銃砲等一斉検査に行ってきました。
(通称:銃検)
これは所持している猟銃を紛失していないか、不正改造を行っていないか、実包の管理状況が適切か等を確認するために毎年行われ、一月ほど前に所轄の警察署から日時と必要なものに関しての封書が届きます。
だいたい例年日曜日と月曜日に実施。
検査に必要なものは以下となっています。
(1)猟銃・空気銃所持許可証
(2)所持許可を受けた銃砲刀剣類など
(3)実包の管理にかかる帳簿
(4)印鑑
※猟友会の方は猟友会手帳
「検査を受けなかった場合、所持許可取消等の対象となることがあります」
と通知に書いてあるので、何を差し置いてもこの日のスケジュールは空けておきます。
当日は所持する銃砲を全てケースに入れ、警察署のエレベーターに乗り込みます。

盗難の危険性の観点から銃砲は「肌身離さず自己管理」が大原則なので、所持する銃砲が多くて一度に運べない場合でも車に半分残して2回に分けて運搬することは出来ません。
私の場合は所持する銃砲も少なく移動にまったく問題ありませんが、所持する銃砲が多い方などは台車などを使ったりで大変そう。
そんな場合、「ちょっと多過ぎない?所持本数を減らしたらどう?」なんて警察から言われることもあるのだとか。
検査会場に入ると、例年に比べて一つ変わったことが・・・。

最初に顔写真を撮られました。
これは警察の資料にするためだそうで、所持者が警察署に銃砲に関する書類を取りに来た場合など、たまたま担当者が外出していなかったりすると誰が来たのか分からないからだそうです。
受付をして必要書類に記入し、銃砲の長さや口径などの検査。
それから担当者との面接が行われ、健康状態や借金や身辺に変わったことがないかなどを聞かれ、30分くらいでつつがなく終了。
私の場合、昨年末に所持許可証の更新手続きを終えたばかりでしたし、担当の方も「保管状況なんかも見せてもらったばかりですし問題ありません」とのこと。
会場の受験者の皆さん問題なさそうでしたが、担当の方とお話ししていた時に言われたことが
「全国的に猟銃の所持者が高齢になられて、認知症で引っ掛かる方が多いんですよ。まだまだそんな年齢じゃないでしょうが気を付けてくださいね」
ということでした。
自動車の運転免許などでも問題になっている事ではありますが、銃砲所持許可の場合は持っている物が物だしなぁ。
ちょっと怖いですね。
まあとりあえず今年も問題なく終了です。
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