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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

狩猟デビューを真剣に考えた出来事

本気で狩猟デビューしようと思ったのは、ある出来事がきっかけでした。


今年の猟期の事。




猪猟で待ちに付いて待機。

私はいつものように、親父の後ろで見学です。



トランシーバーは持っているので、猟の様子や勢子の

「出たよ出たよ」

という声は伝わってきます。




「そっちに行っているよっ!」
と勢子の声。

と同時に発砲音。
隣の待ちの人の銃声です。

「抜けられたー!」


それからすぐに
「プギーッ!プギーッ!」
という猪の悲鳴。

どこかで犬が猪を噛み止めています。



他の人からは聞こえないので、ここの待ちが一番近い感じ。

「犬が猪止めてるんで動くよ!」
シーバーで連絡して、すぐに猪の声の方向へ移動。



当然銃を持った親父が先頭に走る!

その後について私も走る!

走る走る走る…




って親父は、猪の声とは全然違う方向に走っているんですけど…。

それからおもむろに立ち止まってキョロキョロ…。

また明後日の方向に駆け出そうとしてます。

「親父!こっちこっち!!」
大声で叫んで、今度は私が先頭です。



いよいよ声が近くなって、銃を持った親父と先頭を交代。

茂みの向うに20kg程の子猪を犬が噛み止めています。

犬が絡んでいるので、後ろから近付き狩猟ナイフで心臓を一突き。

静かに倒れ、そのラウンドは終了です。

止めナイフ






その時初めて親父の左耳がほとんど聞こえていない事を知りました。




若い頃は、プロの作業潜水士として潜ってきて、鼓膜を2回破っています。

ファンダイビングと違い、作業ダイバーは少しくらい体調が悪くても、潜らなければならない時があるからです。



その後始めた射撃。

耳元で鉄砲をぶっ放すので、難聴の人が多いのです。



「こりゃー、あんまり無理させられないな~」


正直な感想でした。




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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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