食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

刀匠のお話を拝聴しました

刀匠(刀鍛冶)の方のお話を聞く機会があったので拝聴してきました。

ハンターをしていると日常的に刃物を使用しますし、単純に興味があったからです。
実はハンターになるずっと以前から物作りをする職人という仕事に憧れていましたし、その中でも鍛冶屋は最も興味のある分野でした。


話をお聞きした刀匠のお名前は瀬戸吉廣さん。
2017.07.02刀匠のお話3pg

〈プロフィール〉
刀匠 瀬戸吉廣
昭和21年生まれ。大分県出身。久留米大学卒業後、サラリーマン生活を経て、人間国宝隅谷正峯氏に入門。文化庁長官賞や毎日新聞社賞など数々の賞を受け、人間国宝に次ぐ無鑑査刀匠。伊勢神宮の式年遷宮に二度直刀を奉納するなど日本を代表する名工の1人です。



会場の様子はこんな感じ。
2017.07.02刀匠のお話1
おお、陣幕が張ってあってなかなかの雰囲気。
それに刀造りに使用する様々な道具が並べられていますね。

左下にある木箱は鉄を鍛える時に使う鞴(ふいご。風を送る装置)で、木箱の外側と内側の可動部分(エンジンでいうとピストン部分)の隙間に空気が漏れないようにタヌキの毛皮が張られています。

実は展示されている道具の中のこの鞴だけはミニチュアで、司会進行を務めた私の友人が刀匠に憧れ大学時代に作ったもの。
この鞴を見た瀬戸さんが「変わった人がおるなぁ」と思って、この会が実現したとのこと(笑)。


さてさて、お話が始まり刀匠の瀬戸さんのプロフィールから。
瀬戸さんは大学卒業後、サラリーマンをされた後に刀鍛冶になったという異色の経歴の持ち主。

時々クスッと笑えるような話を交えながら、穏やかな口調で日本刀の歴史や変遷などが語られます。

本来人を殺す武器として造られたものが、なぜ芸術にまで高められたのか。
なぜ日本人は刀に惹かれるのか。

「本来、種子島(鉄砲)が伝来した時点で、日本刀というものは武器としての役目を終えて用無しになった訳です。
しかしその後鉄砲は全く進歩することなく、逆に日本刀はすっと進化し続けてきた。
それはやはり刀がどこかで日本人の在り様というか心の支えになってきたからだと思うんです。

日本人が帯刀していた時代は常に刀を大切にし、真摯に向き合ってきた時代。
鞘当てが無いように、どんな人込みでも整然と左側通行が行われていた。
それが帯刀しなくなった明治時代になると途端に、道の歩き方の秩序も無くなって、政府がわざわざ左側通行を励行しなければならなくなったんです」


次に日本刀の作り方。
2017.07.02刀匠のお話7
真ん中下にある「ゴロッ」とした塊が材料となる「玉鋼(たまはがね)」。
砂鉄を原材料として、たたら製鉄で作られるもの。

「日本刀の歴史の中で一番優れていたものは鎌倉時代のもの。現代の刀匠の誰もがこの時代のものを参考にし、再現しようとしているけど分からないことだらけなんですね。
元素分析などの技術を使って解析すると、現代の技術ではどうやっても作れない事がはっきり分かるんです。
時代が違うと言ってしまえばそれまでなんですけれど、これだけ科学が発展した現代でも昔の人が作れていたものが作れない」

2017.07.02刀匠のお話6
(短刀を手にお話をされる瀬戸さん)

そして瀬戸さんの仕事場の写真と共に日本刀の製作工程が映し出されます。
「鉄(玉鋼)を沸かして(熱して)いくんですけど、大切なのは中心温度。表面温度ではなく常に鉄の中心温度のことを考えながら造っています。
そうじゃないと刀にした時に全く粗悪なものになってしまいます」


なんか一人の社会人として、命と向き合うハンターの一人として心に沁みる言葉ばかりでした。



講演が終わり瀬戸さんと少し話が出来る機会があったのでお聞きしました。

「刀匠をやってて一番良かったと思えることって何ですか?」

ウーンと考えた後、
「上手くいかんことです。作っても作っても上手くできない。やっている内に目も肥えて益々自分の刀の欠点も見えてくるから嫌になる・・・。
だから次こそは!と精進しようと思えることですかね。
まあそこが一番辛いところでもあるんですけど・・・。アハハ!」
と笑う瀬戸さん。

大変貴重で面白いお話をありがとうございました。



そして会場を後にしてコインパーキングに向かうと、両手にスイカを持った青年。

「どこかで見た顔だなぁ」と思っていたら、脱サラをして専業農家をしている友人。
スナックにスイカを届けに行く所とのこと。

「お久しぶりです。なにしてるんですか、こんな所で!?」
「刀匠の方の話を聞いてきたんだ。元気に頑張っているみたいだね」
「生活はカツカツです。でも色々なことがあって面白いですよ♪」

日焼けした人懐っこい顔でニカッと笑う彼。
うん、いい笑顔だ!! 応援してるよ♪



なんだかとても良い夜でした♪



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手紙

帰宅してポストを覗くと、ダイレクトメールや宅配便の不在通知に混じって一通の手紙。

薄めの葉書に乱れた感じの走り書き。
「ん!?なんだこりゃ?」

薄っぺらい水色の手紙にざっと目を走らせます。
「にわ鳥をはなしがいにしてケイフンを畑にまき(原文ママ)・・・」

そこまで読んで「ドキッ!!」として冷や汗が出ます。

と言うのもニワトリのホシノさん達を庭に放し飼いにして飼っていて、
「お腹が減ったわ!何かちょうだいっ!!コッコッコッ」
と、夜明けの朝5時前から鳴き始める日々が続いていたからです。
2017.05.29手紙2

「うう、遂に来るべきこの日が来たか(鶏鍋の日とも言う)。
そうだろうなぁ、飼っているオレでも毎朝5時に強制的に起こされる生活は堪らんものがある。
ホシノさん達の鳴き声がご近所迷惑になって、事を荒立てたくないご近所さんの誰かがそっと苦情を書いた手紙を投函されたのだろう」


「にわ鳥をはなしがいにして(早朝から騒音に悩まされ)、ケイフンを畑にまき(悪臭を撒き散らし)、お宅は近所迷惑というものを少しでも考えたことが・・・」

しかしそう続くと思った手紙は次の様に文字が繋がっています。
2017.05.29手紙1


「にわ鳥をはなしがいにしてケイフンを畑にまき

おいしい野菜を作り、自給自足の楽しい生活を

なさっていて、私達はそれを幸福に感じます。

そのようになぜならなかったのでしょうか。

新聞やニュースでは毎日のようにミサイルや自ばくテロの

事を報道しています。

聖書は、今の時代の事を終わりの日に生活しているといっています。

先ゆき不安な時代ですが、神の言われることをきいて

安心して住らす事ができます。又聞いてください

エ〇バの証人 〇〇」


宗教かいっ!?
ちょっと「ホッ」。


いや、ウチは充分間に合っていますから。。。


しかし宗教の勧誘に来た方が我が家のホシノさん達を眺め、ちょっと世界平和のことを考えてホノボノとしたのかと思うと、少しだけ穏やかな気持ちになれます。

まあ、これはこれで有りかな(笑)♪


いやいや、それにしても本当に久しぶりに冷や汗かいちゃった!!


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ニライ家再び!

「さあ、今日は砂浜へ走りに行こうか!」

という訳で海辺で走り回るミックとジャンとふじ♪
2017.05.13ニライ家再び1
いや~、楽しそうだね♪


しかしこの時は遠路はるばる訪ねてくださったお客様が。
久しぶり~!のニライ家の皆さんです。
2017.05.12ニライ家再び6
(ニライ家撮影)
画面手前よりニライ、カナイ、ジャン、ふじ、ミック。
なんか一頭だけ違うの混じってるんですけど・・・(笑)。


実はニライパパのご実家と私の住んでいる場所が結構近く、
「ゴールデンウィークに帰省するのでお会いできませんか?」
とのことでニライ家の皆さんと再会。


ニライ(右)は実家で飼っているジャン(左。ブリタニースパニエル)のお母さん。
2017.05.12ニライ家再び4
久しぶりの親子対面♪

ニライ、早く足のケガが良くなるといいね!


ジャブジャブジャブと皆さん海を堪能中♪
2017.05.12ニライ家再び3
左よりジャン、ミック、カナイ、ふじ。
なんか一頭だけ違うの混じってるんですけど・・・(笑)。


しかしここで大きな問題が!
我が家のふじとカナイちゃんの相性が良くない(笑)。

まぁ、ふじはいつもメス犬との相性が悪いから、ある程度想像できていたのです。

互いにガン見で一触即発のカナイちゃんとふじ。
2017.05.12ニライ家再び5

はいはい、そこまで!
二頭とも犬社会での勉強がもう少し必要だね♪


そして更に問題が!!
いつもは呼び戻しも完璧ですぐにリードに繋がれるふじが繋がれるのを拒否して遠くに行こうとします。

「なぜ?お客さんが来てふじなりに緊張しているのか?」
と思ったら実は海辺の暖竹の藪中にイノシシが寝ていたそうで、ニライ兄くんがイノシシを目撃!

「ああ、イノシシがいたから猟欲が優先して繋がれたくなかったのか」
納得。

まあ、丸腰だったのでどうしようもないし、人間にもワンコ達にもケガ無くて良かった。


最後に皆で記念撮影♪
2017.05.12ニライ家再び8
なんか一頭だけ違うの混じってるんですけど・・・(笑)。


ここでもカナイをガン見のふじ(笑)。
ふーちゃん、そろそろ「峰不二子」を卒業しようね~。


ニライ家の皆さん、遠路はるばる来ていただいてありがとうございました!

またお会いしましょう♪



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新年のご挨拶2017

明けましておめでとうございます。

今年は鳥年ということで、鳥の写真をば。
2017.01.01元旦
コガモの群れ。

毎年ここで一年の抱負などを述べているのですが、過去のものを読み返してみると実現できたのものあったり、出来なかったものもあったりで、自分の事ながら「あの時はこんなことを思っていたなぁ」など思い出しておもしろいですね。

で、改めて考えてみましたが、私の今年の目標は「楽しむ」ということです。

年齢的なものか仕事も忙しくなり精神的に余裕がなかったのでしょう。昨年のフィールド活動を思い返してみるとあまり楽しめていなかったように感じます。

それと健康管理ですね。
もともと体は頑丈な方だと思っていたのですが、近年病院に行くことが多くなってしまいました。
「無茶な生活が祟ったんだろうなぁ」と心当たりが多過ぎて少し反省です(笑)

あまり過信せず少しは体を労わりながら、大好きな狩猟や釣りや潜りを目一杯楽しみたいと思います。


皆さま、今年もよろしくお願いします♪


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今年一年を振り返って2016

今年も今日で終わりですね。
2016.12.31大晦日1
(相変わらず陽気で太陽のような輝きを持つジャン♪)

毎年ここで自分の一年間の振り返りを行っているのですが、今年は振り返る暇がないほどに忙しかったですね。
また、ブログで書きたいネタが溜まっているのですが、なかなか書く暇がなく更新できていません。

私の今年一年の漢字を選ぶとすれば「回」でしょうか。
公私共々に目が回るほどの忙しさだったし、実際に眼振(がんしん)という目が回る症状が体に出てしまいました。


それでも狩猟やブログを通じてたくさんの方と交流することが出来、また多くのコメントやメッセージをいただいてとても嬉しかったです。
ありがとうございます。


そして今年はニワトリのホシノさん達がやってきた年でした。
2016.10.16除草能力2
途中、オスのホシノさんが突然死するというアクシデントに見舞われましたが、メスの4羽は元気に毎日卵を産んでくれています。

ニワトリの飼育は初めてでしたが、色々と新しい発見や驚きがあり楽しかったです。
また、ニワトリ飼育のことでご近所さんとの交流も深まったのは思いもよらない効果でした(笑)。


そしてふじのお婿さんを迎えてふじの子を取りたいと思ったりしたのですが、こちらは上手くいきませんでした。
来年はふじの子供を授かり、「新しい家族が増えました♪」なんていう報告が出来たらいいですね。


最後になりましたが、拙いブログに今年もたくさんの皆様にご訪問いただき誠にありがとうございます。
来年が皆様にとって病気や事故や怪我がなく、豊猟・豊漁・豊作・商売繁盛の幸せ一杯の良い一年ですように。


今年も一年お付合いくださいまして本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
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ニワトリ効果♪

「コォ~ッ、コッコッコッ!」
ご近所のおばあさまが我が家の前を通る時に必ず鶏の鳴き声を真似しながら通ります。

なぜなら我が家のホシノさん達は
「なになに!?何くれるの?」
と、人の姿を見るとワラワラと群がってくるからです(笑)。
2016.10.24ニワトリ効果1

おまけにネットを飛び越えたり、地面を掘ったりしてしょっちゅう敷地外に脱走しています。

自分が在宅中で気付いたらその度に捕まえて敷地内に連れ帰っていますが、ご近所さんが捕まえてくださることも度々。
(すみません、すみません・・・)

それに雌鶏だからたいして鳴かないと思っていたら、卵を産む時には朝早くから結構大きな声で鳴くし、恐縮しきりでずっと鶏小屋に閉じ込めて飼うことも考えてしまいましたが、意外なご近所さんの反応。

田舎なので以前ニワトリを飼っていた方も多いようで、我が家のホシノさんを捕まえて連れ帰ってくださる手つきも慣れたもの。
しかもその口元はほころび眼尻は垂れ下がっています。

「いやぁ、ワシも昔はニワトリを飼っていたんだ。久しぶりにフワフワした羽毛を掴んだよ」
「卵を産んでいる声が懐かしくて、ウチもチャボでも飼おうかなんて話してるんだよ」
「まぁ、お宅のニワトリさんはなんて人懐っこいの!?人を見たら寄って来るから可愛くて朝の散歩コースになってるの♪」
「それにワンちゃんもなぜニワトリと仲良しなの?」

などという会話が自然に生まれ、たくさんのご近所さんと打ち解けることが出来ました。


いやぁ、ホントに適当な飼い主でスミマセン。。。


「だけどね、お宅のニワトリは人懐っこいから気を付けた方が良いわよ。一昔前に近所で飼っていたニワトリが盗まれる事件があったから!」
「えっ!?今時ニワトリを盗んでいく人がいるんですか?それは戦後すぐの食糧難の時代とかじゃないんですか?」
「いいえ、まだそんなに昔の話じゃないわ。烏骨鶏という珍しいニワトリが盗まれたのよ」
「・・・。(心の声)烏骨鶏が珍しかったのはもう30年以上も昔の話だ・・・。たぶんその頃の話だろうなぁ」


いやいや、野良ニワトリを見つけて「獲って食べてみようか!」なんて思った人間もいたじゃないか
油断できないぞ(笑)!

2016.10.24ニワトリ効果2

という訳でホシノさん達の警護はよろしくね!ふじ♪


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ま、ま、ま・・・

ま、ま、ま、松茸もらった~っ!!!
2016.10.08松茸2
(お友達からお裾分けをいただきました。ありがとうございます(^^)/♪ )



一番に行ったことはマツタケ犬の仕込み(笑)♪
2016.10.08松茸1


「いいかい、ふーちゃん。山でこの匂いを見つけるんだ。(←大事)

イノシシと松茸の匂いが同時にした場合は、イノシシは放っといて松茸の匂いを優先するんだ。(←ここ大事)

そして見つけても大きな声で吠えちゃダメだ。小さな声でコッソリ知らせに来るんだよ。(←ここ一番大事)」


「ウキュ~ン、むずかしい~・・・」

ちょっぴり悩むふじでした(笑)♪


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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