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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

さよなら、夏。今年最後の鮎獲り

9月に入るとめっきり涼しくなっちゃったなぁ。
かつてないほどに暑かった今年の夏ももう終わりか・・・。

本当に「暑すぎて潜りに行く気力も削がれた」ほどの酷暑は初めての経験。
年を取ったのだろうか(笑)?


で、去りゆく夏を惜しんで今年最後の?鮎獲りに行って来ました。
2016.09.14さよなら、夏2

雨が降って濁りが入っていると予想していたけれど、水の中に入ると思ったよりきれいだ♪
2016.09.14さよなら、夏3jpg


ボチボチと鮎をゲットします。
2016.09.14さよなら、夏1
だけど鮎って一年でこんなに大きくなるってすごいよね。


秋は確実にやって来ていて、先日鮎獲りに行った時の気候とは明らかに異なります。
うう、寒い。風に吹かれるともう体が冷える・・・。

2時間ほどで寒さの限界。


水から上がり、体を温めるために帰路のうどん屋さんでハフハフと唐辛子をたっぷりと振りかけたうどんを啜ります。
「ホントになぁ、ついこの間まで暑くてうどんやラーメンなんか食べられない」
なんて言ってたのになぁ(笑)。


帰って鮎の塩焼き。
2016.09.14さよなら、夏5
炭火の温かさが心地良いですね♪


鮎が焼けるのを待ちくたびれたふじ。
2016.09.14さよなら、夏4
飼い主に似て食い意地が張っているので鮎の傍から離れません(笑)。

この後、塩のついていない頭や背骨を美味そうに食べていました。


もうすぐ猟期だなぁ、ふじ。
今年も一緒に頑張ろうな!


今日も自然の恵みに感謝です。


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久しぶりの鮎獲り

久しぶりに鮎獲りに行って来ました。
ここ数年ずっと河川工事をやっていて、川の中を覗くことも出来なかったのです。

工事で河川環境が良いほうに変わったとも思えない。
おまけにこの渇水で無理だろうなぁ・・・。

で、やってくると川の様相が変わっているのにびっくり!
まあまあ清流と呼べる川だったのに、ほとんど起伏もなくなりまるで平坦な水路。

数年前は家族連れで泳げるような場所が何か所もあったのに、人っ子一人誰もいません。
「そうだよなぁ、こんな水路で泳ぎたくないよなぁ」

「こりゃ今日は少しだけ水中観察して状態を確かめて写真を撮って終わりだな・・・」
と思い入水。


雨が降らないから水位が低いのはしかたないけれど、変化に乏しく面白くない川になったな。
2016.08.21鮎4

オイカワ、カワムツ、カマツカ、ヨシノボリ・・・。
やっぱり鮎はいない。


今までの経験から何か所かポイントを回ってみると、ようやくアユの姿。
2016.08.21鮎
泳ぐ姿が美しい。清流の女王と呼ばれるだけはあるなぁ♪

次に行ったポイントではかなり大量の鮎の姿。
「これだけいたら少しくらい獲っても大丈夫でしょう」
というわけで準備。(獲る方法は秘密ということでご勘弁ください)

よっしゃ、初物ゲット!
2016.08.21鮎2
数年ぶりだね。

それから2時間ほど鮎と追いかけっこ。
鮎獲り楽しい♪

久しぶりに童心に帰って水の中をジャブジャブと楽しんだのでした!


それにしても川遊びしている人が誰もいないなぁ。
水面を覗いている人もいないし、もう人々は川に興味なんて無くなったんだろうなぁ。
2016.08.21鮎5

実ってきた稲穂を眺めながら帰る準備をしつつ、そんなことを思ったのでした。


帰ってきて炭火を熾して鮎の塩焼き。
2016.08.21鮎3
火の傍でビールを飲みながら焼くと汗が滴り落ちますが、焼きあがるまでのこの時間が楽しみ♪

焼きあがったものを口に運びます。

パリッと焼きあがった皮にフワッとした身。溶け落ちた脂と腸の苦み、鮎独特の香り・・・。
それらを愛おしむように味わいます。

ああ、美味しゅうございました♪


今日も自然の恵みに感謝です。



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お取込み中のタイワンガザミゲ~ット!

暑くてあまり猟欲もわかず、海水浴場のような砂浜で海を眺めます。
2016.08.16チョウセンガザミ1

あちぃ。

暑さから逃げるように腰の深さほどの浅瀬で水中観察。
「水温も上がり過ぎて生き物も少ない・・・。小さなキビレチヌ、キス、アカエイ・・・」

たまにはホコも持たずにのんびりと水の中を眺めるのもいいもんだ。
大体、水の中に入るといえばいつも目を吊り上げて魚を追っかけまわしてばかりいること自体が、一般の方から見ると相当に異常なんだろうなぁ。

アンドンクラゲが出て人影もまばらになった砂浜を水中から眺めてそんなことを思います。


しかし何もいないな、と思っていた砂浜に岩のような物体。
「お!タイワンガザミ。結構な大きさ!! ん!?しかも2匹いる?」

よく見るとオスのカニがメスのカニを抱え込んで交尾の最中でした。


タイワンガザミは長い手と強靭なハサミを持っているので、網かウナギバサミが無いと捕獲するのを躊躇する獲物です。
2016.08.16チョウセンガザミ5

爪の先はこんな感じ。
2016.08.16チョウセンガザミ4
挟まれると本当に肉に穴が開きます。


「どうしよう?」
軍手は装着していますが、何も捕獲道具を持っていないので迷います。

「まあダメもとでチャレンジだ。挟まれたらハサミをへし折ってやろう」
(そう考えて伸ばした左手を逆のハサミで思いっきり挟まれたことがありました・・・。海の中で泣いた!)


カニはいつもは外敵が近付くとハサミを広げて威嚇するのですが、
2016.08.16チョウセンガザミ3
(このカニはハサミを広げると53センチありました)

交尾中はこんな感じでハサミを折りたたんでいます。
2016.08.16チョウセンガザミ2

そこで両方のハサミを抑え込むように甲羅の上から手を被せて捕まえます。

ガバッと抑え込むと上手く2匹とも手の中に納まりました。
「よし!上手くいった♪」

しかしメスは脱皮して間がなく、外殻が柔らかい状態だったのでリリース。
オスだけを握りしめたまま水から上がります。


カニに限らず野生生物は捕食中や交尾中、縄張り争いの最中などは人間に対する警戒心も薄くなり捕獲率が上がります。
「いや、お取込み中の所ホントにすまんね・・・」


それにしても「今日は水中観察」と言いながら、獲物を見つけたら獲ってしまう自分がイヤ(笑)。
2016.08.16チョウセンガザミ6


今日も自然の恵みに感謝です。


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食い意地が張り過ぎていると・・・

暑いっ!!
なんかもう本当に溶けそうです。

というわけで水に浸かって涼むために海へ(笑)!
2016.07.31食い意地1

暑い、暑い、暑い。
しかし水の中に浸かるとちょっと暑さも和みます。

「もうアンドンクラゲがいるなぁ。お盆も近いもんな・・・」

それにしても今日は魚が少ない。
一番潮が流れている時間帯だから、岩陰に隠れて潮流をやり過ごしているんだろう。

プカプカと水面に浮き、潮に流されながら移動します。

魚が少ないといっても水中を覗くとたくさんの種類の魚がいます。
「今年産まれのアジゴもアオリイカの赤ちゃんもだいぶん大きくなったな。
カタクチイワシの群れきれいだ。
お、デカいボラ・・・」


そして海底に転がるあるものにふと目が留まります。

「タコの死体・・・。まだ死んでそんなに時間が経っていない。
手足が食いちぎられてるな。魚たちにとっては滅多にないご馳走だろう。
それにしてもなぜこのタコは死んだのだろう?タコの天敵のウツボはここらではほとんど見かけないし・・・。寿命かな?」

そんな事を考えてるとタコの死体が横たわる傍の岩陰に見える魚影。
「チヌだな・・・」
2016.07.31食い意地2
なんなくゲット!

44センチ。
この時期のものにしてはよく太っていて美味そうです♪

「捕食したのかは分からないけれど、タコの死体を齧りとっていたのはコイツだな。餌に執着するあまりに危険が迫ってもまったく逃げようとしなかった・・・。食い意地が張り過ぎていたばかりに・・・」

易々と獲れてラッキーでしたが、少し身につまされるものがありました。
フィールドで遊ぶ時にはオレも気を付けよう(笑)。


今日も自然の恵みに感謝です。


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メバルの穴突き

天気が良かったので今日は少し遠征してメバル突きに行って来ました。
2016.07.23アイナメ1

メバルは岩礁に生息して、危険があると逃げ込める穴がある場所を住処にしています。
普段は泳ぎ回っている魚を突くことも多いのですが、魚が潜んでいるポイントを知っていると、潮回りや気候にあまり影響されずに成果が上げられるので、そんな魚の潜む場所をどれくらい知っているかで漁果が変わってくるのです。


現地に着き状況視察。
「よ~っし、今日は透明度も良さそうだ」

潜る準備をして入水。
時々水中から顔を出してヤマダテ(陸地の地形などから目標とするポイントを探すこと)をしながら進みます。

目的とするメバル穴のある場所に到着。
「水面からはメバルの姿はない・・・。穴の中に潜んでいる時間だな」

回遊性の魚と違いメバルは普通物陰に潜んでいて、潮回りが良くなったり捕食行動をする時間帯にだけ姿を現す習性です。

穴のある水深5~6メートルまで静かに潜行。
ホコのゴムを引き絞り、そっと穴の中を覗きます。

「尺(30センチ)超えの大型メバルはいないな・・・」
穴の中にいる中型メバルの中から大きなものの順番に狙っていきます。


何か所かそんな場所を回っていると珍しい魚ゲット♪
2016.07.23アイナメ4
今ではすっかり見なくなった大型のアイナメです。
(写真一番下)
個体が少なくなった原因は磯の荒廃よりも、もともとカサゴなどより寒冷な水温を好むので温暖化の影響が大きいようです。


最後に大物の魚が潜む場所を覗いて行きます。
「ここは滅多に魚が入っていないけど、入っていたらデカい魚なんだよね・・・」

そっと穴の奥を覗き込むと、岩棚の下からわずかに見える大きな胸ビレ。
「デカい!なんだ!?スズキだろうか・・・。いや、クエ?50~60センチの大きさじゃないぞ・・・」

息が続かないので一旦浮上して再度潜行。

「体が見えた瞬間に迷わずホコを撃つ!」
ホコのゴムを引き絞り、魚から死角となる位置で静かに待機。

最初はヒラヒラと大きな胸ビレが見えていましたが、スッと奥に入り込んでそのまま見えなくなりました。
「気付かれたな・・・」

その後何度か潜行しますが、それっきり気配無し。
「さすがそれだけの大きさになるまで生き延びてきただけあるなぁ。オレの負けだ!」
完敗です。


アイナメは38センチ。メバルは一番大きなもので24センチ。
2016.07.23アイナメ2

アイナメはプリプリに太っていたので美味しそうで~す♪


今日の自然の恵みに感謝です。



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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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