生後7か月が過ぎ、イトの体重を計量したら21㎏でした。
(他の親犬が25㎏くらい)

「大きくなったなぁ…」
他の犬達に比べると小顔で手足が長いスーパーモデル体型。

甘えん坊な性格なのでいつまでも子犬のイメージだったけれど、最初の発情も終わり成長が止まった感じ。
「そろそろイトちんの山入り準備を考えなきゃいけない時期だ。まだ骨格に負担をかけないように、無理させないようにしないきゃ」
私の猟犬の育て方は
・離乳食を食べだしてから成長期は、消化が良く栄養のあるエサをしっかりと喰い込ませる。
一番成長する時期であり、ここで将来的な骨格形成がなされます。
また、その時期に身体と同時に丈夫な消化器官を作る必要もあります。
丈夫な消化器官を持たないと、山を走らせた時に食べることが出来ず疲労回復にも左右すると感じます。
・それから少しずつ山入りして山に慣らします。(これからここの段階)
ここではあまりハードに走らせ過ぎないことが大切だと感じます。
骨格形成が出来ても関節の成形は時間がかかり、過度に走らせると骨格(フレーム)が歪みます。
高校球児の野球肘みたいな感じといえば分かりやすいでしょうか。
・10か月~1年くらい経過して骨格が固まったら、ガンガン山を引きます。
筋肉も付きますし、やはり経験を積ませれば積ませるほど良い猟犬になると感じます。
そこで、山入りの準備としてイノシシの牙から致命傷を防ぐ防刃ベストを試着してみます。

同じサイズだったら、手持ちの3着を使いまわせると思ったからです。
「カチーン!!」
あはは、見事に体は固まり、しかめっ面で尻尾が丸まっています。
「そりゃこんなもん着たことないし怖いよね」
「くんくん、これ私のじゃない?」

ふじからチェックされるイトちん。
分かってはいたけれど、一番締め込んでもやっぱりブカブカ。
しょうがないのでイト専用のベストを注文することになりました。
高価なものだけど、大切なワンコさん達のケガの確率を減らすためなら必要な物ですしね。
今は、サイズ合わせのために試着品の申し込み中です。
イト、無理しないように頑張ろうね。
↓イトに比べたらふじは顔が大きいし足短いねっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
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