「ああ、春だねぇ…」
とある光景を見て、そんな事を思います。
その光景とはこれ。
「モグモグモグ…」と草を食べるヤギ。
実はこれ、近所の農家さんや牧場、時には普通の民家で飼っているヤギの、出張除草サービスなんです。
ヤギの飼い主さんから見ると「新鮮な青草をたくさん食べさせられる」という事で助かりますし、
土地の持ち主さんから見ると「農薬は使いたくないし、人力で抜くと大変なのに、ヤギは無料で草むしりをしてくれる」というOKOK!!の関係です。

(むこうを向いている写真しか撮れなくて残念!)
ヤギは大食漢なのでかなりの草を必要とするとのこと。
最初にこれを見た時は「ギョッ!!」としました。
ヤギは小さなものから大きなものまでたくさんの種類がいますが、初めて見た時は大きな個体で立派な角と髭を生やしていたからです。
それが結構人通りの多い場所に、無造作に係留されていたのです。
かなり驚きましたが、少し冷静になると「とても良い光景だな♪」と思いました。
私が通っていた小学校では「飼育小屋」があって、たくさんのウサギやニワトリや小鳥が飼われていました。
「飼育係」としてよく餌やりや水換えの世話をしていたものです。
雄鶏同士が流血の決闘をして一羽が死んだり、新しく産まれたウサギに悲惨な事故が起こったり(詳しい内容は書きません)、イタチや野良猫が侵入して一夜にしてたくさんの命が無くなったり…。
そんなことをたくさん経験して「命」ということを、実体験として感じることが出来ていたのだと思います。
今は鶏インフルエンザなどの影響で、飼育小屋がある小学校が少ないと聞きました。
「ああ、だから動物園のような我が家にたくさん小学生が集まって犬やニワトリを見ているんだろうなぁ」
用事があって早めに帰宅すると、近所の小学生が集まって、我が家の動物を見ている光景が思い出されます。
子供って生き物好きだけど、今はなかなか触れ合える場所が無いですもんね。
「我が家のホシノさんも残り一羽になって、かなり雑草の勢力が勝ってきているからなぁ」
去年はニワトリの人工孵化に挑戦して5羽のヒヨコが孵ったけれど、全部オンドリだったという悲劇を経験しているから、今年は素直にメンドリを購入しようかと考えますが、もうすぐふじのお子様も生まれてきそうです。
「今年はヒヨコの世話をするのは無理だろうなぁ」
そんな事を考えます。
「いっそのこと子犬と一緒に子ヤギを育ててみるか?」
なんて事を考えてしまうのは、私が疲れているからでしょうか?
いやいや、ふとそんな妄想をしてしまうのも、私にとっての毎年の「春の出来事」だったりするのです(笑)。
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