今日は
昨年ご一緒した大物猟のグループに招かれての共同猟です。
先方の猟場は鹿が多く、イノシシが多くて鹿の少ない私たちの猟場とは逆です。
何台かの車に乗り合わせ、ちょっと遠くの猟場に遠征するのはなんとなく遠足のようで楽しいものですね。
乗っている人間は還暦を越えた高齢者ばかりで、傍から見ると「遠足」と言うより「老人会の送迎」といった感じかもしれませんが(笑)。
しかし、還暦を越えていると言っても元気に山を駆け回っているような人間ばかりなので、とても「老人」と言う風には見えないな~。
迷彩服とか着てるし「ガラの悪いおじさん軍団」くらいでしょうか(笑)。
目指す猟場は内陸部なので、かなり冷え込んでいます。

そして、同じ巻き狩りといってもこんなにも違う物だとは思いませんでした。
私たちの場合、小さな山を競るので長くても1時間くらいで1ラウンドが終了します。
担当する獣道もせいぜい2本か3本。
しかしこの猟場では、町一つが入るような大きな山を1日かけて捜索します。
一人が受け持つ待ち場は「この谷全部お願いします」って感じ(笑)。
こりゃーライフルが要るはずだ!(遠距離の精密射撃ができます)

私の受け持った孟宗竹の林。
他人の猟場なのでロングではお見せできませんが、いつものように獣道を書いてみるとこんな感じ。

全体的に見るとこの写真の10倍くらいの面積です。
5メートルを外すヘナチョコハンターにそんなの受け持てるもんかっ(笑)!!まぁ、郷に入っては郷に従えなので頑張ります!
待ちに付くときに山を登っていると鹿を2頭見るし、幸先いいぞ♪
見切りをしなくても良いくらいたくさん鹿がいて、犬を入れるとあちこちで銃声が鳴り響いています。
結局全員で9頭もの鹿を倒しました。

いやー、色々な猟のやり方があるもんだと実感。