食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

トラウト&バードナイフ

自分が使うためのナイフをナイフ工房南風(親父の作業場のことですが)に作ってもらいました。


釣りや鳥撃ちに使うためのトラウト&バードモデルナイフです。
2013.08.03トラウトアンドバード
ブレードの鋼材はATS34。
シース(鞘)は5mm厚のサドルレザー用の牛革を使用。

全長約21cm。ブレードの長さが約10cm。


ちょっとした山歩きやキャンプなどでも重宝するタイプですね。

だからと言って決して華奢な作りというわけではありません。
何十年にも渡ってフィールドで遊び、時には危険な目にも遭った親父の作った物なので、ハードな使用にも充分耐え得る造りです。


今回の物は自分の好みや最近の使用方法を考えて、通常のトラウト&バードモデルよりも若干細めのブレード。

グリップの鹿角は自分で好みのものをチョイス。


実際に握ったらこんな感じです。
2013.08.03ナイフ222

私は手が大きいので(手を広げた時の親指と小指間の長さが約22cm)、ナイフがちょっと小さく見えるかもしれませんね。

しかし魚釣りや鳥撃ちには最適なサイズです。




うん、良い出来だ♪


砥ぎ減ってブレードが半分くらいになり、グリップの鹿角の白い部分が飴色になるまで使い込もう。



親父、ありがとう!



にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

スポンサーサイト

影打(かげうち)

大物猟に使う新しいナイフを卸しました。

いつものように親父が開いているナイフ工房「南風」の作品。(写真下)
2012.09.28影打ち

上が今まで使っていた大物猟用のペアナイフ。
私がハンターになった時に記念にもらった、親父の使っていたもののお下がりです(笑)。


今回のものはブレードの長さが4センチほど長い罠師モデル。(写真上)
2012.09.28影打ち3

今まで使っていたものはブレード20センチ、全長34センチ。
罠師モデルはブレード24センチ、全長38センチ。(写真下)
2012.09.28影打ち2


今まで使っていたものでも充分な長さでしたが、去年の猟期に100kgオーバーのイノシシを刺し止めた時に苦戦し、「もう少し長くてもいいかな」と思ったのも事実です。

そこで作ってもらうように頼んでいたのですが、親子割引をしてもらっても貧乏サラリーマンの私にはなかなか手が出る値段ではありません。


しょうがないのでジッとある機会を待っていました。
そしてついにその機会が訪れました!


それがこちら。

グリップの方から眺めると…
2012.09.28影打ち4

血で滑ったりしないように指を掛けるヒルトの部分に僅かなヒビ。
2012.09.28影打ち5

黄色の部分。分かりますか?
2012.09.28影打ち6


もともと金属に潜在していた僅かな歪みが、研磨工程で顕在化したもの。
滅多にこういうことはありませんが、作ってからしか分からないものです。

ブレードは問題なくA級品ですし、使うにあたって何ら問題はありませんが、ナイフとして見た場合B級品ですね。


このような不測の事態に備える為に、南風では注文を受けた場合、必ず必要数以上のものを作製します。
日本刀で言う影打(かげうち)ですね。



「オレはもう年だから自分用のナイフも軽いものに作り変えているが、お前の体格と体力ならその大きさで山を駆けても問題ないだろう」
と親父。



早速先日使ってみましたが、バランスもよく大きさも重量も全く気になりませんでした。

うん、良いナイフだ♪



さあ、これで今年の猟期は100kg級の大物イノシシが半矢で逃走しても一撃で差し止めちゃうもんね~!!





にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

特別オーダーナイフ

親父の開いているカスタムナイフ工房「南風(みなみかぜ)」の新作ナイフが完成しました。
2012.08.18オーダーナイフ111

2本ともトラウト&バードモデル。
渓流釣りや鳥撃ちのための小型のナイフです。

2012.08.18オーダーナイフ3
5mm厚の手縫い革シース付き。



ナイフ工房「南風」では基本的に実用ナイフしか作りません。
「ナイフはアウトドアでの基本的な道具なんだ。道具は使って初めて良さが分かるもの。実際に使って欲しいから見せかけだけの装飾ナイフやコレクションのためのナイフは作らない。」
と、ハンターである親父の考えからです。


今回の写真の下のナイフは、実は私の友人からの特別注文品。
「今度海外に行くことになって、お世話になっている方に『世界でオンリーワン』のプレゼントをしたい。その友人はもうご高齢だけれども、かつてハンティングをされていて大英帝国勲章をいただいた方なの。ナイフの良さも分かってくれると思うし、手元に置いておくと自分がハンティングをしていた時の事を懐かしく思ってくれると思うの。」
とのこと。

親父に事情を説明すると「そういうことなら喜んで作ろう」と快諾。

しかも
「海外に出るものなら日本の職人技を披露しないとな!」
といつも以上の張り切りよう(笑)。
(いや、出来栄えは同じなんですけどね…)



ブレードは防錆効果が高く、仕上げの美しさで定評のある440C。
2012.08.18オーダーナイフ2
相手の方の年齢を考え、渋めのヘアーラインフィニッシュ。
(写真では分かりにくいですが、上のナイフはピカピカのミラーフィニッシュのATS34ブレード。)


『世界でオンリーワン』のものをと言うことで、ハンドルの左右にエスカッションプレート(ネームプレート)を埋め込みます。
2012.08.18オーダーナイフ222



う~ん、なかなか良い出来ではないでしょうか。



喜んでもらえたら嬉しいなぁ~♪






にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村




作製途中

親父の開いている「ナイフ工房南風」の製作途中のナイフ。

2012.07.09作製途中


一番下が親父が実際に狩猟(大物猟)で使っているもの。

上2本がそれよりも約3センチ長い「罠猟師モデル」。


焼入れが終わり、ブレードの成型がほぼ終わったところ。
製作過程を順序良く写真撮影したらおもしろいのですが、休みの日にしか実家に帰れないのでそれも出来ず…。




これからハンドル材を選定。
なかなか楽しい作業です♪

天然素材の鹿角は一つとして同じものがありません。
ナイフとの相性を見ながらフィッティングさせ、全体的に仕上げていきます。




完成はまだ先の話になりますが、使っていただける方の安全と豊猟をお祈りいたします。





にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

2011.12.20ハンター
映画『ハンター』公式HP





醤油作り体験

醤油作り体験をしてきました。

醤油作りの体験させていただいた場所はミツル醤油醸造元さん。
ミツル醤油の若き醤油職人「城 慶典さん」の奮闘記はこちら

原料や製法にこだわり、昔ながらの醤油仕込みを復活させようと現在奮闘中です♪



私は食品メーカーの開発に携わる仕事をしていますし、趣味でイノシシの生ハムなんぞを作っているせいか、微生物の働きを利用した醸造食品にはとても興味があります。
(いえいえ、決して密造酒を作ろうなんて魂胆はこれっぽっちもありませんぜ!)


ミツル醤油さんの仕込み室に入ると、昔ながらの大きな木桶がドーンと並んでいる様子に感動!
醤油作り1
高い場所から撮影させてもらったので分かりにくいかと思いますが、相当に巨大な木桶です。

桶の中はこんな感じ。
2012.05.20醤油作り8
醤油の基となる諸味(もろみ)がゆっくりと時間をかけて熟成されています。
その熟成期間はなんと2年!!

熟成途中ですが、とても良い香りが立ち込めています。


見学者に分かりやすいように、熟成の進み具合がわかる展示がされています。
2012.05.20醤油作り9
原料の大豆と小麦が微生物(麹菌)の働きによって分解されて、徐々に色付いていますね。



さあ、いよいよ醤油作り体験の開始です。
費用は2,000円。

これが醤油の基となる麹。大豆・小麦に種麹を仕込んだものです。
2012.05.20醤油作り2


ペットボトルに麹を押し込んでいきます。
2012.05.20醤油作り3

次に規定濃度の塩水を作ります。
2012.05.20醤油作り4

麹を入れたペットボトルに塩水を入れて…。
2012.05.20醤油作り5
(写真に写っているのが醤油職人の城 慶典さん)

城さんに専用工具でキャップを嵌めていただきます。(ここだけはプロの方にお任せ)
2012.05.20醤油作り6

よく攪拌した状態。
醤油作り2
大豆や小麦が塩水を吸って、膨張していますね。


城さんから保管温度や攪拌の仕方を教えていただきます。
(詳しく書いた説明書をいただけます)

この状態で持ち帰り、最初の一週間は毎日攪拌。
それからは週に一回の割合で攪拌を1年半ほど続けて濾過すると、自分だけのオリジナル醤油が出来上がるのです。

1年半というととてつもなく長い時間のように思われるかもしれませんが、普段何気なく使っている醤油は、本来こうやって作られている(いた?)のです。

熟成期間を短くし、調味料や着色料などの食品添加物を加えた一般的な醤油が悪いものとは言いません。
安価に大量生産されたそれらのものが、現代社会の食を支えているのも事実だからです。


しかし敢えて時代に逆行するような昔ながらの醤油作りに挑戦する城さんの姿勢はとても素晴らしい!
なぜなら、利益や生産性や効率ばかりを追い求め、現代の日本人が忘れてしまった大切な物がそこにはたくさん詰まっていると思うからです。




その後特別に、きれいな麹室(こうじむろ)や工場内を城さん自らが案内してくださり、作業内容などを詳しく説明していただきました。

特に麹の仕込みの時期には昼夜を問わず作業があるそうで、仮眠を取りながらの大変なものだそうです。

そう説明してくださる城さんからは物作りの喜びが伝わり、柔らかな物腰ながらも、その顔は職人としての誇りに満ちていました。



城さん、今回は本当にお世話になりました。とっても楽しかったです!




持って帰った醤油の基。毎日飽きずに眺めています(笑)。
2012.05.20醤油作り10
これは10日くらい経った時の写真。


美味しくなるんだよ♪








にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

2011.12.20ハンター
映画『ハンター』公式HP







毛鉤

毛鉤を作っている友人に、猟期に獲ったキジの羽根を差し上げたら(どうせ捨てちゃうものだし。笑)、素敵な毛鉤を巻いてくれ返って来ました。

2012.04.22毛鉤2


「テンカラ釣り」という日本古来の釣り方に使う毛鉤だけれど、普通の毛鉤とはちょっと変わった感じ…。
「逆さ毛鉤」と言うのだそう。



粋だねぇ!



最近はとんとご無沙汰だけれども、学生時代は熱心に渓流に通っていたなぁ。


ラムネ瓶の様な色の澄んだ水の流れ…。

宝石のように美しい魚体のヤマメ…。



今年はちょっと渓流釣りにも行ってみようかしら♪






にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

2011.12.20ハンター
映画『ハンター』公式HP










スキナー(プロトタイプ)

スキナーとは毛皮を剥ぐ専用のナイフのことです。



狩猟を始めて諸先輩方に恵まれたおかげで、私はルーキーとしてはかなりの数の獲物を捌かせてもらったと思います。

おかげで骨格の仕組みも理解できたし、狩猟における急所なども自然と体感することができました。


しかし、その中でも苦手なのが皮剥ぎ。
(猟期にお世話になっているグループは毛抜き、地元猟友会は皮剥ぎで解体方法が違います)

特に皮剥ぎに於いては、脂肪が美味しいイノシシは皮に脂身が少しも付いていないことを要求されます。


地元猟友会の中にはイノシシの皮剥ぎがとても上手い方がいて、その方の使っているナイフが専用の変わった形なので、形状を伝えて大雑把なスケッチを渡しナイフ工房を開いている専属職人(親父です)にプロトタイプを作って貰いました。
(プロトタイプの鋼材は相変わらず、工業用鋸の刃)
2012.04.12スキナー2


ブレードはこんな感じ。
2012.04.14スキナー2

「鋼材の薄さとドロップポイント(先っぽのカーブの形)は良いけど、一気に皮を剥ぎたいからあと5センチ長くして欲しい」
ということでダメ出し…。


「まあ、とりあえず使ってみろ。ダメだったら新しいの作ってやるから」


春の有害鳥獣捕獲も始まっているし、すぐに使う機会は訪れるでしょう。


作ってもらってこんなことを言うのは親不孝とも思われるでしょうが、やっぱり道具は使い手が使いやすくてナンボ。
妥協を許さずユーザー第一に考えないとそれは只の自己満足に終わってしまいます。



ナイフに関しては一番の理解者と思ってくれているのか、親父が新作のナイフを作った時に最初に見せるのが私です。

「どうだ?」なんて聞かれて、「まったくダメだ。こんなの出したら名前を墜とす」なんて言われたら徹夜で改良していますし、「いいんじゃない」と言われたらとても嬉しそうですから(笑)。



今回のナイフもダメ出しをしてしまったけれど、でもやっぱり「親父、ありがとう♪」










にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

2011.12.20ハンター
映画『ハンター』公式HP






カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード