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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

カニ獲り

モクズガニは漁業権が設定されている河川では入漁権(鑑札)が必要な場所があります。
また禁止漁法や使用禁止漁具などが設定されている場所もありますので充分ご注意ください。




モクズガニ獲りに行ってきました。

モクズガニは普段は河川に生息していますが、秋になると川を下り海岸で産卵を行うため、汽水域の特定の場所に集まるのでそこを狙うのです。



獲る方法はウナギバサミを使っての捕獲。

干潮時を狙ってモクズガニを見つけて捕まえるというシンプルなもの(笑)。


水中の岩をひっくり返したり、こんな感じのコンクリートの隙間に潜むモクズガニを挟んで捕まえるのです。
2013.10.27カニ獲り2



こういった捕獲活動は基本的に単独行が多い私ですが、今回は同じ猟友会の腹口くん(仮名)と一緒。
2013.10.27


カキ殻などで足を怪我しないように古いスニーカーを履いて水に入ります。



「うひゃあ、冷たい! でも気持ちいい」

二人で砂に足をうずめながら、干上がった河口を進みます。



お!初物のモクズガニをゲット♪
2013.10.27カニ獲り3


岩の下に手を伸ばすと20センチオーバーの大物のハゼをゲット!
2013.10.27カニ獲り5



もう少し獲れる予定だったけれど、この日は苦戦し二人でこれだけの貧果(笑)。
2013.10.27カニ獲り4


う~ん、残念。



カニカゴを仕掛けて引き上げる時のドキドキ感も捨てがたいですが、こういったシンプルな漁法は「獲った!!」という猟欲が満たされてとても楽しいですね。



成果はちょっと残念だったけど、いい年した大人が岩をひっくり返すたびに一喜一憂しながら楽しめた秋の一日でした。






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スッポン探しクイズ♪

恒例のスッポン探しクイズです(笑)。

この画面のどこにスッポンがいるでしょうか?


2013.09.21スッポン探しクイズ




今回は割と簡単かな。









では答え合わせです。









正解はこんな感じです。

2013.09.20スッポン探し2


いつものように頭じゃなくて甲羅が見えている写真でした。


このスッポンも甲長10センチ程の子供だったので捕獲せず。


大きくなるんだよ♪



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なるほどね!

もはや日課になってしまったスッポン探し。

仕事が終わっては池や川などを覗いています(笑)。



しかし暑さのせいか全く見つかりません。


「暑くて障害物の陰の涼しい場所にいるか、砂の中に潜っているのだろうな…。比較的気温の低い朝探しに行ってみるか」



そう考えてお休みの時に早起きして探しに行ってみました。

そうは言ってもいつも見ている場所は、水温は高いし水位は低いしで生体反応がありません。



ちょっと考えて場所移動。

流れがあって水草の生えている場所を周ります。



そ~っと足音を忍ばせ、気配を殺して水面を覗くとビンゴ!2013.08.19なるほど

この写真にスッポンが写っているのが分かりますか?





ちなみに正解はこんな感じです。
2013.08.19なるほど3



分かりやすい写真をもう一枚。
2013.08.19なるほど2


意識して見ないと(意識して見ても)分かりませんね。


昼間はジッと障害物に隠れ、息継ぎの時にだけ顔を水面に覗かせるのでしょう。

なるほど! こりゃあ、分からないはずだ。



このスッポンは15センチ程(左側)と10センチ程(右側)の小型のものだったので獲りませんでした。

しかし2匹一度にいるという事は、この近辺に大きな個体も生息しているはずです。



だいぶんスッポンを探すことに目も慣れてきたし、次は大人のスッポンを連れて来てね♪






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海中の異変

暑いっ!

連日日本列島のどこかしらで40℃を越える今年の異常な暑さは、「猛暑」という言葉を通り越して「炎暑」という言葉が使われるようになったみたいですね。



あまりに暑いので潜りに行って来ました。

しかしお盆を過ぎたこの次期はアンドンクラゲがたくさんいるので、そういう場所を避けて潮通しの良い場所を選んで潜ります。


2013.08.17異変2

海上から覗くと素晴らしく澄んでいます。

「よ~っし、絶好のコンディションだ!」



この場所はキスがたくさんいる場所なので、それを狙って大物のヒラメやマゴチがいる場所です。

「50センチオーバーのヒラメかマゴチが突けたらいいな~」

と思い潜ってみますが、例年たくさん群れているキスがまったくいません。



それどころか通常いないようなツノダシやルリスズメダイなどの熱帯系の魚が群れています。

「一体どういうことだ!?」
と我が目を疑いますが理由は明らか。

連日の高温で通常いる魚が棲めないほどに水温が上がっているのです。

その代わりに熱帯系の魚が生息するようになっているのですね。


「ダメだ、こりゃ!」

魚影も乏しく、いても美味しくなさそうな熱帯魚ばかりなので早々に見切りをつけ、場所を移動します。




かなりの距離を移動して、去年発見した昼間でもウナギがいる場所へ。

苦戦しながらも何とか小~中サイズのものを4匹ゲット。

2013.08.17異変



四万十川では鮎が姿を消したと言うし、長年潜っているけれどこんなにも顕著に水中の生態系の変化を実感したのは初めてです。

このぶんじゃ、来年くらいは本当にイセエビが獲れるかも知れないなぁ…。



まあ、そんな冗談が言えないくらいの変化が海の中で起こっているのは事実です。


しかしイノシシや鹿が爆発的に増えている山の中も同じような状態だし、一般の方が知らないだけで、既に日本の自然はどうにもならない状況なのかもしれませんね。




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1時間1本勝負

急げ急げ~っ!!


早めに仕事が終わったので、潜る準備をして夕暮れ迫る海へと向かいます。

2013.07.201時間


この時間だと潜れる時間は1時間。

効率重視で魚のいる穴に直行し覗いて回ります。



しかし途中でキスの群れている場所なんかもしっかりチェック(笑)。

「岸から見ると砂浜のあの岩の上から○メートルくらいだな。よし、今度釣りに来よう」



昼間ゆっくりと潜るのもいいものですが、1時間限定というのもおもしろいですね。



20センチほどに育ったカンパチの子供の群、アカエイ、トビエイ、50センチを超える大きなボラの群、アジゴやカタクチイワシの群…。

夕暮れ間近の海の中は魚の動きが活発になる時間でもあるので、昼間には少ししか見れない様な魚もたくさんいます。



ポツポツと魚を突きながら一つの穴を覗くと、奥深い場所に大きめの魚のシルエット。

「アコウかアラの子かな…」


頭部を狙ってホコを発射!


確かな手ごたえ。



そのまま引き抜こうとしましたが、ビクとも動きません。

アラや石鯛などは、突かれると穴の中で背びれやエラブタを張り立てて、自分の体を岩の間にガッチリと固定するのです。

無理にホコを引き抜くと必ず外れてしまいます。



何度か潜って中の状況をしっかりと確認。

細心の注意を払いながら、上半身を穴の中に突っ込み魚体を確保。

2013.07.201時間4

アラかと思ったら、先日タイラバ釣りで見たホウキハタですね。

38センチ。



このホウキハタが獲れ、晩ご飯のおかずにするには充分なので岸に向かって引き返します。

夕陽も沈んだし丁度いい時間だ。
2013.07.201時間2



ところが岸近くになると、海岸沿いに潜る時にはいなかった人影がポツポツ…。

2013.07.201時間3
(上がった後にちょっと撮影させてもらいました)

金曜日の夕方なので、若いカップルが夕陽を見ながら愛を囁いているようですね。



イチャイチャと手を繋いだり、肩を組んだりしながら眺めている海の中から魚をぶら下げた人間が現れて、皆さん一様に「ギョッ!」とされていたのは言うまでもありません。


「ごめんね。おっちゃん純粋に魚獲っていただけで、スケベ心も驚かせるつもりもまったくなかったのよ(笑)」




今回の主な獲物。

2013.07.201時間5



ごちそうさまでした!




今日も自然の恵みに感謝です。




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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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