釣ってきたヒラゴ(小さめのヒラマサ)。

初めてお魚の匂いを嗅ぐイトちん。
手前はモリさん。
「どうやって食べようかねぇ」

(細長いのは同船された方からいただいた赤ヤガラ。美味い魚です)
ヒラマサはとても美味しい魚なので、そんな事を考えては口の中にヨダレが溜まります。
まずは脂のよく乗った腹身のお刺身。

捌いていると包丁の刃先に脂が回り、指が脂ぎって来ます。
刃先の感覚で「これは絶対美味い!!」と確信。
「刺身は2~3切れ食べるのが適量で良い」
なんていう方もおられますが、私は腹いっぱい食べたい派。
刺身醤油にワサビ、レモン果汁に岩塩の2種類の調味料でいただきます。
「うおっ!!これはウマっ!!ちょっと馬肉みたいだ♪」口の中に放り込むと「パァ~!!」っとコクと甘味のある脂が口腔内に拡がります。
脂身を洗い流すため、クイクイとすすむ冷酒(笑)。
それなりの大きさのヒラゴだったけど、全体の4分の1ほどをペロリと完食!!
次の日は漁師をしている兄貴に「どうやって食べると美味い?」と聞くと、
「皮付きの炙り刺しだな!!」と即答。
ということで、早速造ってみました。
ウロコは擦り落とさずにすき引き。

(側線の黄色いラインの下側の皮をすき引いているのが分かりますか? よく切れる包丁で切ると、大根のカツラ剥きの様にウロコだけが削りとれます)
よく切れる包丁でウロコを切り剥がすのですが、この方法だと身にダメージが少なく炙りにしても分離しにくそう。
それからバーナーで皮を炙ります。
「皮目はしっかりと満遍なく炙ること。炙り残した場所があったり、炙り方が足りないと噛み切れなかったり生臭くなるからな。あ、皮と身が分離しやすいのでよく切れる刺身包丁を使うこと」

そんなアドバイスをもらったのでしっかりと皮目をバーナーで炙り、溶けた脂身を落ち着かせて切りやすくするため、炙った柵を冷蔵庫に入れて冷やします。
実はこの時点で溶けた脂の焦げた匂いが部屋中に充満し、ヨダレダラダラ(笑)。
横でその作業を見ていたふじもヨダレダラダラ(笑)。
で、切ったものがこちら。

「これは美味い以外の何物でもない…」
一切れ摘まんで口に運びます。
「う~ん、昨日は脂身とヒラマサの身の旨味が張り合ってケンカしていた感じだけど、炙りにしたら見事に合体して一体になった感じだなぁ」
あまり自分の作ったものを自画自賛したくはないのですが、久しぶりにちょっと感動。
「ああ、健康診断近いのに困るなぁ…」
ついついこの日も冷酒を飲み過ぎる羽目に(笑)。
ま、美味しいもの食べている時が一番幸せだから良いか♪
今日も自然の恵みに感謝です。
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