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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

シマウシノシタの眼状紋(がんじょうもん)

久しぶりに登場のシマシマシタビラメ。
2019.05.28シマウシノシタ2
正式名シマウシノシタ。

シタビラメの中ではちょっと違う「科」のようで、シタビラメは普通のヒラメと同じように左向きに頭がありますが、シマウシノシタは右側にあるのでカレイの仲間に近いとのこと。
(分かりにくいですが、写真では画面上側に口や内臓があります)


初めてこの魚を海の中で見た時はとても驚きました。

「なにあれ!?なんか縞々模様が動いてる!!」
普通の魚の動き方と異なり、縞々模様をモゾモゾと動かしながら海底を這っているのです。


一説にはヒラムシという毒を持った扁平動物に姿や動きを似せる事で「私は毒を持っていますよ~」ということをアピールするためだとか。
(シマウシノシタに毒はありません)

食べると白身で普通に美味しいお魚です。


そして尻尾の先端に目立つ黄色の丸印がありますね。

眼状紋(がんじょうもん)と呼ばれる目玉模様で、敵を脅かしたり急所以外を襲わせることで外敵から身を守っているとのこと。
2019.05.28シマウシノシタ1
(夜の姿。こちらも画面上側が内臓)

シマウシノシタの場合は、「こっちが目玉だからこっちが急所だよ~」と、尻尾を襲わせる意味合いが強い感じですね。


「ん~、だとするとマトウダイの場合はどうなるんだろう?」
2019.04.25懲りずに鯛釣り5
眼状紋を狙われると一発で致命傷になりそうだ!


ま、どちらも目立つのに変わりはないんだけどね(笑)。



こんな生物たちを見ると、進化の不思議を感じざるを得ません。



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マダコ

急に暑くなりましたね!


暑さに耐えきれず、潜りに行く準備をして海へ♪


しかし車を走らせ、海を見た途端に白波が立って潜れない状況であることが分かります。

「ふう、しゃあない。天気には勝てないもんね」


せっかく来たし、涼みがてら風裏の浅瀬で水に浸かります。

クサフグが砂に潜っている様子でも撮影できればと思って、カメラを手に海へ。
ところがいつもたくさん砂に潜っているクサフグも、波が高くて浅瀬にはいません。

諦めてチャプチャプと水面に浮かんでいると、岩の隙間に生命反応。
2019.05.25マダコ1
(タコが潜んでいるのが分かりますか?)

「お!こんな所にマダコがいる。そこそこの大きさだぞ」

少年時代はタコを当たり前に見る事ができ、生息場所やどうやって獲るかを遊びの中で学びました。
しかし、近年はマダコをあまり見なくなりました。

今のお子様たちは、マダコがどんな感じで生きているのかも知らないんだろうなぁ。


写真撮影のため、ちょっと穴の中から追い出します。

伸びる足に見える独特の吸盤模様。
興奮した赤い体色。

少し泳いで砂地に着底。
2019.05.25マダコ3
砂浜に着底すると、周囲の色に合わせて瞬時に白っぽくなります。
これでも最初から比べるとビックリするくらい色が変わっているのです。


「ま、今日は遊びでカメラだけしか持ってきていないし、良い写真が撮れたから良しとしよう」


次に会う時はこんなに優しくないからね~♪



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アカエイ

「お!大きなアカエイがいる」
2019.05.22アカエイ1
先日潜った時に撮影したもの。

これで両翼の幅が70センチくらいでしょうか。

このブログでも何度か書きましたが、アカエイは美味しい魚です。
新鮮なものはシャキシャキとした食感で、クセが無い白身の上品な味。

ムニエルにしてバターを落とし、レモンをサッと絞って食べると極上のレストランのメインディッシュという感じ。


「でもまあ、今日の所は見逃しておいちゃろう。獲物に恵まれなかったら帰りがけにお持ち帰りになるかもだけどね…」


少年時代はエイを見付けると喜んで獲っていました。

もちろん毒針を持った尻尾に充分気を付けながらですが…。


では何故今は獲らなくなったのか?と言われると「量が多くて食べきれない」からです。
2019.05.22アカエイ2

普通のお魚は調理したり、干したり、冷凍したりでそれなりに保存できますが、エイやサメの仲間は時間が経つと独特のアンモニア臭が漂うのです。

色々試してみましたが、こればかりはどうやっても克服できませんでした。


最初はバクバク食べていた身も、美味しく食べれるのは二日目くらいまで。
あとは食べても食べても無くならないエイ肉との格闘になります。

味に飽き、三日目以降は迫りくるアンモニア臭に怯えます。

そんな感じで食べると申し訳なさが先に立って、美味しいものも美味しく感じれなくなるのです。。。



時々スーパーでブツ切りになったエイがこじんまりとパック詰めになって売られています。

「そうそう、これくらが美味しく食べられる適正な量なんだよなぁ」


あなたのご近所のスーパーの鮮魚売り場で、エイ肉のパック詰めを手に取っていい年したおっさんがそんな風に呟いているのを見かけたら、もしかしたらそれは私かもしれません…(笑)♪


もしそんな人を見かけても声はかけないでくださいねっ!



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ウミシダ

潜っていると、何やら前方からフヨフヨと近付く物体。
2019.05.18ウミシダ1


一見すると海藻の様に見えますが、立派な生物(動物)。

シダの葉のような蜘蛛の足状のものを動かして進んでいます。

泳ぐというより、水を掴んで水中を這っているような感じ。

(動画は他の方がたくさんアップされている様なので検索してみてくださいね)


私が初めて見た時は「海藻が動いてるっ!!」と、かなり驚きました。


近くで写真を獲るとやっぱりかなり気持ち悪い…。
2019.05.18ウミシダ2
一本一本の足(触手?)がムカデの様にも見えますね。


いやぁ~、食べることに関しては意地汚い私ですが、今回はさすがに触手が伸びないなぁ(笑)。


今日の所は写真だけで勘弁しといちゃる♪



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夜の水中写真は難しい

昨日のウナギ獲りで大きめのコチを突いた時の写真です…。

水中ライトの感じや巻き上げた砂やシルトの感じが良いけど、ボケボケ(笑)。
2019.05.16水中写真は難しい1
頭が切れてますしね。

水底に押し付けて「もう大丈夫」となった時の一枚。
2019.05.15夜の水中写真2
背ビレのトゲトゲ感やホコのシャフトと比べて大きさが伝わるけれど、肝心の大きな頭が入っていません。

「じゃあ」と思い、少し離れてシャッターを切りますが、ホコのシャフトで隠れて背ビレのトゲトゲ感が伝わりませんし、やはりこれもフレーム内に魚体が収まっていません。
2019.05.15夜の水中写真3

まあここから確実にエラを切って、水中でストリンガーに通す大変な作業があるので余裕が無かったというのが本音なのですが…。

初めて夜の水中写真に挑みましたが、思った以上に難しかったです。

やはり食い気優先だからでしょうか(笑)?


次回はもっと頑張りま~す~!!


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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