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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

立ち入り検査

2012.01.21立ち入り2
(写真と記事はほとんど関係ありません)


猟銃の所持許可証の更新に伴う、自宅への立ち入り検査が行われました。

事前に家族と、近隣住民の「聞き取り調査を受けてもいいよ」という人とスケジュールを調整しておく必要があります。

家族、近隣住民、警察と各方面のスケジュール調整を行った上で検査日を決定。


まぁ、事前に決めることが出来るのでありがたいと言えばありがたいんですけどね。


ちなみに平日しか立ち入り検査をやってくれませんから、この日も半日休暇をいただきました。
(ここら辺をもう少し融通利かせてくれたらいいんだけど…)



で、やってこられた担当警察官。
所轄警察署生活安全課の担当の方です。

「こんにちは~」
と挨拶を済ませて最初に行ったことは

「ご家族の方に個別に聞き取り調査をさせてください」
とのことで私は別室に待機。

で、そこでどんなことが行われたかと言うと…(後から聞きました)、



「DVとかありませんか?」

「はい?」

「暴力とか振るわれたことはないですか?」

「すみません、よく聞き取れないのですが…」



「DVとかありませんよね?」
とようやく普通の声で話していただけたそうです。


「ありません!(キッパシ)」

まぁ、仮にそういった事項に該当する場合でも、猟銃所持者本人に聞いてもホントのことを言うはずないですもんね。

またDV被害がある場合でも、被害家族は本人を目の前にしては本当のことを言えるはずもありませんしね。


こういった調査方法はなかなか有効なのではないでしょうか。



その他聞かれたことは、
・普段の言動で、キレたりすることはないか。
・付近住人とのトラブルはないか。
・交友関係はどんな人が多いか。
・酒を飲んでの状態はどうか。
等々。



それからガンロッカーと装弾ロッカーの点検。
こちらは軽く点検されただけで終了。


その後近隣住民の聞き取り調査ということで、マンションの大家さんのご自宅に案内します。

こちらも問題なく終了。

思ったより短時間で終了しました。



初めての更新ということもあり、色々と分からないことも多かったのですが、なんとか無事に終わりそうです。




でも聞き取り調査を行う場合、奥さんだけが猟銃所持者だったりした場合も

「DVとかないですか?」
と旦那さんに聞くのでしょうか?

想像すると、ちょっと笑えますね♪






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2011.12.20ハンター
映画『ハンター』公式HP






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猟銃所持許可の更新

猟銃を所持して3年目になり、少し前のことですが猟銃所持許可の更新に行ってきました。

まぁ運転免許証の更新みたいなものですね。


更新受付の期間は誕生日の2か月前~1か月前。
私の誕生日は1月28日なので、更新期間は11月28日~12月28日になります。

猟期に丸被りですね…。
貴重な猟期にわざわざ休みを取って手続きしないといけないので、こんな日に自分を産んでくれた親を怨みます(笑)。


まぁ、そんなことを言っても始まらないので更新の手続きを行います。

事前に警察に連絡して訪問時間を確認。
必要書類と猟銃を持って警察署へ。
2011.12.22更新3



必要書類は以下の通りです。
・猟銃等所持許可更新申込書
・使用実績報告書
・誓約書
・経歴書
・同居親族書  
・診断書 (精神保健指定医等が作成のもの)
・経験者講習修了証明書のコピー
・領収証紙納付書 (証紙代 基本銃7200円 基本銃以外4400円/本)
・身分証明書(本籍地で取得)
・技能講習修了証明書(今回は法改正前なので免除)
・写真 2枚 36mm×24mm (基本銃の場合のみ必要)
・印鑑
2011.12.22更新2
かなり様々な書類を準備しないといけませんね。


今回は始めて所持した猟銃の3年毎の更新時期でしたが、残りの2本は来年の更新。

車の車検と同じで、銃毎に有効期間が決まっています。

残りの2本の銃は、また来年猟期に仕事を休んで更新に来るのは面倒なので、一緒に更新していただけるように「自己譲渡」という手続きも行うようにしました。

3年の有効期間を2年に縮めて、更新の年を合わせるようにすることです。




書類に不備が無いかを確認して受理していただいた後、猟銃の確認。
自己譲渡の2本があるので、てっきり所持している3本全ての猟銃の検査があるのかと思っていたら、必要なものは基本銃の1本のみ。
ちょっと拍子抜けです(笑)。


いつもの聞き取り調査を受けて、とりあえず終了。


1ヶ月以内に保管状況と近隣住民への聞き取り調査が行われるそうです。

我が家は賃貸集合住宅なので、
「住人の入れ替わりも頻繁だし、防犯上猟銃を所持していることを知られたくないのです。聞き取り調査はマンションの大家さんにしていただけませんか?」
とお願いするとあっさりOK。



所持許可証に「更新申請中」のスタンプを押してもらいます。
2011.12.22更新


まぁ、なんとか無事に書類手続きは終了。

年明けに立ち入り調査が行われ、日頃の素行に問題が無いかとか、保管状況に問題は無いかなどの確認が行われます。



今年から担当の係りの方が代わられていて、気さくでフレンドリーな感じ♪

しかし
「へぇ~、猟に行って、どこでどんな獲物を撃ってるんですか?」
とか
「射撃大会にも出られているんですね!どんな大会のどの競技種目に出られているんですか?」
とかの質問が雑談の中で出てきます。

何もやましい事は無いので正直に答えますが、こんな質問にシドロモドロだったら色々と疑われるのだろうなぁ~、と思ったのでした(笑)。




初めての更新だったので結構緊張しましたが、特に何も問題なく終了です♪




追記:所持許可の更新時には該当する銃を持って行くところと、持って行かない所があるようですね。
   私の所轄では持参しないといけないようでした。
   どちらが正しいのでしょうか?
   銃砲所持者の方の経験談や銃砲店関係者のご意見やをお待ちしています♪




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2011.12.20ハンター
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経験者講習会受講

猟銃所持許可の更新に必要な「経験者講習会」に行ってきました。

時間は13時30分~16時30分となっています。
もちろん平日。

仕事の方は午後から半日休暇でも間に合いそうでしたが、色々とやっつけないといけない雑用もあり一日休暇をいただきました。



会議室にて受講。
2011.10.26経験者講習2

初めて来た警察署ということもあり、最初は受講場所がわからず生活安全課で場所をお聞きしました。



受付けをした所轄警察署でいただいた(買った)テキスト。
2011.10.26経験者講習

今回の受講者は16名。
かなりのご年配の方もいれば、私よりも若い人もいます。



まず担当の警察官の方のお話があり、近年の事件や事故の報告。

それから近くの銃砲店の方が講師となり、銃砲の取り扱いについてのお話です。



2年ほど前に銃刀法が改正になったので、改正点とそれに伴う注意点などの話もあります。

今回の改正で高齢者(75歳以上)には認知症の検査が義務付けられたので、模擬試験も行われました。
(かなり難しかった! 早くも認知症が進んでいるのだろうか!?)



講習自体は猟銃を所持するにあたっての一般的な注意事項の再確認といった感じで、最後に事件や事故の再現DVDを見て終わり。

講習修了証の受け取り欄に押印して修了証書をいただき終了です。




講習自体に目新しいことは無かったのですが、猟銃所持者の推移などのお話などで非常に興味深いものがありました。

平成13年度の猟銃所持者は全国で約21万人。
これが平成22年度になると約13万人。

この10年で4割近い所持者が許可を返納したそうです。
主な原因は高齢化によるもの。

更に現在の猟銃所持者の現状を見てみると、大半が60歳以上。
今後10年は益々猟銃所持者は減っていくでしょう。




今回お話をされた警察の方は物腰も低く非常に感じが良い方だったのですが、最後にお願いに近い形の話をいただきました。

「これから猟銃所持者は益々減少するものと思われます。猟銃所持者である皆さんは、今後社会的に必要とされる機会も多くなってくるかと思いますので、どうかご自身の所持許可資格を大切にされてください」




そうだろうなあ、全国的に野生鳥獣の被害が深刻な事態になっていますからね。

生命活動の根幹となる「食」を支える農業が成り立たなくなりつつある日本の現状…。

若者の農業離れ(農業に限らず第一次産業全体にですが…)、輸入農産物との価格の格差、加えて有害鳥獣による甚大な被害が重なれば農業人口が減少の一途を辿っているのも当然でしょう。



日本各地で有害鳥獣の被害と有害鳥獣捕獲に対して税金を投入することが大きくニュースで取り上げられたりしているけれど、これから狩猟行政はどうなっていくのだろう…。

タダでさえ高齢者が多い今の狩猟界なのに、あと10年後となったら…。

これからの狩猟を取り巻く環境と日本におけるハンターの存在意義…。




猟銃の所持許可更新のための講習会に参加して来たのですが、帰途にはそんなことばかりを考えていたのでした。





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猟銃所持許可証の更新

猟銃所持のための許可は3年毎に更新が必要です。
2011.10.26経験者講習2


まあ、運転免許証みたいなものですね。


で、運転免許の更新期間は誕生日の1ヶ月前~1ヶ月経過日までとなっていますが、猟銃所持のための許可の更新期間は、該当年の「誕生日の2ヶ月前~1ヶ月前」となっています。

この「誕生日の2ヶ月前~1ヶ月前」というのが曲者で、運転免許の更新期間と勘違いしてうっかり忘れ、許可取り消しという人が後を絶たないそうな。


私は2年前の8月に猟銃の所持許可を受け、誕生日が1月28日なので、今年の11月28日~12月28日までが更新期間になります。
その期間を過ぎたら特別な理由が無い限り、一切受付けをしていただけません。


しかし猟銃を所持して初めての更新でわからないことだらけ。
こういう時は行きつけの銃砲店に相談です♪

更新に必要な書類を教えていただきます。
サービスで作成してもらえる書類もありますし、安く診断書を書いていただける病院を紹介してもらえたりもします。
(ちなみに紹介していただいた病院での診断書作成の値段は1,050円。また、銃砲店によって対応やサービス内容はマチマチのようですね)


更新の受付までまだ日数があるのでそんなに焦って準備をしなくても良さそうですが、私の場合更新期間が猟期に思いっきり被っている上に年末の忙しい時期なので、事前に集められる書類は集めておこうと思ったのです。



それらの必要な書類は更新の近々になっても揃えられそうですが、警察の開催する「経験者講習」を受講して修了証明書がなければ更新できないことが判明!

すぐに所轄の生活安全課に連絡して、講習会の開催日を教えてもらいます。
県内の警察署が持ち回りで開催しているようで、ちょうど近隣の警察署で行われるそうなので申し込み。

申し込み期限は講習会の1週間前まで。
申し込み書類に写真2枚、手数料として3,000円が必要とのこと。



講習の申し込みはたいして時間はかからないとの事だったので、事前に行くことを伝え、会社を17時に退社して警察署に行ってきました。
生活安全課の受付は17時45分まで。

17時30分を過ぎて滑り込みセーフ(笑)。
特に問題も無く講習会の申し込みをしていただけました。


弾の購入申請するのにも、講習会の申し込みに行くにも平日の昼間にしか受け付けをしていただけないので、私のように平日に休みが無いサラリーマンにとっては度々早引きしたり休みを取ったりすることは大変苦痛でもありますが、得ているのは「猟銃の所持許可」という特殊な許可です。手続きが煩雑で厳しいのも当然とも言えます。

猟銃なんて縁の無い人にとっては、誰でも簡単にホイホイと許可が降りたりすれば不安でしょうがないというのも事実でしょうしね。



初めての更新で、かなり面倒くさいのですが頑張りま~す(笑)♪




経験者講習に続く。








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猟銃用火薬類等譲受許可申請

猟銃を所持して使用するには警察からの許可が必要です。
2011.10.05クレー射撃3


そしてその猟銃に使用する弾を購入するにも許可が必要です。


猟銃用火薬類等譲受許可申請書(ややこしい名前だ)という書類に必要事項を記入し、所轄の警察署(の生活安全課)に行って申し込みをして許可を得なければいけません。

最近、射撃会に出席したりで弾が無くなったので、射撃練習用の弾を購入するために猟銃用火薬類等譲受許可申請手続きに行ってきました。

必要書類は
・猟銃用火薬類等譲受許可申請書(これくらいの期間に〇発弾を買うので許可してくださいと申請する書類)
・消費購入計画書(いつどこで弾を買って、どこで何の目的のために消費するのか予定を書いた書類)
・実包管理表(どこで何の目的で何発消費したかの実績と現在の残りの弾数を記入した書類)

場合によっては射撃場での成績表やスコアカードの提出を求められます。

簡単に書くと
「猟銃用の弾を買うので許可ください。使う予定はこんな感じで、今までの実績と残弾数はこんな感じ」
ということです。


あらかじめ電話をして係の方の予定を聞いて行きますが、係の方もご多忙なので順番待ちで待たされることもあります。

そんな時に撮ったショット。


薄暗い廊下に窓には鉄格子。
2011.10.21譲り受け

「ああ、オレもついにこんな所にお世話になるようになっちまって…」
2011.10.14譲受2

とか

「ウチの子供がご迷惑をおかけしています…」
2011.10.14譲受3

な~んて妄想をしてしまいますが、なにも疾しいことはないのでへーき(笑)。

しかしここは警察署、時には手錠を掛けられ腰縄を付けられた人が警察官と一緒に通過したりすることもあります。



で、弾の購入許可なのですが、初心者の内は許可される上限が800発です。
射撃場にどんどん行って、バンバン弾を撃つようになると許可数も増えるみたいですね。

私の現在の弾の使用実績は2年間で2,000発ちょっと。
今までほとんど射撃練習をしていなかったので、800発の申請をしても期間内に使い切ることが無かったのですが、この3か月は大会に出たり練習したりで800発を使い切ってしまいました。

そこで今回は2,000発の申請をしてみることに。

係の方に使用実績をお見せし、これからは射撃練習の回数を増やす旨を伝えるとあっさりと許可が降りました。


手数料2,400円。
許可証を書いていただき、その場で発行していただけます。
(担当の警察署によっては、申請から発行までに3日かかったりする所もあるそう)


さあ、弾を買う準備も出来たし猟期までにあと2回射撃会もあるし、射撃練習をしっかりして3回目の猟期に臨むぞ!








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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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