「え!?平日なのに釣りに行くんですか?マジっすか!?」仕事を終えてこれから釣りに行こうと目論んでいると、若手の中尾くん(仮名)から尋ねられます。
彼は1年ほど前までは東京都在住だったので、平日に釣りに行くという私の行動が信じられなかったのでしょう(笑)。
そこで一緒に釣りに行くことに。
海に着いて仕掛けを投入すると、見事な満月。

「知っていますか?今日はスーパームーンなんですよ」
「へえ、そうなんだ。スーパームーンなんて言うものがあるんだね」
昇り行く月を愛でながらアタリを待ちます。
「こうやって仕事が終わった平日の夜に釣りに来るなんて、東京にいた頃からはとても考えられません」
最初のアタリはゴンズイ。

ぼちぼちアナゴも釣れます。

アタリを待つ間にペットボトルのお茶を飲みながら暫し談笑。
「狩猟を始めるのは難しいですか?お金はどれくらかかりますか?」
最近では狩猟をしていることを職場でも少しずつカミングアウトしているので、彼からそんな質問をされます。
「う~ん、難しくてお金がかかるかと聞かれればそうとも言えるし、そうじゃないとも言える。特に銃を使った狩猟はね。
でも、どうしても狩猟をしたい人はどんな困難があっても辿り着くし、そういう人じゃないと長続きはしないと思う。
色々と面倒で厄介なことが多いけど、それくらいの覚悟が無いと狩猟という世界にはご縁がないのかもしれないね」
「そうなんですね…」
チリンと竿に付けた鈴が鳴ったので、リールを巻き上げる中尾くん(仮名)。

「スゴイ引きです!これ大物ですよ!!」
奮闘後に上がって来たのは、残念ながら大きなウミヘビ(笑)。

「これ食べられないんですか?」
「味なんて個人の感じ方だし、食べなくちゃ分かんないと思うよ。オレは実際に何度も食べた。な~に、毒があるわけじゃないから食べて死ぬことはない(たぶん…)」
という訳でクーラーボックスに入れてお持ち帰り(笑)。
最後はゴンズイを釣り上げ、早めの9時半に納竿。

ウミヘビを食べてみるという彼のチャレンジ精神に敬意を表し、釣り上げた3匹のアナゴも一緒に彼にあげました。
翌日彼に聞いてみると
「まず魚を本当に持って帰ってきたことに家族がとても驚いていました。
それから全部捌き終わると12時近くになりました。
アナゴは最高に美味かったです。 ウミヘビはゴニョゴニョ…」
とのこと。
わはは♪
また一緒に行こう!
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