さあ、梅雨も明けたぞ!
少しだけ時間が出来たので近所の海へ。
海を見ると、一見透明度は高そうですが沖には濁りがあります。

ゲリラ豪雨が流れ込んで、たぶん深い場所は濁って視界が悪いだろうなぁ。
苦労しそうな予感。
しかしまあ、とにかく暑いので体を冷やすために水に浸かるとフヨフヨと蠢くピンク色の触手。
しかもたくさん。
「うっ、もう結構な数のアンドンクラゲ出ているな。ここはちょうど地形が扇のようになって流れてきたクラゲたちが溜まりやすいんだよなぁ」
潮溜まりのようになっている場所には、様々な漂着物と共にクラゲも吹き寄せられるのです。
アンドンクラゲを避けながら進むため、透明な水の中を凝視。
おかげで砂浜にいるであろうコチやヒラメは全く見つけることが出来ませんでした。
沖はやっぱり濁っていて、5メートル以上の深度では視界が確保できません。

しかたないので潜行してから濁った水の中で魚を探しますが、当然効率は悪く大きな魚がいても、見えるのは逃げていく姿。
ようやく見つけた魚は酷く痩せたカワハギ。

大きさはそれなりですが、痩せて皮の上からでもゴツゴツした骨の形が分かります。
当然ながら肝も小さく身も美味しくないのでスルー。
「一昔前はこんな痩せたカワハギなんて見たこともなかったんだけど…。相当に磯焼けが進んで食べるものが無いんだろうなぁ」
辛抱強く魚の潜む穴を覗きながら、なんとか40センチ弱のアコウをゲット。

「ふう、苦労したけど晩御飯のおかずは確保できたな…」
自然の中で遊ぶ時は、条件の良い時もあれば悪い時もあります。
こんな時は無理をせずに撤収。
今日も自然の恵みに感謝です。
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