豪雨の中、親方(若き勢子)の提案で猟隊グループのメンバー(ゲストさん含む)で集まり、射撃練習を行ってきました。

射撃練習は「安全な銃器の取扱い」を身に付け、反復確認するためにも行った方が好ましいと思いますが、射撃場は山奥の辺鄙な場所にある場合が殆どですし、1回射撃練習に行くとそれなりにお金もかかります。
それに何て言うか、「射撃場って敷居が高い」んですよね~。
安全は保った上での話ですが、ゆっくりと自由に撃ちたいのに一部の常連さんが
「いや、そんな撃ち方じゃダメだ!」
「こうやって撃たないと当たらない!!」
という感じで、とても親切に過剰な指導をしてくださるので足が遠のいちゃう事が多々あります。
ま、全国各地の射撃場での「あるある」話の様です(笑)。
私の場合は、所属する猟友会で月に一回射撃会が開催され、(自己判断ですが)定期的に撃つことで安全な銃器の取扱いは出来ている感じはします。
スコアの方はちっとも上手くはなりませんけど…。
しかし一般的なハンターさんで射撃練習をしない人は、猟友会の猟期前安全射撃会や猟期後の残弾処理射撃会で撃つくらいですからね。
月に一回でも射撃場で射撃練習を行い、銃器の取扱いに慣れる事は大切な事だと思うのです。
それに、射撃場では他の猟友会の方々との交流も出来ますしね。
(私の所属する猟隊は6猟友会のメンバーが所属するので、色々な情報が集まってありがたいです)
更に重要なことは、射撃場で各ハンターさんの銃器の取扱いの様子が確認できること事だと思います。
例えば
「ちょっと大物猟の巻狩りに参加させてくれよ」
なんて言われても、その方がどんな銃器の取扱いをされているか、そしてどんな人と成りなのかを知らないと、安易に「良いですよ」とは言えないのです。
なぜなら勢子役は実包を込めて安全装置を解除した猟銃部隊に向かって進みますし、自分が手塩にかけて育てた猟犬が獲物を追って待ち役(猟銃を持って包囲網を張ったハンター達)に追い込むわけです。
「あの人は獲物をよく確認せずに撃つ」とか「頻繁に暴発させる」なんて言う事があると、やはり「ごめんなさい」と言わざるを得ません。
これはスキート射撃の射撃順序を決めている様子。

この日はスキート射撃とトラップ射撃を混ぜたフィールド種目(追い矢あり)に自主設定。
スキートはハイタワーと通常のジャパンルール射撃を行いました。
実猟においては「何でも撃てる」という事は相当な強みだと思います。
猟期に備えて、射撃競技用の銃だけでなく沢山の実用銃を持ち込んで来るメンバーの皆さん。

これはメンバーのマルさん(仮名)の銃猟。
日頃はこの銃を持ち、ギリースーツ(ツタの様な繊維の迷彩服)に身を包んでカラスの有害鳥獣駆除に行っているとのこと。
何だかスゴイ!!
トラップ射場に移っても雨は止まず。

クレーには当たらないけど、雨に濡れないように15メートルの距離から撃ちます。
いい練習になりました♪
さ、今年も猟期になったら雨が降っても雪が降っても山へ出かけよう!!
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