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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

2010年初釣り

「お魚が食べたい…。」
猟期が終わって、ボーっとしていてふと思ったことです。

思えば4か月以上海に行っていない。
こんなことは何十年もの間、記憶にありません。

肉はモリモリ食べていたのですが、一旦湧いたお魚願望は消えることなく、とりあえずまだ寒い海へ!

うーん、この時期に釣れるもの…。
アジはちょっと早いかな。
アオリイカももう少し。
コウイカはそろそろいい感じだけど、ここら辺ではあまり釣れないんで博打的な感じ。
アナゴだったらなんとかなるかも。

という訳で会社帰りにスーパーによってイカとサバを買って海へGO!!


19時に竿を出しイカの切り身を付けて仕掛けを投入。
もうだいぶん日が長くなってきましたね。

いつもお魚をねだるニャンコがお出迎え。
2010.03.19初釣り5


暗くなると同時に竿が引きずり込まれるようなアタリ!
スゴイ引きだけど、いつものパターンでこりゃエイかサメだな~。

まだヘッドライトもタモも準備していなかったので、強引に引き寄せてミチイトを持って引き抜く。





って、51センチのチヌなんですけど~っ!!2010.03.19初釣り

2010.03.19初釣り2

ラッキー!
丸々と太っててとっても美味そう♪♪♪

それにしてもイカの切り身でチヌを釣ったのは初めてだなぁ。




その後は時々ヒトデなんかを釣りつつ…、
2010.03.19初釣り3



なんとかアナゴを2匹ゲットして21時半に納竿です。
まだまだ夜は深々と冷えますね。

2010.03.19初釣り4



今年の釣りは上々の滑り出しでした(笑)♪



市街地のキジバト

会社帰りのこと。

我が家の駐車場の隣には大きなクスノキがあり、そこにはカラスの巣があるので時々見上げています。

「ん!?」
隣の木のかなり低い位置にカラスじゃない鳥のシルエット。

2010.03.12キジバト

キジバトですね。
かなり近寄っても逃げません。

2010.03.12キジバト2

フラッシュを焚いてもヘーキな顔しています。

2010.03.12キジバト3

思えばキジバトって、最近見るのは市街地ばかりだなぁ。
猟期の間は山でほとんど見なかったし。

少年時代は山間部の田んぼに群れていたイメージですけど、野良猫なんかも少なくなったし市街地のほうが安全なんでしょうね。
獲って食ってやるなんて人はいないでしょうし(笑)


でも、3メートルのタモ網があったら獲れそう!(獲りませんよ。笑)。



鹿肉ユッケ

猟期が終わってかなりボーっとしています(笑)。

「燃えた、燃え尽きたぜ、真っ白によ…」
って感じでしょうか(笑)。


そんな感じでボーっとなっててもお腹は減るので、鹿肉でユッケなんぞを作ってみました。

2010.03.17鹿肉ユッケ

砂糖、醤油、コチュジャン、テンメンジャン、ごま油、なんかを適当に混ぜてタレを作ります。
細切りにした鹿肉の刺身をタレに和えて出来上がり。
超簡単!

タレに和える時間が長かったので、写真写りが悪いですがかなり美味しいです♪

鹿の生肉が食べれるって幸せな感じです。
(私は鹿は1頭も倒してないですが…)




ああ、美味しいおつまみのおかげで今日も飲みすぎです(笑)。



無事に終猟

2010.03.15終猟


3月15日をもちまして、初めての猟期が終了しました。

事故や怪我が無く、無事に終猟を迎えることができました。
山の神様、ありがとうございました。

また多くの獲物との出会いがあり、恵まれもしました。
ひとえに教えをいただいた、多くの良き先輩ハンターの皆様のおかげです。
ありがとうございました。



初めての猟期を振り返ってみると、新人のルーキーイヤーとしてはかなり濃密な時間が過ごせたのではないかと思っています。
思い起こされるのは反省点ばかりですが…(笑)。

初めての猟期は覚えることばかり。
場所や地形、獲物の習性、猟銃や使用道具の知識、獲物の解体方法…。
数えれば限がありません。

本業の仕事のほうも忙しく、山を歩き回るのに慣れていないのもあって、肉体的にもきつかったですね。
猟期が終わってホッとしているのも本音です(笑)。

しかしとても楽しく、4ヶ月があっという間に過ぎてしまったのも事実です。



狩猟を始めて良かったと思えることが2つありました。

1つは皆さんから下の名前で呼んでもらえることです。
私は基本的に親父と一緒の出猟で、猟行は親父の猟友の方とご一緒させてもらいました。
親父は姓で呼ばれていますから、息子である私は下の名前で呼ばれます。

社会生活を送る中では中年という年齢で、ほぼ100%姓で呼ばれますが、狩猟の世界でそうやって名前で呼ばれた経験は、何だか少年時代に戻って親戚の人や長年の親友と話をしているようで、少しおもはゆく心地よい出来事でした。



2つめは先輩ハンターの皆さんのことです。
サラリーマン社会では「ものを獲って食う」なんて事をしていると異端児扱いされる私ですが、狩猟界では皆そんな人たちばかりです(笑)。

みんな狩猟のことで少年のように目を輝かせ、還暦を過ぎた大人が元気に野山を駆け回っています。
狩猟が大好きで一生懸命なのです。
元気な(元気すぎる?笑)大人たちです。

やっぱり大人たちが元気じゃないとダメだよな~!

大好きなことがあって、そのことに一生懸命な人たちと過ごす時間というものは、とても素晴らしいものでした。



たくさんの皆様に感謝です。

自然からの恵みに感謝です。


そして、四季があり美しい自然を持つ日本という国で、いつまでも狩猟が続けられる自然環境が守られることを切に願ってやみません。




有終の美…!?

猟期の最後の日曜となり、本日で初めての猟期の出猟も終わりです。
何度か共猟をさせてもらっているグループのホームグラウンドに、鹿狙いで遠征です。

今日の私の待ち。
2010.03.14鹿撃ち

山の斜面からこちらに向かって鹿が下りてくる獣道があり、途中で横回しの獣道と分かれています。
距離は40メートルちょっと。
私の腕ではかなり引きつけないと中てる自信はまったくありません!


「もし鹿が来たら思い切り引き付けて撃っちゃる!!」




勢子が犬を入れてかなりの時間が経った頃、遠くから犬の鳴き声が。
「パリッパリッ!」
と藪を踏む音が聞こえます。

見えた!
角は小さいけど、体は大きなオス鹿。

銃を構えたまま身じろぎもせず引き付けます。
下の獣道ではなく横回しの獣道を進んできます。



25メートルで発砲! ハズレ。
すぐにもう1発! 倒れたっ!!

2010.03.14鹿撃ち3

しかし
「どうなった?」
と思った瞬間に倒れていた鹿が大ジャンプ!
すぐに追い撃ちしたけど、中らず尾根の向こう側へ。

逃げたという連絡をします。
と思ったら更に同じサイズのオス鹿がもう1頭出現!
薬室に1発だけ弾を込めて撃ちますが、自分でも慌てていたのが分かったので、かすりもせず逃走。

一匹目の鹿には確かに中ったのですが、半矢で逃げられてしまいました。




結局獲れた鹿は2頭。
2010.03.14鹿撃ち2



思えば失中(ハズレ)に始まり、失中に終わった猟期でした。

残念ながら有終の美を飾ることはできませんでした(涙)。




くそっ!








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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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