「お!大きなアカエイがいる」

先日潜った時に撮影したもの。
これで両翼の幅が70センチくらいでしょうか。
このブログでも何度か書きましたが、アカエイは美味しい魚です。
新鮮なものはシャキシャキとした食感で、クセが無い白身の上品な味。
ムニエルにしてバターを落とし、レモンをサッと絞って食べると極上のレストランのメインディッシュという感じ。
「でもまあ、今日の所は見逃しておいちゃろう。獲物に恵まれなかったら帰りがけにお持ち帰りになるかもだけどね…」
少年時代はエイを見付けると喜んで獲っていました。
もちろん毒針を持った尻尾に充分気を付けながらですが…。
では何故今は獲らなくなったのか?と言われると「量が多くて食べきれない」からです。

普通のお魚は調理したり、干したり、冷凍したりでそれなりに保存できますが、エイやサメの仲間は時間が経つと独特のアンモニア臭が漂うのです。
色々試してみましたが、こればかりはどうやっても克服できませんでした。
最初はバクバク食べていた身も、美味しく食べれるのは二日目くらいまで。
あとは食べても食べても無くならないエイ肉との格闘になります。
味に飽き、三日目以降は迫りくるアンモニア臭に怯えます。
そんな感じで食べると申し訳なさが先に立って、美味しいものも美味しく感じれなくなるのです。。。
時々スーパーでブツ切りになったエイがこじんまりとパック詰めになって売られています。
「そうそう、これくらが美味しく食べられる適正な量なんだよなぁ」
あなたのご近所のスーパーの鮮魚売り場で、エイ肉のパック詰めを手に取っていい年したおっさんがそんな風に呟いているのを見かけたら、もしかしたらそれは私かもしれません…(笑)♪
もしそんな人を見かけても声はかけないでくださいねっ!
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