食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

カイガラムシ

猟期が終わって草木の芽が伸び出すこの時期は、毎年剪定作業に何日かが費やされます。
伸びきった枝を切り落としたり、葉を刈ったり・・・。

もう本当に植物の生長ってすごい!
光合成をして太陽光だけでこんなに枝葉が伸びるなんて驚異でもあるし、植物なしには動物の繁栄があり得なかったことも実感できます。

この時期は梅の木や槇の木の新芽にアブラムシが付くんですよね。
2017.04.25カイガラムシ1

こんな枝は切り落としてホシノさん達に啄ばんでもらいます。

嗚呼、素晴らしきかな命の循環♪
きっと明日の卵はアブラムシの味がすることでしょう(笑)。


そしてふと梅の木の幹を見ると、何やら見慣れぬ物体。
2017.04.25カイガラムシ3

集中してくっ付いている場所もありますね。
2017.04.25カイガラムシ2

樹液を吸うカイガラムシです。
放っておくと被害が拡大し、葉が縮んだり木が枯れたりします。

気持ち悪っ!

早速駆除開始!
薬剤を使う方法もあるのですが、嫌いなので物理的駆除。
切り落とせる枝は切り落とし、幹に付いたものはデッキブラシでゴシゴシ擦り落とします。
2017.04.25カイガラムシ4

擦るだけでボロボロと落下していきます。
それを啄むホシノさん達。

これで明日の卵はアブラムシ+カイガラムシミックス味だな(笑)♪


幸いにカイガラムシの被害は大したものではなく、すぐに駆除も終了。

植物の恩恵も受けながらも植物と戦い、虫とも戦い、野生動物とも戦って人類は今の繁栄を成しえたんだな・・・。
そんなことを思ったのでした。


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ハリガネムシ

ふじの散歩途中の路上で懐かしいものを発見!
2016.09.29ハリガネムシ2

カマキリとお腹を突き破って飛び出るハリガネムシ。
まだカマキリもハリガネムシも生きて動いています。


ハリガネムシはカマキリやバッタの体内に棲む寄生虫で、その身体をを乗っ取ってしまい、最後には自分が水中で産卵するためにカマキリを操って水辺に移動させてしまう恐ろしい奴です。
(人間には寄生しません)

検索してみると結構おぞましい動画がありますのでご注意ください(笑)。


初めて見たのは小学生の時。
カマキリを捕まえて遊んでいたら、肛門から何か細長いものがシュルシュルと出てきて、それはあっという間に結構な長さになってトグロを巻いて蠢きだしたのです。(そしてすぐカマキリもハリガネムシも死んだ)
ゾワヮ~っ!なんじゃこりゃ!?

今みたいにインターネットも何もない時代だったので、すぐに学校の図書館に行き、それがハリガネムシという寄生虫であることを知りました。


それからはカマキリの膨らんだお腹の状態を見たら「あ、こいつはいるな」というのが分かりだしたので、捕まえてはお腹をモミモミしてわざとハリガネムシを出したりしていました。
時には複数匹出てくることも・・・。

ああ、子供って残酷。。。


久しぶりに見るとやっぱりかなり気色悪い。
「人間だとどんな感じだろう・・・。お腹や肛門からから蠢く電気コードか車を牽引するワイヤーロープが出てくるという感じだろうか?」

それにしても自分の体内から(時には腹を突き破って)自分の身長より遥かに長い寄生虫が出てくるって・・・。
考えただけで相当に恐ろしい。


野生で生きるということは大変なことだと思います。


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ヌカカ、襲来!!

ドンッ!ドンッ!!
ホシノさんたちが寝ている場所辺りから太鼓を打つような音。
2016.08.19ヌカカ1

「何の音だろう?」
不思議に思って鶏小屋を覗きます。

「特に変わったところはない・・・。でも確かに音はここから聞こえた」

ドンッ!
ホシノさんがしきりに足を踏みしめ、扉の桟を打った時に出る音。

「なんだろう?なぜこんなに足を叩くように踏みしめているんだろう」
不思議に思い、ヘッドライトで照らしながら周囲を詳しく観察。

小さな虫がたくさん飛んでるな・・・。
鶏糞に虫が湧いたのか?明日は鶏小屋の掃除だな・・・。

でもこの小さな虫がホシノさんの足にも止まってる。
2016.08.19ヌカカ3
何気なく一匹を潰してみると、プッチと潰れて血が出ます。

「え!血!? なんだ???」
2016.08.19ヌカカ6


再度周囲を確認してみると、鶏小屋の扉にも芥子粒のように小さな黒い点多数。
2016.08.19ヌカカ2

印をつけるとこんな感じ。
2016.08.19ヌカカ5


これは少し追い払った後の画像なのでこの程度なのですが、最初に見た時にはこの倍くらいの密度でした。

「ギョエェ~ッ!!なんじゃこりゃ!?」
急いでネットで調べてみると「ニワトリヌカカ」のよう。

「糠のように小さな蚊の一種で普通の網戸では防げない。多数集られて吸血され、時には鶏が貧血で死ぬこともある」
とのこと。

「こんな芥子粒のような小さな虫がどれだけ血を吸ったら鶏が貧血で死ぬんだ?」
と、ちょっと愕然とします。

もしかして先日突然死した原因もホシノ(♂)さんもこのヌカカのせいか!?とも思いますが、はっきりとした因果関係は分かりません。


しかもこのニワトリヌカカはロイコチトゾーン病という届出伝染病を媒介するとのこと。
今のところロイコチトゾーン病の判別基準である緑色便は見られないので大丈夫そうですが・・・。


「ドンッ!」という音は、ホシノさんたちが足についたヌカカを振り払おうとして踏み締めた音ですね。

「こんなに血を吸われて痒かっただろう。かわいそうに・・・」
ヌカカに対して無性に憎しみが沸き、直ちに殺虫剤を手に鶏小屋に踵を返して駆虫。
更に蚊取り線香を設置。


それにしてもこんな吸血虫がいるなんてなぁ。


それからは蚊取り線香を炊く毎日。
面倒なので家畜用の電子蚊取り器を購入しました。


ホシノさんたち、初卵はまだ産んでくれませんが、卵一つ食べるのにも相当な苦労が要ると実感した出来事でした。


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イノシシジラミ

久しぶりの「寄生虫」カテゴリー記事のアップです。
このブログに訪れてくださる方の中にはこのカテゴリーの記事を楽しみにされている方がいるとかいないとか(笑)。
まあ、いつもの通りグロイので、ご理解のある方のみ閲覧をお願いします。



先日、オイノコさんが来られた時に最初に獲れたメスイノシシ。
2016.03.08オイノコさん再び2

実はこのイノシシは3本足でした。
2016.03.10イノシシジラミ1

少し前に括り罠にかかり、足を引き千切って逃走したもの。

骨が見えていましたが、傷は治りつつありました。
これから気温が上がると傷口からの感染症などの危険性が高くなるので、生き延びられるかどうかは不明ですが・・・。

しかしこの個体は傷が癒えつつあったとは言え、ガリガリに痩せていました。
深手を負い、自分の生命力を頼りにジッと傷が癒えるのを待っていたのでしょう。
ケガで餌も満足に食べられず、寄生虫を取るためのヌタ浴びも出来ずにジッとしていた感じ。

解体場に運ぶ時には体温の落ちた宿主に蠢く無数の虫たち。
宿主の体温が落ち次の宿主を探すために移動を始めたのです。

ぞわわわ~っ!!と頭が痒くなるほどにダニやシラミが付いていました。
「ヌタ浴びが出来ないとこんなに寄生虫が付くんだ・・・」

中でも目立ったのがイノシシジラミです。
2016.03.10イノシシジラミ2
写真は極々一部ですが、無数のイノシシジラミが体表近くに出て来ていました。

ダニと違って結構な速さで移動します。
2016.03.10イノシシジラミ4
移動スピードがあるので動けなくなった野生動物などは格好の標的となるのでしょう。

このイノシシを捌くと、ガリガリの上に皮膚はガサガサでした。
ダニやシラミに相当集られていたのでしょうね。


こんなのを見ると、野生で生きるという事は本当に大変な事だと思います。
畏敬の念すら覚えます。


今日も自然の恵みに感謝です。


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イノシシの疥癬病

初猟の日に勢子副長が立て撃ちしたメスイノシシ。
2015.11.09イノシシの疥癬1

76kgのよく脂の乗った個体でした。
2015.11.09イノシシの疥癬3

山から引き出して見ると、背中の数ヵ所、毛が抜けています。
2015.11.09イノシシの疥癬2

最初は「猟犬が噛んで毛が抜けたのかな?」と思いましたが、皮膚がカサブタ状になっています。
どうやら疥癬病に罹っているようですね。
昨年、疥癬病にかかった鹿は初めて捕獲しましたが、イノシシは初めて見ました。

今はイノシシや鹿の個体数が増えているから動物間での感染も広がるだろうし、これからも疥癬病にかかったイノシシや鹿が増えるだろうな・・・。
もしかして一昔前のタヌキの様に大打撃を受けて、イノシシや鹿が激減するかも。
まあ、それも増えすぎた野生鳥獣をコントロールする自然機能の一つとして、しようがない事なのかもしれない・・・。

そんな事を考えながら解体場へ到着。
そして何事の無かったように解体して、メンバーの皆でお肉を分配。

ええ、美味かったですよ(笑)♪

疥癬病に感染していても、症状が重篤でなかったらお肉の味に問題はないようですね。
(判断は各人の自己責任でお願いします)


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ママカリウゴウゴムシ

色々と忙しく、ネタが溜まっているので少し前の話になりますが、今回は久しぶりの寄生虫カテゴリーのお話です(笑)。


アジとママカリを釣りに行った時の事です。

釣り上げたママカリを見ると、撥ねる魚体の体表に何か付着しています。
2015.03.24ママカリウゴウゴムシ1

しかもかなりの頻度で、中には2匹も3匹も付いているものも見られます。
2015.03.24ママカリウゴウゴムシ2

「こっ、これはママカリウゴウゴムシだっ!!(勝手に命名)」
ウゴウゴ虫っていうのは「ウオノエ」とか「タイノエ」と呼ばれる寄生虫を私がそう呼んでいるだけですけどね(笑)。

引っぺがして見るとこんな感じ。
2015.03.24ママカリウゴウゴムシ3
鈎爪で魚体に張り付いて体液を吸っているようですね。


帰宅して捌いているとクーラーボックスの底には結構な数。
2015.03.24ママカリウゴウゴムシ4

「これってママカリを人間と考えたらどれくらいの大きさだろう。500mlのペットボトルくらいだろうか? そんなものをぶら下げて生きるなんて・・・」


野生で生きるということは本当に大変な事だと思います。


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鹿の疥癬病

先日、とある地域の行政の有害鳥獣被害対策担当の方と話をする機会がありました。

「我々は鹿の増加係数を1.3/年としているのですが、この増え方は異常ですよね」
「え!?今は昔と違って鹿は年に2回お産しているので増加係数1.3なんてことはありませんよ」
「ええっ!?鹿って年1回のお産じゃないんですか?」
「昔は春に1回お産をするだけだったけど、今は秋の猟期に母乳が出ている鹿も普通に獲れます。秋にも子を産んでいますよ」

親鹿の半数がメスだとして、年に1回出産したシカが全て元気に育ったら増加係数1.5。
(鹿は一回のお産で一頭の子供を産む)
病気やケガや寿命で多少自然淘汰があるので1.3という係数がはじき出されたのでしょう。

しかし地域での違いはあるのでしょうが、実際には秋にも出産をしていて、猟期が始まって間もない11月上旬にも子鹿を連れた親鹿がいたりします。
年に2回出産をしていたら単純に鹿の増加係数は1.6になりますね。

そして山の中も里山も下草刈りをしないから餌は豊富にあるし、温暖化が進んで寒さで子鹿が死ぬことも少ないだろうし、天敵もいないし、変な伝染病も発生していないし・・・。
そう考えると実際の鹿の増加係数は1.7~1.8くらいになるかも・・・。

実際に今まで生息していなかった地域などでも見られるようになり、山の中でも爆発的に増えていますしね。


そんなことを思いながら出猟し、本日の猟果は鹿が2頭。
2015.02.08鹿の疥癬1
1頭がオスの成獣で、もう1頭が秋に生まれた小さな子鹿。

しかし白いビニールシートに包れた子鹿には異変が・・・。
2015.02.08鹿の疥癬3

顔面から頭部を覆うかさぶた・・・、抜け落ちた体毛・・・。
疥癬病のようですね。

疥癬病はヒゼンダニの寄生によって皮膚がカサブタ状になって毛が抜け落ち、やがては衰弱して死に至るという、野生動物にとってはとても恐ろしい病気です。

以前、疥癬病に罹ったタヌキの記事をアップしたことがあったのですが、鹿は初めて見ました。
疥癬病に罹患したイノシシやアナグマの話は聞いたことはありますが、鹿にもうつるんですね。

かつてタヌキの間に疥癬が大流行し、生息数が激減したことがありました。
近年では終息に向かい、またタヌキが増え始めたようですが、それにはかなりの地域差があるようです。

また実際に鳥インフルエンザが流行してからは、鴨類は大打撃を受けてその数が激減しています。
(あくまで私が狩猟を行っていて感じたことですが・・・)


野生動物の生息密度が増加し過ぎると、餌の奪い合いやテリトリー争いなどの面から、そしてこの様な伝染性の病気が流行した時に大ダメージを受けるという点から、ある程度個体数を調整する機能が自然界には働いていると私は考えます。

疥癬病や鳥インフルエンザ、口蹄疫や豚コレラなどがその原因として挙げられますが、これだけ鹿やイノシシが増えた現状ではどちらの勢力が上回るのかは分かりませんけど・・・。


「昔はなぁ、鹿やイノシシなんかそこらじゅうにいてちっとも珍しくもないし、獲ったら有害鳥獣捕獲報奨金なんてものが出ていたんだぞ・・・」

しかし私たちがシルバーエイジのハンターになった頃には、若いハンター達に遠い目をしてそんな昔話をする日が来るかもしれませんね。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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