今週は雨もたくさん降ったし、風もあるから今日は潜りは無理だな。
キス釣りの季節なので釣りに行こうかと考えますが、前回の惨敗した記憶が思い起こされます。
「漁師さんの網がまだ入っているだろうなぁ。まあだけど、何事もやってみないと分かんないよね」
そんな感じで自分に言い聞かせ、海へと向かいます(笑)。
釣り場に到着して仕掛けを投入すると、すぐに竿に強いアタリ。

20センチを超える大きなキスが上がってきました。
「よ~っし、もう近くにキス網を入れてないな」
と思いますが、その後はさっぱり釣れず。
釣れても極小のキス。
「やっぱダメか…」
釣れない場所は早めにあきらめて場所移動です。
「目ぼしい場所は網が入っているだろうなぁ。
地磯の間の狭い砂浜だったらどこにキスがいるか知っているから、丁寧にポイントを探ればそれなりに釣果は上がるだろう。
しかし今は満潮の上に風が強くて浪が高い。条件的に良いとは言えないな…」
しばし思案。
「よし、今日は新しい釣り場の開拓でもするか!
条件が悪い時にこそ自分の引き出しを増やす準備をしておかないとね」
これはハンター仲間の先輩方を見ていてつくづく思うことです。
わずかの時間でも暇さえあればフィールドに出かけて情報収集を行い、たくさんの「とっておきの内緒ポイント」や「秘密の技」を持っています。
満潮の時間だったので近くの河口に向かいます。
キスは上げ潮に乗って汽水域にもかなり上がって来るので、ここなら釣れるはずと思ったのです。
しかしまあ、釣りで初めて行くポイントは、魚のいるポイントや潮の流れが分かりませんし、海底の様子や藻の生え具合も手探りで探っていかないといけないので、ほとんど釣りにならないことも多いのです。
針にエサを付けて仕掛けを投げると、いきなりアタリ!
グリグリとリールを巻き上げると、上がって来たのは15センチを超えるハゼ!

(ピンボケでスミマセン)
「なんだぁ!?秋に釣れるハゼはこの時期には5センチくらいのサイズのはず。こんなサイズのハゼいるの?」
キスを釣るつもりが、思いもよらずハゼが釣れてビックリ!!
やはり初めての場所なので障害物に根掛かりし、クサフグの猛攻にも遭います。

(盛大に水を吐くクサフグ)
しかしその後もハゼは釣れ続け、大きめのハゼだけでも20匹以上ゲット♪

「キスの天ぷらのつもりがハゼの天ぷらになっちゃったなぁ。ま、美味しいから良いか♪」
今日も自然の恵みに感謝です。
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