食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

鹿を見た♪

今日も大物猟。


まだ日も上がってない薄暗い時間。

見切りのために早めに猟場に到着。
山の中はまだ暗くてしっかりと足跡を見れないので、池の淵に車を止めて鴨でもいないかなー?と水面を見ていると・・・。

ん?なにかいる。
はるか向こうの対岸に、何かが動いている。

お!鹿じゃん!!
50kgくらいのが1頭、25kgくらいのが2頭。
水辺に下りてきています。

20100128鹿を見た3


ここで、猟師以外の人種は
「わぁ、野生の鹿がいるよ。かわいいねぇ~!」
なんて喜ぶところなんでしょうが、猟師は
「ラッキー!見切りしなくても獲物発見。なんとしてでも獲っちゃる!!」
となります(笑)。

しかし対岸までは100メートル以上ありそうです。
5メートルを外す私には、100メートルの距離を当てる自信はまったくありません(キッパシ!)。
(第一まだ夜明け前なんで発砲禁止です)

ここは皆さんの到着を待って、巻き狩りの包囲網に囲い込むのが一番でしょう。
池の右の山は地形的に獲りにくいので、左側に留めておきたいところ。

池の右側の林道を進みます。
犬に追われているなど特別な理由がない限り、人がそこにいるだけで野生動物はその場所を避けるのです。

山の中に入ると鹿が走るのが見えました。
なんとか思い通りに左の山に追いやることができたようです。



皆さんが集まりすぐに第一ラウンド開始です。


今日の待ちはこんな感じ。

20100128鹿を見た2


うまくいけばこの斜面を鹿が駆け下りてくるハズ。

辺りは鹿が好むアオキが生えているけど、鹿の届く範囲は見事に葉っぱが食べられてます。
20100128鹿を見た



結局3頭出たけど包囲網を突破。
残念だけど、獲物を見れたので満足な感じ(笑)。





その後も獲物のいる場所を探しますが苦戦。


しかし歩き回ると色々な花も咲き始めていて、もう春の息吹が聞こえてきますね。


お札の材料になるミツマタ。
20100128鹿を見た4


梅の花も咲き出しています。
20100128鹿を見た5



結局この日は苦戦して、子イノシシを2頭でした。

20100128鹿を見た6


待ちに付いているときに野うさぎを2羽見れたし、獲物をたくさん見れたので満足でした♪


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胴くくり罠

先日撃ったイノシシ。

20100119胴くくり罠


一見ふつー。

食べごろのすごく美味そうなメスイノシシです(笑)。






しかし解体のため、湯をかけて毛を毟ると…。






首の部分に異様な凹み跡が…。

20100117切り取り線





わかりやすいように印を入れてみました。
20100125切り取り線



太りすぎて首に太いしわが出来てる訳ではありません。


これは胴くくり罠という禁止猟具の罠にかかったものだと思われます。


長年狩猟をやっている人でもこのような罠の傷跡を見るのは初めてという人が多かったです。

禁止猟具に指定されているのは、例えば猟犬などが間違って罠にかかった場合、死亡する危険性が高いからです。




それにしても首にかかった罠を、筋肉が断裂するくらい激しく引っ張って切るなんて…。





「ちょうど解体しやすいように切り取り線があるじゃないか~!」
なんて言ってる人もいましたが…。


「美味しく食べてやるから成仏しろよ…」
って呟いているのを聞いてしまいました。



3本足

今日も大物猟。


朝早くから手分けして見切りをします。

イノシシが泥浴びをするヌタ場を見ると水が濁っているし、明らかに使用した跡が。

201001263本足


むむ、しかもその中に変わった足跡を発見!
蹄の形ではなくまん丸の穴が開いています。

201001233本足2


これはもしかして・・・。





とりあえずその山を囲んで第1ラウンド。

2頭のイノシシが出て、1頭は逃走、1頭は撃ち取りました。



そのイノシシを見ると・・・。


やっぱり3本足でした。

201001233本足3


これは足をワイヤーでくくる「くくり罠」にかかったもので、その罠を外そうと自分の足を引きちぎって逃げたものです。
もう完全に傷は塞がっていますから、かなり昔に3本足になったのでしょう。

走る時も全く普通に走ってきたそうです。


しかも子育てをしている最中のようでした。

201001233本足4
(63kgのメス)



野生動物の生命力に、ただただ驚くばかりです。



スラッグ弾

スラッグ弾。
散弾銃で撃つ1発弾のことです。

散弾銃で鳥を撃つ時は散弾と言って、薬莢の中にジンタンのような小粒の鉛玉がたくさん入ったもので撃つのですが、イノシシ撃ちの時は1発弾です。

20100123スラッグ

これは、私の使っている弾じゃないんですけど、スラッグ弾の薬莢の中にはこんな鉛弾が入っています。







獲物に当たって貫通しなければ体内で止まっています。

で、鉛弾はこんな感じで変形します。

20100123スラッグ2
(弾頭がわ)


20100123スラッグ3
(裏側から)



う~ん、すごい威力だ!




当たればすごいんだけど、当たらないんだよね~(笑)。



初めての猪!

今日も大物猟。


朝早くから各方面に散らばって、皆でイノシシがどこにいるかの見切りをします。
放射冷却で一面の霜。

20100117初めての獲物

真っ白の上、土が凍っているので足跡や餌を食べた跡が新しいやら古いやらさっぱりです。


みんなが苦労している時、親方から
「至急集合!」
という張り詰めた雰囲気の連絡。

見切りをしていたら、すぐ近くでイノシシが寝ていて走り去ったそうです。
すぐにその山を囲んで第1ラウンド開始。


今日の待ちはこんな感じ。
20100117初めての獲物2



勢子が犬を入れるとすぐに反応。


犬の鈴音と鳴き声が近付いてきます。

獣道をバリバリと引き裂く音。
40kg程のイノシシが走ってきます。


獣道が開ける地点で発砲!
腹部にわずかに当たった感じ。
追い撃ちでもう一撃。これはハズレ。


すぐにもう一頭出現!!
3発しか撃てないので、銃の中の弾はあと1発(汗)。

ベストと思う地点で迷わず引き金を引くっ!!!
腹部に確かに命中しながらも、走り去るイノシシ。


すぐに銃に弾を込め追跡…。のはずが15メートル程のところですでに絶命。

20100117初めての獲物3

20100117初めての獲物4

弾は肺から肝臓へと貫通していました。


20100117初めての獲物6

59kgのメスでした。



2匹目はなんとか仕留めましたが、1匹目は結局逃げられました。




自分が撃ってイノシシを倒すことは出来ましたが、これは「獲らせてもらった獲物」だと思います。


毎日山に入って獲物の動きを把握して指示をくれる親方。

猟犬を飼い、いつも山の中を走り回ってくれる勢子の人たち。

良い場所を譲ってくれる先輩猟師の皆さん。

いろいろな面でサポートしてくれる親父。



皆が喜んでくれました。

ありがとうございます、とても嬉しかったです。

忘れられない一日になりました♪



やったー(笑)!

ダマスカスナイフ

ダマスカスナイフ。
異なる種類の鋼を重ね合わせ鍛造した「ダマスカス鋼」でブレードが作られているナイフのことです。

20100116ダマスカス


その存在を知ったのはいつくらいだったろう。
高校生ぐらいかな。

ナイフの専門誌にダマスカスナイフの特集がありました。

初めてダマスカスナイフの写真を目にした時、
「なんて美しいナイフなんだ」
と息を呑んで、その写真を何度も何度も見なおしたのを覚えています。


決して西洋だけのものではなく、日本刀などにも「墨流し」と呼ばれる同様の技術があるそうです。


20100116ダマスカス2

20100116ダマスカス3

20100116ダマスカス4

20100116ダマスカス5


これは親父の開いている「ナイフ工房 南風」の作品。
ニッケルダマスカスのブレードに柄はサンバースタッグ。

イノシシなどの大物猟用のものです。

積層鍛造のダマスカス鋼は高価で見た目も美しいので、美術ナイフなどとしてコレクションナイフ扱いされることも多いのですが「南風」の作品は完全実用品です(笑)。



ナイフの作成もそろそろ覚えたいな~♪





ナイフ工房「南風」の作品についてのお問い合わせは、このブログのコメント欄に「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れて送信いただくか 、

capturefood@yahoo.co.jp

までご連絡いただけると幸いです。


どっち?

今日も大物猟です。


今日の待ちはこんな感じ。

20100114待ち


奥から3本の獣道が延びて来ています。
この方向から出る予定で待ちに付きます。

後ろを振り返るとこんな感じ。
20100114反対側


山の中を登っていった場所で、竹と雑木の混じったような森。

早生の筍を掘り返した跡や
20100114タケノコ

イノシシが体を擦り付けたような跡があちこちにあります。
20100114通り道


勢子が犬を入れて競ると「出たよっ!」との連絡。


気配を殺して銃を構えて獣道を凝視!

しかし何だか様子が変です。
犬の声もしないのに、後方でなんだかわずかな物音がします。

ソローっと、最小限の動きで首だけ動かして見ると、藪の中から赤点の場所にほんの少しだけイノシシの姿。
20100114待ち2


やばっ!素抜けしてる。
しかもこちらを向いてジッと見てるし…。

ゆっくりと、ゆっくりと銃と体の向きを変える。
額がじわりと汗ばむ。

角度的にあと30度で挙銃できそうな時に、足元で枝を踏んでしまい
「パキッ!」

その瞬間イノシシはくるっとUターンして藪の中へ。



結局、他の待ちに掛かり撃ち取られました。

20100114どっち?
(34kgのメス)

20100114 51kgメス
(51kgメス)


ふぅ~、今回は緊張しました。

いやぁ、猟に行くと毎回色々なことが起こるもんだな~。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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