食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

護衛は任せてっ!

私道に張ったネット(左側)の中のホシノさん達を護衛中のふじ。
2017.04.17護衛は任せて!1
ズボラをして私道の除草のためにネットの中に放ったホシノさん達を見守ってくれています。

石垣の内側(ふじの向こう側)が我が家の敷地で、写真を撮影しているのは共有の私道から家の中を写しているアングル。
ふじには石垣が境界線だということを教え、敷地内から出ないように躾けています。

「ホシノさん達が出ているから私も遊びに行くわ!」
と自分勝手に遊びに行くかもと思っていたのですが、キチンと見守ってカラスなんかが近付くと啼いて追い払っています。

「うう、父ちゃん(私の事ね)はバカだけど、娘がこんなに賢く聞き分け良く育って嬉しいよ♪」


少しだけ真剣な話をすると、大物猟に使う猟犬を使役するにあたり、私が怖いのは咬傷事故です。
一番は人に対する事故。次はペットや家畜に対する事故。

猟犬の持つ狩猟本能を引き出して使役するのが犬を使った狩猟でもあるので、如何に猟犬の持つ本能をスポイルせずに対象とする獲物に対してのみ猟を仕込むかがとても重要だと考えます。

だから私はふじを飼い始め、育てるにあたって老若男女問わずたくさんの人に触ってもらい、散歩で牛舎なんかにも遊びに連れて行きました。
猫とニワトリは自宅で飼っているから問題なし。
実家にも連れ帰ってミックやジャンとも遊んでいるから犬社会も大丈夫。
「ね、皆ふじの仲間なんだよ♪」

しかし豚舎は近くにないし、イノシシと同じ匂いなんで厳しいかなぁ。
なので豚舎が近くにある場所では狩猟をしません。


だけど大失敗な部分が一つだけありました。

「メス犬」と相性が悪いのです。
張り合ってガウガウ言っちゃう感じ。

そう言えばほとんどメス犬と一緒に遊ばせたこと無かったっけ・・・。

『ルパン3世』の峰不二子という女性キャラが自然と頭に浮かんできます。


うう、失敗したなぁ(笑)。


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生きて帰る

「みんな、ちょっと集まってくれ」
各人が見切りを終えて集合すると勢子長が神妙な面持ち。
2017.03.14生きて帰る1

「端木のオヤジ(仮名)がシシ(猪)にやられた。幸い特に重傷という訳ではないけど、本当に殺されかけたらしい。後学のために皆も聞いてほしい」

「えっ!?」
皆の表情が一瞬固まります。


端木さん(仮名)というのは近隣の銃猟ハンターで、私の所属する猟隊とはライバル関係に近いものがあり、決してお世辞にも人柄的に褒められたものではない典型的な一昔前のハンターです。
「ワガママで我が強い」と言えば良いのでしょうか・・・。猟欲が強くて他人との協調性が無く、ちょっと複数の仲間のハンターを引き連れているかと思えば、一猟期も持たずに喧嘩別れする始末。
〔実際に勢子長もかつて端木さん(仮名)と一緒に猟をしていました〕


しかしその人間離れした猟の実力は誰もが認めるところ。
80歳を超えた現在も猟犬を引き連れ、単独猟で山の中を駆け回っています。

私なんぞの駆け出しハンターが見切りをしている時に山の中で出会うと、生物としての強さというか迫力に気圧され、ビリビリと殺気を感じて毛穴が逆立つのを感じたものです。


「あの端木さん(仮名)がシシにやられるなんて・・・」
武勇伝の枚挙に暇がない人物でしたが、危うく本当に死にかけたとのこと。

以下は勢子長から聞いた話を書き起こします。



100kg超えのシシを寝屋から起こして2発弾いたんだ。
首と背骨に間違いなく命中した。

危険を感じたシシは寝屋に籠って出てこない。
止めを撃つために犬の啼いている方向に忍び寄った。

犬の吠えている藪までの距離5メートル。

その場所からではシシの姿が見えなかったから、一歩足を踏み出したんだ。
その瞬間小山のような大きなシシが突進してきた。

銃に残っている弾2発を発射!
だけどシシは凄まじいスピードで2発とも失中。

あっと言う間に宙を舞って地面に叩きつけられた。
シシに突進されて吹っ飛ばされたんだな。

そしてすぐに馬乗りになられてシシが腕に噛み付いてきた。口からはみ出した大きな牙がハッキリと見えたよ。
「腕を持って行かれる!」
噛み付かれながら瞬間的に腕を引き抜いたけど、肉が抉り取られた。

すぐに今度は足元から何度も捲られた(鼻先で突き上げられること。牙で大きな血管を切られると簡単に致命傷になる)。
幸運なことに冬で厚着をしていたのと丈夫なズボンだったから肉に牙が通らなかったけれど、ズボンはズタズタに切り裂かれてボロ雑巾のようになった。
切られはしなかったけれど、突かれて足は内出血だらけ。

なんとか弾を取り出そうとしたけれどそんな暇はない。

次は足首に噛み付かれた。
噛まれた方の足と反対の足で必死にシシの鼻先を蹴りながら、銃弾を撃ち尽くして空になった銃の銃床で何度もシシの脳天をブッ叩いた。

その時に猟犬がシシの後ろからトモ(後ろ足)に噛み付いてくれてなぁ。それにシシが気を取られてなんとか一発だけ銃弾を取り出して仕留めることが出来た。


本当に今回は殺されたと思った。
50年以上シシ撃ちをしているけれど、こんなに恐ろしい経験は初めてだった・・・。



結果的に腕はダメージを受けたけれど全身どこも骨折もせず、状況からすると軽症。


「あの端木さん(仮名)がなぁ。だけどあの人だったからその程度のケガで済んだんだろうな。
これが普通のハンターだったら、弾を取り出すことに執着し過ぎて殺されているよね」

皆でちょっと青ざめた表情で話したのでした。



結局猟の方は、その日は何も獲れずに珍しくボウズ。

しかも猟犬2頭がイノシシの牙で受傷。
重傷でしたが、今のところ幸い命に別状はないようです。


何かと考えさせられ、「出猟したら無事(とは言えないけれど死なないよう)に帰宅しよう」と心に強く思った一日でした。



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な、な、舐められてるなぁ・・・

土日の出猟が終わり、週明けの月曜日の朝。
「ああ、この週末も色々なことがあったなぁ・・・」


出勤のために車を運転しながら社用地に入ってチラチラと眺めるもの。

芝生に転がったイノシシのフン・・・。
2017.03.06舐められてます2

「ああ、また増えている。毎晩敷地内にイノシシが出て来ているんだろうなぁ。
でもあっしには関わりのねえこってす」


何せこれからの私の社会人生活はまだ長いですからね。
「イノシシ殺し」なんて変なあだ名が付いても困るんですよ。


餌を食べるために斜面に生えた木が掘り起こされた痕跡も日に日に激しくなっているなぁ。
掘り過ぎて倒れている木もあるし。
2017.03.06舐められてます5

「でもあっしには関わりのねえこってす」


しかし次に目に入ったものにさすがにギョッとします!
2017.03.06舐められてます3

イノシシのヌタ場(ダニなどを落とすお風呂場)。


金曜日までは絶対に何も無かった。
確かめずにはいられずに車を降りて様子を確認します。

「足跡は70kgくらいのイノシシと50kgくらいのイノシシが2頭。
ヌタ場の水が澄んでいる所を見るとヌタ場を作ったのは金曜日か土曜日の夜中だな」

フンの様子を眺めると他にも複数のイノシシが出て来ています。
うろついて餌を食べるだけならまだしも風呂場を作るなんて・・・。

くっ、な、舐められているな!!


いやいや、平穏な社会生活を送るためにもここは知らんぷりが一番だ。


でもそろそろ我慢の限界かも(笑)。


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特命社員!

とある日の朝、勤める会社の一番偉い人が私のデスクにやって来てこう言われました。

「キミに特命を発動する!総務部との兼務を命ずる」
「へ!?どういうことですか?」

私は今、社内で製品の安心安全を司るような部署にいるのですが、それが何ゆえ総務部!?


でも何となくは分かっていたんですよね。
理由はこれです。
2016.10.01特命1


例年の事なんですが、構内にイノシシが出没して芝生や植え込みを掘り繰り返して行くのです。

出勤するたびに
「ああ、また新しい稼ぎ(掘り返した痕跡)が出来ているなぁ・・・」
なんて片目でチラチラと眺めてきました。


人目のなくなった時間帯を見計らって少し足跡を探してみます。
「最初は40kgくらいの1頭だけだったのに、50kgくらいの別の個体が出てきている・・・」
2016.10.01特命3
(これは植え込みのツツジを掘り返したところ)

どうやら毎日出てきているようで、出勤するたびに稼ぎが増えているのが分かります。
しかもまだ他の人は気付いていないけれど、だんだん大胆になって来て道路に面する敷地の法面まで掘り起こしだしているので「正直マズいな、雨が降ると土が流出してくるぞ」とも思っていたのです。

ここの行政地区の有害鳥獣捕獲担当者(自分の所属する猟友会とは別の場所)も知っているし、なんとかできないこともないけれど・・・。


しかし以前、総務部の若者から聞いた話。
「会社にツバメの巣があって、糞が落ちて不衛生だから撤去したんですよ。ええ、会社の業務として。そしたらそれからず~っと『ツバメ殺し』と呼ばれているんですよ・・・」

そうだよなぁ、良いことだと思うけれど、日本社会では一般的に野生鳥獣は保護すべき対象で殺す対象ではないもんな。
仮に地域担当の有害駆除の方が捕獲しても箱罠の移動や獲物の運搬なんかは手伝わなきゃいけないだろうし、猟期になって私が獲ることになったとしても、絶対にその会社で働く限りは「イノシシ殺し」と呼ばれて、色々な人から陰でヒソヒソと眉を顰められることになるんだろうなぁ~。。。

それは避けたい!!
そんな考えが一瞬で頭の中を駆け巡ります。


「あ、あの~、社長。たとえ私有地であっても野生鳥獣を勝手に捕獲することは禁止されています。野生鳥獣の被害があれば法令に従って駆除許可を得ないといけません。ここは私の所属する猟友会の行政地区と違うので、担当する地区の役所に連絡して捕獲許可を出してもらう必要があります。
それにイノシシを駆除しても侵入経路を塞がない限り、次から次へと違うイノシシが侵入してきますよ。私が侵入経路を特定しますので、まずはそこを塞いで侵入防止の対策をする方が効果的だと思います」
ちょっと裏返った声で答えます。

「おお、そうだね。それは良い考えだ!でもその前に一頭くらい捕獲して皆で猪鍋なんてやりたいと思わないかい?」
見ると社長の目は少年のようにキラキラと輝いています(笑)。

「え、ええ。それも良いかもですね(いや、だからそれは私が嫌なんです←心の声)。
しかしこの時期は山の中の栗やドングリも落ち始めている時期です。強い個体はそれらを食べて太り始めていますが、山から外れ道路沿いのこんな場所で土の中のミミズや昆虫を食べているイノシシは弾き出された弱い個体で、良い餌場に寄りつけず間違いなくガリガリに痩せていて絶対に美味しくないですよ」

「そうかぁ~」
諦められないような顔・・・。


うう、このぶんじゃ近いうちに本当に捕獲命令が出そうだなぁ。


さあ、どうなる特命社員(笑)!?


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狩猟での出来事を振り返る。「これはマズかった!」のワースト3

狩猟ブログなのでたまには狩猟体験を通じて思ったことなども書いてみたいと思います。


今年も狩猟者登録を済ませ、夜風も涼やかになってくると嫌でももうすぐやってくる猟期のことを考えずにはいられません。
今度の猟期で9回目の猟期を迎えることになりますが、これまでの8年間の中で良いこと悪いこと、楽しかったこと苦しかったこと、振り返ればたくさんのエピソードがありました。
まぁ、相変わらず勉強中のヘナチョコハンターに変わりないので、思い出されるのは「ああぁ、失敗したなぁ」ということばかりなのですが・・・(笑)。

そんなたくさんの出来事の中で、私がハンターになって「今考えてもこの行動は軽率だった」と思い浮かぶ出来事のワースト3についてです。

獲物を逃がすなんていつものことなので「失敗した」という範疇にも入らないのですが、次に挙げる事柄は一歩間違えば自分や猟犬の命にかかわるかもしれなかったということで「ワースト3」に挙げました。
(どの事柄も順序がつけられないくらいなので時系列に記載しています)



1.まずはこちら。
(記事にリンクしています)

猟期2年目の出来事。
2011.01.15まぐれあたり2

何がマズかったかというと、鳥猟犬のブリタニースパニエルであるジャンがイノシシを追いかけている時にイノシシを撃ってしまったこと。
「鳥猟犬が4つ足(ウサギなどの哺乳類)を追いかけていても撃ってはいけない」ということは知識として知ってはいましたが、つい撃ってしまいました。

猟犬の持つ本能で、動く野生動物には必然的に興味を持ちますが、撃ってしまうとイノシシを「自分の追いかけるべき獲物」と認識してしまいます。

大物猟で使役する猟犬はイノシシや鹿などの大型獣猟に特化した猟犬であり、牙や角を持った相手との格闘を心得ている血統が脈々と受け継がれています。
もちろん大物猟で使役する猟犬個々でその能力に優劣がありますし、吠え止めが得意な猟犬もいれば噛み止めが得意な猟犬もいます。
遠巻きに延々と追いかけて相手のスタミナを奪い止める猟芸の犬もいます。

鳥猟犬のブリタニースパニエルであるジャンは鳥猟に特化して生み出された血統の猟犬であるので、決してイノシシや鹿を相手に格闘することが得意な猟犬ではありません。
イノシシを獲物として認識させてしまうと猟場でイノシシを追いかけ、何度かまぐれで獲物が獲れたとしてもいずれ大ケガをするか致命傷を受けて死んでしまっていたかもしれません。

幸いにこの後ジャンはイノシシを追いかけることを覚えず今に至るのですが、目先の小さなイノシシを獲る欲に捕らわれてしまった私の愚かな行為だったと思います。



2.次はこの時の事。

2年目の猟期が終わり、最初の有害鳥獣捕獲活動での出来事。

トンネル状になった藪に逃げ込んだ半矢のイノシシを這い進んで追いかけました。
2010.09.26久しぶりのイノシシ3

勢子役の方から「小さめのイノシシだった」と聞いたせいもありますが、複数のイノシシが同じ寝屋にいることなんてしょっちゅうありますし、途中から獲物がすり替わったなんていう経験もあります。
2010.09.26久しぶりのイノシシ2

追いかけていた獲物は45kg程の小さなメスイノシシでしたが、仮に寝屋に大きなオスイノシシが寝ていて、這い進んだ私目がけて捲って(突進して)来たとしていたなら・・・。
イノシシの牙の前には私の頸動脈があり、牙で切られていたら私はこの世にいなかったでしょう。

結果的にケガもなく獲物も獲れたので万事上手くいったのですが、一歩間違えれば大事故になるところで、これも私の思慮の浅さが招いたバカな行為でした。



3.最後はこれ。

8年目の猟期。勢子役2年目の出来事。
2015.11.29100kg獲った2
(これは別の時の画像)

ふじの姉妹犬のさくらがイノシシに切られたとの報告を受け、少なからず動揺して山を下りていた時の出来事。
ふじをリードに繋がず暴発防止のため脱砲(銃から弾を抜くこと)した状態で、ふじが山に入って行き立て吠え(イノシシを発見しての吠え啼き)!

この時点で「猪犬(イノシシ猟に使役する猟犬)が吠えているんだからそこにイノシシがいるだろっ!」と普通にそう思います。
今考えたら、この時点で速やかに銃に弾を装填し忍び寄る場面でした。

しかし猟犬が切られたと報告を受け、やはり冷静ではなかったのでしょう。
銃に弾も込めずに不用意に山に入ってしまい、イノシシには逃げられました。

「何しに山へ入ってたんだよっ!?イノシシを獲るためだろ!!それにさくらを切ったイノシシが逃走中だっただろ?」
と、あの時の自分に言いたい。

イノシシが獲れなかったのはどうでも良いことだけれど、脱砲するならふじをリードに繋ぐか、ふじを放したままだったら山を下りるまで弾を装填しておくべきでした。

さくらの傷が無事に治ったから良かったものの、自分の中途半端さと判断不足でさくらの仇を取れず、ふじを危険に晒してしまいました。



自分の判断間違いや思慮不足から招いた人間や猟犬に起こった危険な出来事。
改めて振り返って考えるとどれもゾッとするものです。

そしてこうやって書いているとそれらは猟期2年目や勢子役をして2年目に起こっているということに気が付きました。
偶然ではありません。

やはり「少し慣れた」ということで気の緩みが出て、起こるべくして起こった出来事だったのだと思います。

「これらを忘れないようにしよう・・・」


参考になるのかどうかは甚だ疑問ですが、少しでも参考になれば幸いです。


ふう、あと2ヶ月もすると猟期だ・・・。

今年も安全狩猟に努めたいと思います。


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猟師の特権

「ハンターをやってて何が良かったですか?」
と聞かれることがあります。

「美味しい野生鳥獣のお肉が食べられることです」
と最近はシンプルに答えるようにしています。

本当はもっと色々と言いたいことはたくさんあるけれど、私にとってこれが一番の魅力です(笑)。


で、食べるにあたって「猟師の特権だな~」と思う事の一つがこれ。
2016.04.30猟師の特権1
これは鹿のアバラ肉と骨。
タンや頬肉などの希少部位や内臓などと共に、ふんだんに骨が手に入ることです。

野生鳥獣のお肉は旨味が強く、濃厚な肉本来の味が楽しめますが、骨から出るエキスも捨てがたいのです。
2016.04.30猟師の特権2
まずはブツ切りにして・・・、

軽く塩胡椒を振ってフライパンで表面を炒めます。
2016.04.30猟師の特権3

焼き色が付いたこの段階でビールを飲み初めてつまみ食いすることも多いんですけどね(笑)♪
2016.04.30猟師の特権4
骨周りの肉って、骨からエキス分が染み出て来るから圧倒的に美味いんすよね!!

で、それを圧力鍋に入れてコトコトと一煮立ち。
2016.04.30猟師の特権5
骨からエキス分が出て、肉が骨からホロホロと離れる様になったら野菜も投入。

トマトや香辛料を入れて本格的に作るのも良いですが、市販のシチューの素を入れても美味しく、充分に味の違いは分かります。
2016.04.30猟師の特権6
これは規定量の半分ほど市販の市販のルーを入れて、残りは自分でアレンジしました。


今、スーパーに並ぶお肉ってスライス肉やブロック肉ばかりで、もともとは「骨が付いていた」なんていう事を知る人は少ないでしょう。
手羽先やブツ切りにした骨付きの鶏肉は見かけますが、牛や豚などの哺乳類の骨って全く見ませんしね。

現代社会ではそれらの骨は一部の料理店に仕入れられていたり、工業的にエキスを抽出して業務用の加工食品に使われるので一般の方が目にする機会って無いですもんね。

でも骨から出る旨味は濃厚で本当に美味しいのです♪
私は鳥でも獣でも骨は大切に使って、煮物のベーススープを作ったり、ソースに仕上げたりしています。
骨付き肉を使った料理に慣れていると、肉だけの料理を食べた時に「何か物足りない」と思ってしまうくらい。


はあぁ~、骨って偉大だ!


今日も自然の恵みに感謝です。


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ダブル電柵!

グループ猟である大物猟の巻狩りを除きますが、私の狩猟のスタイルは「寄り道タイプ」(笑)。
なにか面白いものがあれば車を停めて写真を撮ったり、景色のいい場所ではご飯を食べながらお茶を飲んだり・・・。
川のきれいな場所では水の中を覗き込んだり、時には山菜を採ったりもします♪

まあ、獲物を獲ることも純粋に面白いし、そういう時も多いのですが、最近ではそんな事も含めて狩猟を楽しむようにしています。
そんなことから見えてくることもあったりするんですよね。


そんなある日の狩猟の移動の時に見たものにちょっと驚き!
「おお!これは初めて見た!!」

2016.02.02ダブル電柵2
ダブル電柵!!

田んぼの周囲に2重にイノシシ用の電気柵が張り巡らされたものです。
(この場所はイノシシの被害が多い場所で、左奥の方の山の周囲にはトタン板が張り巡らされています。昔は防御策はこれだけしかなかった)

実際に管理が大変なのだと思いますが、山の中の田畑に設置された電柵は切れたり倒れたりしたものが目立ちます。
そうなるとイノシシにその場所から易々と侵入を許してしまいます。
頭のいいイノシシに「電柵は怖いものではない」と覚えられてしまいますね。

しかしこれだと2重に張り巡らされているからなかなか頑強そうだ!
1つ電柵を突破しても2つ目の電柵でビリビリするだろうし、何より同じ様な経験がないだろうから、触れたイノシシもかなりビックリすると思う♪

う~ん、この田んぼの持ち主さんはなかなかやるね!

だけど単純にコストが倍だから経済的な負担も大変だろうなぁ。
少年時代にはトタン板しか見た事なかったので、電気柵や立派なフェンスが田畑を囲っているのを見た時にはかなり驚いた記憶があるけれど、農家の防御策も年々進歩しているのでしょう。

そのうち人間全体が巨大な塀の中に住んでいるかもしれないな・・・。

そう言えばそんなマンガがあったな、などと思いつつ、過去には「城壁」に囲まれた巨大な都市が多数実在したこともボンヤリと想像したりもしたのでした。


狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP
↑会場でパネル展示していただいています。

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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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