fc2ブログ

食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

普通のお肉♪

超久しぶりに焼肉屋へ行って牛肉を食べてきました。
2021.07.15普通のお肉1
(極小人数で、しっかりと新型コロナ感染対策をした上であるとご理解ください)


まずはジョッキが凍った生ビールが運ばれてきます…。
「キ、キンキン冷えてやがる…。ゴクッ…」

一口だけのつもりで口を付けると、あまりの旨さに飲み干してしまいました。
「ウグっ、犯罪的だっ!!」


続いてちょっと頑張って頼んだ、いつもよりワンランク上の牛肉を焼きます。

ジュワジュワという肉が焼ける音。
網から立ち上る煙。
良い匂い。

口の中に溜まるヨダレ。

レアで焼いたカルビ肉をレモン塩で口に入れます。
溢れる肉汁…。

「あ、悪魔的に美味いっ!!」

以前は猟期が終わって牛肉を食べると、何て言うか飼料臭い感じがしたのだけど、やっぱ牛肉美味いなぁ~♪


焼肉を食べながら、あるハンターさんとお子様との会話を思い出します。

「誕生日は何が欲しい?」
「普通のお肉が食べたい!」

「??? 普通のお肉?」
「スーパーで売っているパックに入ったお肉」

「なるほど~っ!!」


その話を聞いた時は、結構衝撃を受けました。

でも納得(笑)♪



↓たまには普通のお肉食べろよっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
狩猟の魅力まるわかりフォーラム
スポンサーサイト



猟師のあるある失敗談

今回は猟師の失敗談あるある話です。


大物猟でも鳥猟でも
「弾を撃ち尽くした!早く次弾を装填しないと…」
獲物が複数出て、三発の弾を撃ち尽くすことは良くあることです。

しかも、そんな時に限って獲物が何頭も出てきて、気ばかり焦ります。

「急げ急げ!!」
弾帯や狩猟ベストのポケットから弾を取り出して装弾。

そんな時によくやる失敗がこちら。
20210330225645c1d.jpg

(写真上が弾の出る方向)

写真撮影のために模擬弾を使用していますが、弾の前後を逆に薬室に入れてしまうのです。
(銃の種類や型式によっては出来ませんが、私の使っている自動銃は可能)

もちろん「リブ」という弾の出っ張り部分が引っ掛かって、まともに装填することも撃つ事も出来ませんが、失敗に気付いて弾を取り出そうと思ってもなかなか出て来ず、山の中で更に焦ることになります(汗)。

そんな事が起こらないためにも、日頃からの射撃場での練習は必要なことだと考えます。


そしてそんな話を、行きつけの銃砲店でしていた所、もっと極端な話を聞きました。

「いやぁ~、犬がシシをずいぶん長い時間立てていてね。慌てて忍び寄って銃に弾を装填したわけさ。
そして狙いを付けて引き金を引いたんだけどね。ウンともスンとも言わず…・
焦っていたんだろうね…。
弾と思ってポケットから取り出して銃に入れたのは100円ライターだったんだよね
結局、犬は(イノシシの牙によって)切られるし散々だったよ」

「ええ~っ!そんなバカな!?」
と思って入れてみた画像がこちら。
2021.03.30猟師あるある2

「入るんだ…」
私は非喫煙者なので、100円ライターを入れることはありませんが結構ビックリしました。


いずれも猟師あるある話なのですが、慌ててもそんな事が無いようにしないといけませんね…。


↓そんなバカな事するのはお前だけだっ!!と思った方はクリックプリーズ♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

狩猟の魅力まるわかりフォーラム

ダニの恐ろしさっ!!

何気なく肌を触っていると、「コロッ」とした触感。
2021.03.10ダニの恐怖2
暖かくなってダニの活動が活発になってきたこの時期は、私自身がとても皮膚の違和感に敏感になっています。

ダニに噛みつかれているからです。
2021.03.10ダニの恐怖3
ガップリ(おっさんの)柔肌に食らい付いていますね。
まあ、よくあることです(笑)。


ワンコ達にはフロントライン(ダニ忌避剤)を使用していますが、人間は防虫スプレーを服に噴霧するくらいなので、山入りするとたいてい1匹2匹のダニが体のどこかに這っています。

長袖ハイネックのアンダーウェアを着たりして皮膚に付くと分かるように予防しているのですが、気付かないこともしばしば。


今は色々な情報が入手できる時代なので、「重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)」「日本紅斑熱」「ライム病」「回帰熱」などの、ダニに刺されると引き起こされる人の病気も明らかになっていて、一般の人もそれらの情報を容易に確認することが出来ます。

ダニに刺されると危険な病気に罹る可能性もあるのでしょうが、なにより痒い!
刺された後は硬くなって何カ月も跡が残りますしね。


プチっとむしり取って、ティッシュペーパーに乗せたところ。
2021.03.10ダニの恐怖4
(口吻が残ることがあるそうなので、本当はこんなことしちゃダメ。ダニを潰してSFTSウイルスによって失明した事例もあるそう)

こんな感じでワラワラと短い脚で動き回り、動物の肌に取り付いて血を吸います。
血を吸うと芥子粒のような胴体に血液が溜まり、だんだんと大きくなってゴマ粒→小豆粒くらいまで肥大します。


ダニは人間だけじゃなく、当然ながら犬にも病気を媒介します。
私の少年時代に実家で飼っていた猟犬も、何頭かはダニの媒介する病気で死にました。

「今は良い薬(ダニ忌避剤)が出来たから、猟犬の病気も少なくなったよ」
と、行きつけの獣医さんで言われた言葉です。

少年時代、犬のダニ取りは子供たちの仕事だったし、その言葉は本当に実感できます。
ダニの多い場所に行くと、犬の皮膚や毛が塗したようにダニだらけだったんです。
(いいですか、決してネットで画像検索なんてしちゃダメですよ!!)


実際にイノシシやシカに、ダニやイノシシジラミ以外にもよく名前の分からない寄生虫が付いていることもありますし、まだまだ未知の病気もあるのでしょう。

まあ、古い猟師さんに聞くと
「ダニに噛まれると熱が出ることがある」
と、当然のように言う人も多いので、一昔前はある程度当たり前の事ではあったのでしょう。
(私は発熱した経験はありません)


しかしですね、ハンター本人はともかく狩猟に理解のない奥様がダニに噛まれた場合などに

「ある日帰宅すると、カミさんが鬼のような形相でビニール袋を持って玄関の前に立っていた。小豆粒くらいに膨れ上がったダニで、カミさんに食い付いていたらしい。もうカンカンで離婚寸前にまで発展した」
という事例もあるほど(実話)。


ダニ、色々な意味で怖いですね…。


↓恐ろしすぎるっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

狩猟の魅力まるわかりフォーラム

イノシシが毎日出てくる!

「猟師さん、猟師さん、聞いておくれ。ここに毎日大きなイノシシが出てくるからやっつけて!」
見切りをしていると、近隣の住民の方から呼び止められます。
2019.02.24モグモグ1
(以前撮影した写真)

「お!ラッキー!!」

なにせ私達ハンターは、日々獲物の痕跡を探して朝早くから彷徨っている訳ですから、「ここにイノシシがいる」なんていう近隣住民の方の情報はとてもありがたいのです。


しかし一応見切り(獲物の食べ跡や足跡で痕跡を探すこと)をしてみると、イノシシの痕跡は消えて無くなるくらいに古いものばかり。

「ん!?どういうことだ? もしかして見切っている場所とは全然違う場所に出現しているのか?」
と思い、先程の近隣住民の方と再度話します。

「すみません。イノシシが出てくる詳しい場所を教えていただけますか? ちなみにそれはいつぐらいの話ですか?」
「ああ、猟師さんが歩いていた辺りで間違いないよ。時間は…、2ヶ月ほど前かな」

やっぱりなぁ。
痕跡がないからそんな事だろうと思いましたが、親切に教えていただいたのでお礼を言って立ち去ります。


野生鳥獣を見慣れた私達ハンターでも、実際に大きなイノシシや鹿を見ると興奮しますし、一般の方だとどうなるかは想像通りです。

一晩出ると「ウチにはイノシシが出て来る」になります。
二晩続けて出ると「ウチには毎日イノシシが出て来る」にレベルアップします(笑)。
そして三晩ほど続けて出ると「ウチには一年中イノシシが出て来る」に昇格するのでしょう(爆)!

「いや~、でも気持ちはわかるな」
農家さんだと実際に一晩で作物が根絶やしにされるので切実な問題なのでしょう。


仮にそんな感じで教えていただいたイノシシを捕獲しても、30kgくらいの獲物がいつの間にか「100kg超えのイノシシが撃ち獲られた!!」なんて話になっていますし、一般の方の興奮具合も相当なものなんでしょうねぇ(笑)。

おもしろいですね♪


↓結構笑えるねっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

狩猟の魅力まるわかりフォーラム

職務質問を受けました~っ!!

ある日の出猟日の事。

この日は残念ながらボウズ~。
例年そうなのですが、猟期終わりは獲物の痕跡が無くて渋い!!
2021.02.23職務質問2

「全然足が無いね~(獲物の痕跡がない)」
「今日は獲物が想定外の場所を逃げて苦労した」
「さ、次の休みはどうする?」
猟が終わり、本日の反省会と次回の作戦会議を兼ねてそんな事をウダウダと喋ります。

大体においてハンターという人種は大ボラ吹きで話がデカくなりがちなので、ついつい話が長くなるのは全国共通のようです(笑)。


そんな事をしていると、箱バン型のパトカーが巡回して近くにやって来ました。
2021.02.23職務質問1

「ん!?なんだなんだ?」
メンバーの皆さんに緊張が走ります、「何事だろう?」と眺めます。

パトカーの窓が開いて若いお巡りさんが訊ねてきました。
「こんにちは~! 皆さんで集まって何かあったのですか?」

「こんにちは~! ああ、そこの山で狩猟をしていたんです。今は次回の作戦会議中です」
メンバーの皆さんは強面の方々ばかりですが、こんな時は満面の笑顔でハキハキとした挨拶。
作り笑顔でにこやかに答えます(笑)♪

すでに猟装を脱いでいる人もいますが、オレンジベストや足袋装束を見て納得していただいたようです。
「ああ、そうなんですね。頑張ってください!」


パトカーが走り去った後、
「〇〇さん、あんたの人相が悪いからだよ」
「バカ言え!あんたこそ不審者丸出しの恰好じゃないか」
「今日は獲物が獲れなかったけど、獲れて服に血が付いていたりしたら警察署まで同行を求められてたかも…」

まあ、いい年した汚い格好のオッサンたちがたむろしていると、職務質問されても当然と言えば当然かな…。


普段はそうならないように気を付けていますが、車に積み込む時などに血が垂れて、パトカーがサイレンを鳴らして追いかけてきたという話もあります。

いずれも笑い話で済んだことですが、ハンターにありがちな話ですね(笑)。


気を付けま~す♪


↓職質されて当然だなっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

狩猟の魅力まるわかりフォーラム

カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード