「認知症の疑いはないか」
「交友関係」
などを聞かれました。

その質問の間、私は黙って聞いているだけなので、もし警察での申請時の報告と家族の答えの内容が違えば「虚偽申告」となりますね。

銃刀法が改正になる前は自己申告だけで済んだのですが、改正後はこういう聞き取り調査があるので、狩猟を趣味として始めるには家族の理解と同意がないと難しいですね。



それが終了後、第三者の近隣住民である大家さんに聞き取り。
私は大家さんのご自宅まで係の方を案内し、そこで一旦帰宅します。

約15分後くらいに再度玄関のチャイムが鳴り、「これで終了しました」とのことでした。
審査して問題がなければ1ヶ月前後で所持許可が降りるそうです。



こういう聞き取り調査をしたからといって、完全に猟銃を使用した事件や事故が無くなるとは思えませんが、家族や近隣住人に聞き取り調査を行なうことは、その人の生活環境や普段からの性格を知る上で有効でしょうし、以前よりも犯罪防止に役立つとは思います。


それにしても一人暮らしの人や、近隣住民がいない原野に住んでるような人はどうするのだろう(笑)?



さあ、はたして2丁目の猟銃の所持許可は下りるのか???


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第二期有害鳥獣捕獲会議に出席

7月からの有害鳥獣捕獲活動についての説明会に行ってきました。


7月からの捕獲対象はカラス・ドバト・アナグマ。
イノシシは対象から外れていますね。
2010.06.28有害鳥獣2


一斉捕獲日は毎日曜日になるということで、それ以外にもヒマな時には各自で捕獲してくださいとのこと。

捕獲目標は一月でカラス30羽、ドバト20羽となっています。
前回は1羽もカラスを捕獲できなかったから、とりあえず1羽を目標に頑張ろうっと(せこい目標だな~。笑)。



その他にもイノシシの口蹄疫に関しての情報提供の呼びかけを求めていました。
2010.06.28有害鳥獣3

今のところ全国でもイノシシの口蹄疫の感染は報告されていませんが、イノシシが感染していたらどうなるのだろう?
野生動物だから簡単に封鎖できるとは思えないけど…。




足の肉離れもだいぶん良くなったので7月からは潜りにも行けそうだし、釣りにも行かなきゃだし、ますます忙しくなりそうで~す(笑)。

ぷりぷりアナゴのお刺身

プリプリに太ったアナゴが釣れたので、アナゴの刺身を作ってみました。
このくらい太ったアナゴのお刺身は、ちょっと特別な味なんです。
2010.06.24最後のアオリ4




2010.06.25アナゴ刺し
捌いたところ。
そうとう脂がのっていてナイフに脂が…。


2010.06.25アナゴ刺し2
サクにしたところ。
きれいな白身ですね。


2010.06.25アナゴ刺し2
皮を引いて薄造りと、厚めに切って洗いにしました。
ポン酢に一味唐辛子か刺身醤油にワサビでいただきます。


あまり知られていませんが、このくらい脂ののったアナゴの刺身は超美味!
甘味があってとろけるような脂と、淡白な白身の味の組み合わせが何とも不思議な味なのです。
(感覚としては、ちょっとヒラメのエンガワに似てるかな…)


脂が多いためそんなにたくさんは食べられませんが、プリプリアナゴのお刺身はお勧めで~す。




残りは白焼きにでもしようかな。

ああ、今日もお酒がすすみます(笑)。

そろそろアオリイカも終わり…

今日も今日とて海辺をウロウロ(笑)。

沖の海砂の採取のおかげでアオリイカもアジも何も釣れていない。


例年だったらこの時期は釣りから潜りに変更するのだけど、肉離れが完治していないので仕方なく「何か釣れてないか?」と情報収集。

釣具屋や新聞やネットなどで情報集めをするのも一つの手だけど、やっぱり現場に行って釣り人に聞いたり釣果を見たりするほうが確実です。


しかし、足を引き摺り海辺を徘徊する様は、ちょっと哀愁漂う光景だろうな~(笑)。



アオリイカは相変わらず上がっていない。
例年、梅雨に入ってシーズンが終わるのだけど、時には7月の半ばに最後の群れが入ってきて爆釣することもあります。


風もないし、潮も良いし、ダメもとでちょっと竿出してみるか!


釣り場に着くと人気の波止場もガラガラ。
釣れてないんだろうなぁ…。

いつも来ている常連さんも一人だけ。話してみると
「今日はボチボチアタリがあるよ。」
とのことで俄然やる気が出ます(笑)。



竿を出して30分ほどでアタリ。
ジリジリとラインが出て行くけど、竿を持った時にそこまでの重量感はない。
「小さいな!」
と判断し、じっくりと待ちます。

7分後シマノAR-Bヤエンを滑り込ませます。
イカが小型だったり、今年のようにイカの活性が低い時はとにかく軽いヤエンが有利です。
重いヤエンだと、入れた瞬間にイカが違和感を感じてアジを離してしまいます。

竿を立て、ほんの少しだけドラグを締めてじっくりと時間をかけて寄せますが、途中でフッと軽くなりアウト(涙)。

エサを見るとこんな感じ。
2010.06.24最後のアオリ


噛み跡も小さいし、かなりの小型だったのでしょう。
もしかしたらヤリイカだったかも。




気を取り直して釣り再開。
暗くなって再度アタリ!

今度はじっくり10分近く待ってゲット!
600グラムの小型アオリイカ。今年はこんな型が多いなぁ。
2010.06.24歳後のアオリ2


まぁ釣れたから良しとしましょう(笑)♪



人も少ないし、保険のためにアジをぶつ切りにしてアナゴ釣りの竿を1本入れてたら、丸々太ったアナゴゲット!
2010.06.24際後のアオリ3


一番太い部分はビール缶くらいあるな。
2010.06.24最後のアオリ5

2010.06.24最後のアオリ4


ラッキー!!




そろそろアオリイカも終わりだなぁ。

中型のアジがボチボチ釣れだしたみたいなんで、アジでも釣りに行こうかな。



2丁目の銃の申請 2

2丁目の猟銃を申請しに行ったのですが、用意した書類に目も通していただけず警察を後にします。

2010.06.152丁目の銃
肉離れの足を引きずって階段をトボトボと降ります。




警察署の駐車場で「さて、どうすっかな~」と熟考。

やっぱりどうしても2丁目の銃は必要だし、会社から半休をいただいて来ているので、このまま帰るわけにはいかないしな~。
車内でよ~く考えて、書類だけでも受理してもらえないかと再度生活安全課を訪問。

「あの~、もう一度よく考えたのですが、やっぱりどうしても2丁目の猟銃が必要なのです。
会社もそんなに休むわけにはいきませんから、書類だけでも受け付けてもらえませんか?」

係の方が「また来たのか?」と呆れ顔をしつつも、今度は書類に目を通していただけました。
そしてなぜ新しい猟銃が必要なのか、先程と同じ説明をします。


それから聞き取り調査。
前科や借金の状況などを聞かれます。


誓約書をいただき、内容を確認して記入・捺印。

「書類は受け付けますが、許可が下りない可能性の方が大きいですよ。それでもいいですか?」
了承して手数料6,800円の印紙を買ってきて終了。


なんとか書類だけでも受理してもらったから一歩前へ進んだぞ!
ここまでで2時間以上の時間がかかりました。



何年も銃所持の実績があって、どんな人物かよくわかっているのなら許可を出せると思いますが、初心者の私に許可が出せないのも理解ができます。

そこできちんと自分の使用法や、申請しようとする銃と現在所持している銃の違い、新しい銃の必要性などを論理的に説明ができないと「必要なし」と判断されてしまうのでしょう。

それに1度や2度門前払いを食ったからと言って、「初心者には2本目の許可は下ろせません」と言われて諦めるなら本当は必要性がない人でしょうし、「なんであいつには許可してオレには許可できないんだっ!」ってキレるような人なら直情径行ということで、まったく銃を持つ資格なんてありませんしね。


実際には初心者だから1本しか所持できないとかの法律は無いし、同じ県内でも初年度から2本、3本所持できた人を何人も知っています。


しかし、銃という危険な道具の所持に関してはこれくらい審査が厳しくて当然だと思います。
そういう意味では私の所轄の担当者は「為すべき仕事」をきっちりとしている優秀な警察官だと言えますね。


猟銃の所持に関しては、はっきり言って「なんでこの人が銃を持てるんだ!?」っていう人を知っていますし、これだけ審査を厳しくしても事件や事故が無くなるとも思えません。



一方で、こんなにハンターに対する銃所持の審査や手続きが厳しいと、これからの日本の自然環境と鳥獣による農業・林業・一般市民の被害のことを考えたら微妙なところですね。

これからハンター人口は間違いなく激減します。
ハンターが激減して野生鳥獣による被害が看過出来ないほど大きくなった場合はどうするのでしょうか?

街中や里山にクマやイノシシが出現して、一般市民が犠牲になるようなことが続発したら…。
(現在でも一部地域でそういった被害が出ていますね)



初心者の私ですが、これから10年間くらいの狩猟を取り巻く環境について、興味深く眺めたいと思っています。



次は立ち入り検査です。

果たして許可は下りるのか(笑)!?


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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