fc2ブログ

食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

久しぶりのウド採り2023

「ちょっと時間が出来たから山菜採りにでも行きたいけれど、タケノコ以外はほとんど適期が終わってる感じ…」
とある休みの日にそんな事を思います。

私は狩猟や魚釣りや潜りが大好きですが、山菜採りやタケノコ掘りや潮干狩りや山芋掘りも大好きです。
しかしながら生活するために仕事もしなければいけないし、少ない休日の日にはワンコ達の散歩や家仕事をする必要があるので、最近はそれらにはほとんど行けていません。

「でも比較的遅い時期までいけるウドなら大丈夫かも」
そう思ったらどうしようもなく山へGO!!


陽当たりの良い場所のものは大きくなりすぎていますね。
2023.04.23ウド1
茎に生えた産毛と昨年度の枯れた枝が見つけるポイント。
狩猟や有害鳥獣捕獲活動で山入りした時に、ついついそれら山菜の痕跡も探している哀しい習性なのです…。


ちょっと場所移動。
山菜の生える時期は地域の温度によっても違いますし、標高によっても異なります。
また、その年の春の温かさによってずいぶんと時期に差が生じます。

私の場合、気象庁などが連日発表してくれる「桜の開花予想日」を参考にしています。

タラの芽は桜の開花時期とほぼ同じ。
ウドならその2~3週間後と言った感じです。

「お!ここのはちょうどいい感じ」
2023.04.23ウド4

土に埋まった白い部分が美味しいので、出来る限り下の方まで掘って採取。
2023.04.23ウド2

ウドは山の傾斜地に生えていることが多く、生えている場所には点々と群生しているような場所が多い感じです。
2023.04.23ウド3

根絶やしにしないように、一株から1本~2本の新芽を採ります。
しかしながら最近はイノシシや鹿もウドやタラの芽を食べているので、早い者勝ちの仁義なき戦いの様相を呈していますけどね…。


持ち帰ったもの。
2023.04.23ウド6

根っこの白い部分は皮を剥き、サッと茹でて酢味噌和えでいただきました。
2024.04.23ウド8

新芽の部分は天ぷら、茎や皮はきんぴらにしました。
(食べるのに夢中で写真撮り忘れました)

春を告げてくれる独特のほろ苦さがとても美味しかったです。


今日も自然の恵みに感謝です。


↓山入りして山菜探しているから獲物が獲れないんだよっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
狩猟の魅力まるわかりフォーラム
スポンサーサイト



春の気配♪

朝からずっと雨で猟行はお休みのある日。
溜まりまくっていた家の用事を片付けても、まだ雨は激しく降り続けています。

「ふう、しょうがない。今日はジッとしておくか…」
そんな事を思いますが、気になることが一つ。

「もうそろそろフキノトウが出ている季節なんだよね」
そう思うといてもたってもいられず(笑)。

濡れてもいい格好をしてフキノトウポイントへ向かいました。
2022.1.25春の訪れ1

「うっ!今年はかなり寒い冬だからフキの成長が遅い…」

この場所ではフキノトウは見つけられず、陽当たりの良い別の場所へ移動。
2022.01.25春の訪れ2
なんとかハシリの蕾状態のフキノトウを見付けることが出来ました。


雨に濡れながら、少しだけ採取してお持ち帰り。
2022.01.25春の訪れ3

晩ご飯はフキノトウの天ぷらとシカカツ。
(写真を撮り忘れました)
なんだか毎年この組み合わせが我が家の春の定番な感じがします。


自画自賛ですが、私は天ぷらを揚げるのは得意なんです♪
(職業柄もあるかな)

カリッと揚がったフキノトウの天ぷらを塩でいただきます。
ホクホクとした食感と独特のホロ苦さ。

「いや~、美味いなぁ♪ フキノトウは山菜の中でも1、2を争うほど好きなんだよね」
ついつい冷酒がグイグイとすすんでしまいます。

少し酔っぱらってしまいました。


まだまだ寒い日が続いていますが、しかしフキノトウを食べると「春はそこまでやって来ている」ということを実感します。


今日も自然の恵みに感謝です。


↓雨の日くらいジッとしてろっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
狩猟の魅力まるわかりフォーラム

久しぶりにウドを採ってきました♪

「今年は仕事やふじの(偽)妊娠のせいでバタバタして全然山菜採りに行けなかったなぁ。まだあるかな…」

目指す先はウドの生息場所。
私の中での山菜は「年明けすぐのフキノトウに始まり、ゴールデンウィークのウドで終わる」感じです。


私が少年だった頃、親父に付いて山菜採りに行っていましたが不思議なことがありました。
「なぜこんなに山菜の生える場所をたくさん知ってるんだろう?」
ということです。

それは私が狩猟を始めると分かりました。
草花が枯れた猟期であっても、「野生動物の餌を求める動向に注意を向けていれば、森の植生や山菜として採ることができる植物の事はイヤでも目に入って来る」ということです。
(更に親父は自分の秘密ノートに「桜の花が開くより5日遅れ」という感じで季節を書き込んでいた)

「どの植物が食べられる山菜なのか? 成長したらどんな姿になるのか?」
ということが頭に入っているという事が前提ですが、幼少期より食い意地が張っていた私は、オッサンになった今でも頭の中にそれらがインプットされているのです(笑)。


しかし年々気温が上昇し、山菜の時期も少しずつ早くなり分かりにくくなっています。

そして更に難題が…。
近年のイノシシや鹿の増加で、柔らかく美味しい山菜がことごとく根絶やしになるまで食べ尽されているのです。

一昔前は山菜採りのライバルと言えば「人間」でしたが、今は山野に住む獣たちと競わねばなりません。
当然獣たちは毎日の山菜の生育状況を知っているので、一番美味しい時に略奪されてしまうのです…(涙)。

「うう、オレが秋から目を付けていた山菜なのに悔しすぎる」
そんな状況が続いていました。


今回のウドも期待せず、とりあえず目星を付けていた場所に到着。
2021.04.24ウド3
「おお!食べられていない!! しかし、やっぱり遅かったか。もう大きくなりすぎて食べられないな。うう…」

採取適期なら茎に生えた柔らかい産毛が、すでにガチガチの剛毛。
毛は手に刺さるし、食べる茎の部分は竹のように固くなっています。

諦めきれずに付近を散策。
2021.04.24ウド2
この場所は一面ウドが生えている感じで、天ぷら用に新芽の部分を少し採取。

きんぴらや和え物用に、芽が出たばかりのものを2株だけいただいてきました。
2021.04.24ウド1
(ウドを根っこから採取すると、次の年から生えなくなるので注意が必要です)


その日の晩ご飯は天ぷら♪
2021.04.24ウド4
高温でカリッと揚げます。

揚げたてのウドの天ぷらに塩を少しつけ、熱々のものを頬張ります。

口の中いっぱいに広がるほろ苦さ。
「ああ、美味いっ!! 春の味だなぁ…。それにめっちゃ貴重品だから余計に美味く感じる」

冷酒を開けずにはおれず、ついつい飲み過ぎてしまいました(笑)。


今日も自然の恵みに感謝です。


↓野生の獣と張り合うなよっ!!と思った方はクリックプリーズ(結構真剣なんです。笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

狩猟の魅力まるわかりフォーラム

土筆(つくし)

「ああ、ツクシが出ている♪」
2021.03.18つくし1

一般的に良く知られている野草?山菜?である、土筆(つくし)を見てそんな事を思います。

大した大きさではなのですが、「摘もうかどうしようか?」と、一瞬躊躇します。


しかし、結局摘むことはせず放置。


何故なら自宅前の私道だったから…。
2021.03.18つくし2 (2)

文句が出るわけは全くないのですが、「あそこの人、道端の草を食べていたわよ」なんて言われかねないからです(笑)。

私自身は何を言われようと問題ないのですが、銃砲を所持している以上、あまり奇異な目で見られるのは避けたいところです。


ま、色々なものに対して、「眺めて愛でる」ことも必要だと感じる今日この頃でした。


今日も自然の恵みに感謝です。
じゃなかった。

色々な事を気にしすぎでしょうか(笑)?



↓自分で思っているよりもずっと「変な人間だっ」と思われているよっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

狩猟の魅力まるわかりフォーラム

フキノトウ2020

雨が降ったので、猟に行かずにフキノトウの様子を見てみます。

雨が降っても雪が降っても出猟していた頃に比べて「年を取った」と自分でも思います(笑)。
(正直、その頃が異常だったと思う…)


「お、ちょっと早い感じだけどなんとか蕾がついてるな♪」
2020.01.14フキノトウ2

フキノトウを見ると「もうすぐ春ですね~♪」なんて昔の歌謡曲の歌詞が浮かんできます。
2020.01.15フキノトウ1
私の少年時代に、お袋が台所で晩ご飯の準備をしながらよく歌っていたのです。


こんな感じの出始めのものを見ると、茎の中心部にフキノトウが生っているのが分かりますね。
2020.01.14フキノトウ3


少しだけ摘んで晩ご飯は天ぷら。
2020.01.14フキノトウ4


熱々のフキノトウの天ぷらを頬張ると独特のほろ苦さ。

ついついビールが進んじゃいます♪


「なんかついこのあいだ暑い暑いって言っていた感じがするんだけどなぁ…」


今日も自然の恵みに感謝です。



↓猟に行かなくても何か獲りに行ってるなっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪ 
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

狩猟の魅力まるわかりフォーラム
カレンダー
05 | 2023/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード