狩猟免許の更新講習が半日で終わり、思ってもみなかった半日休暇。
さて、何をして過ごそうかと更新講習中に密かに思案…(笑)。
「やっぱり潜りに行こう!」
釣りも考えたのですがこの時期は暑いし、ウエットスーツ無しの潜りはこの時期しかできませんしね。
近くの海はもうアンドンクラゲがたくさんいるので、まだ少ない地域まで遠征。
しかし現場に着くと波が高く潜れる状態ではありません。
「う~ん、台風が通過した後のうねりがまだ取れていないか…。」
今年は色々な条件が折り合わず、ほとんどまともに潜れていないため欲求不満(笑)。
舌平目でも獲るか!と思い浅い砂場に移動。
だけどここは近くに川が流れていて、ひどく濁っています。
「昨日、激しく夕立が降ったから濁流が流れ込んでいるんだ…。」

この場所で水深1~2メートルくらい。底がまったく見えませんね。
こんな時はさっさと諦めるのも手ですが、諦めの悪いのが私の長所でもあり短所でもあります(笑)。
とりあえず水の中を見るために水中マスクを付けて泳ぎ始めるけど、水底の様子はまったくわかりません。
視界はどれくらいあるだろう?と潜って確かめますが、濁った水の中を進むと気付かないうちに海底が顔の直前に迫っている状態。
視界は30cm~50cmって感じ。
手が届くほどの目の前に迫らないと海底の様子がわかりません。
まるで味噌汁の中を泳いでいるよう…。
「条件は悪いけれどやってみよう。条件の良い時ばかりじゃなく悪い時も知っておかないとトラブルの時に対処できないしね! まあ、よく知っている場所だし危険はないだろう。」
比較的濁りの少ない海底スレスレを進むと、ボチボチと舌平目がいます。
舌平目は人が近付いてもほとんど逃げないし、魚突きの対象魚としては難易度はかなり低い反面、食べたらとても美味しい魚です♪
大きなものだけを選んで突きますが、視界が悪く海底近くまで潜っての魚探しになるのでかなり苦戦。
同じ漁果を上げるのに、いつもの3倍くらいのエネルギーを費やします。

途中、体の下で水の振動。
巨大な何かが太腿に触れて泳ぎ去ります。
逃げていく物体を急いで目で追いかけると、1メートル近い大きなエイ。
砂の中に潜っていて、私の接近にビックリして逃げる時にヒレがあたったようです。
「危なかった…。尻尾の毒針が刺さらなくてよかった…。」
その後50センチ程のマゴチを見ますが、ホコを構える前に逃走。
チェッ!
濁っていて爽快感はなかったけれど、やはり水の中は色々なことがありとても楽しかった♪
思いもよらぬ休暇を楽しく遊ぶ事ができ感謝です。
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