※お盆の頃の出来事なのですが、備忘録として記しておきます。
「およ?なにこれ!?」
いつの間にか庭に山芋のツルが出てきているのは知っていたのですが、この様な状態になっているのは初めて見ました。

調べてみると「山芋の花」とのこと。

山芋掘りで山へ行くのは秋から冬にかけてですし、この暑い時期に山入りすることはほぼ皆無だったので見たことがなかったのです。
「白くて小さくて可愛い花だな~」

しかも山芋は雌雄別株で、長い間山芋掘りをしてきて初めて知った衝撃的真実!!
「マジかっ!?」かなりビックリ。
写真の様に花の房が上を向いているのは雄株。
雌株の花房は下を向いているとのこと。
ちなみに
「ムカゴ」と呼ばれる、茎の部分の小さな芋状の物体は「茎が肥大したもの」で雌雄どちらの株にもでき、羽根つきの種子は雌株にのみ出来るとのこと。
「山芋」として食べている地下のイモは雌雄どちらの株にも出来ます。
種子だけでなくムカゴからも新たな芽が伸びて増殖できますし、地下のイモは翌年の新たなツルの養分となりそこからも増えます。
3つも増殖方法を持ち、その繁殖スピードは驚異的なものがあるのですが、山芋掘りの愛好者によって繁茂も抑えられていたのでしょう。
種子やムカゴが風で飛んできたり、鳥によって運ばれたりしていつの間にか庭木に蔓が伸び、「ほったらかしていたら蔓だらけになって酷い状態になった」という話も聞きますが、山芋掘りの人がほとんどいなくなったこれからの山の中はどうなるんでしょうねぇ。
まあ、山芋自身はイノシシの格好のエサになるのでイノシシが増える原因の一つになるでしょうけど…。
晩秋になったら我が家の山芋も掘ってみるかな~。
まだまだ厳しい残暑が続きますが、皆様お体ご自愛下さい。
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