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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

ブログを始めた本当の理由

あぁ、忙しさにかまけてブログの更新を滞っていましたが元気にしています。
心配のあまり連絡をくださった皆様、申し訳ありません。

気が付けばもう師走で、年月の過行く速さに毎日ビックリ…。
私はといえば、相も変わらず山へ行ったり海へ行ったりで日々獲物を追いかけています。

ブログを更新できなかった一番の理由は、もうすぐ生後6か月を迎えるイトに体力を削られまくっていたからです。
2022.12.05本当の理由2
写真だけ見ると立派な成犬ですが、まだまだ子供。
とても甘えん坊です。

毎日朝5時に「起きたからオシッコ!!」と吠えまくるのは相変わらず。
更に最近冷え込んできたので、夜中の3時くらいに「寒い!!」と吠えて起こしてくれます。

現実の生活を送る上で仕事はしなきゃいけないし、山や海へと繰り出しての捕獲採集生活は止められないし、フィールドで体を動かし過ぎてヘトヘトに疲れているし(週初めが一番ヘロヘロ)、どうしてもブログを書くエネルギーが無くなって更新が疎かにならざるを得なかったのです。


猟行記や釣行記はボチボチ書ける時に書いていきたいと思いますが、ブログを書いていない時に「なぜブログを書き始めたんだろう」という事を改めて考えてみました。

というのも
「なんでブログを始めたのですか?」
と聞かれたことが何度もあるからなんですね。

「備忘録程度になんとなく…。それに狩猟の世界ってムチャクチャおもしろい話がたくさんあるんですよ」
そんな時はいつもそう答えていました。

ある意味それは事実なのです。
幼少から狩猟という世界を身近に存在するものとして育った私としては当たり前のことでも、狩猟を知らない人から見れば興味津々な話題ばかりだった感じです。

それに今はネット社会で情報は何でも入手できる社会になりつつありますが、狩猟という特殊な世界のことは地域性やそれぞれの環境などで詳細が相当に異なってきます。
日本各地で諸先輩方が山を駆けずり回って得た貴重な体験談を「こんな面白い話があるんだよ」と、知ってもらいたかったのも真実です。


しかしですね、それよりも確実に明確な裏の理由が本当は存在していました。

「(私を含め)我が強くワガママな人が多いハンターという人種」と何度かこのブログで書いていますが、そのハンターばかりの狩猟社会に入門するに於いて心掛けた事ということになります。

それは「自分で発信できる場所を作らないと困った事態が発生しても何も出来ない」という事態を想定してのことでした。

「何か困った事態」という物を具体的に言うと、例えば北海道砂川市でヒグマ駆除の時に起こったような問題です。
「砂川市猟銃所持許可取り消し事件」で調べてもらうと詳細が出て来ると思いますが、ザックリ言うと「ヒグマ(小熊)が市街地に出没し、行政から駆除要請を受けたハンターが警察官立会いのもと銃砲を発砲したら銃砲所持許可を取り消された」事件です。

私は全くの部外者なのでハッキリしたことや真実は分かりません。
しかしながら、駆除に同行したハンターが2ヶ月ほど後になって「あいつは発砲時に法律違反をした」なんて言ったこと(←問題の本質はここ)が原因のようです。
そういう申告があったならば、警察も動かざるを得ませんが2ヶ月前のことなので証拠も何も無いと感じます。

現在はキチンと調査が行われ、銃砲所持許可取消しが無効になったようですね。


そのハンターの方はニュースになったおかげか事件が日本全国に知られることになりましたが、「面倒な事は避けよう」という日本人の控え目な国民性によって、同様な事例が過去に相当な多数あったことは想像に難くありません。

なので、銃砲所持をするにあたり「自衛の手段として自ら発信できる手段を持たなければ」と思ったのが真実です。

現在は日本国民殆どがスマホを所持し、複数のSNSを駆使している様な状況なので必要ないことかもしれませんが、私が狩猟を始めたその当時はSNSなどほとんどなかった状況でした。
(あっても一部の人間が楽しむという感じの小規模な感じでした)


そんなことを思いながらブログを立ち上げたなぁ~、とちょっと遠い眼をしながら思い出したので徒然に記事を書いてみました。


皆様、ご安全に。


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台風14号でビックリ防災警報発令っ!!

「伊勢湾台風なみ(伊勢湾台風を知らないのですが…)」と言われる台風14号が迫ってきていました。

我が家は古い家なので、不安な点が多々あります。
台風に備えての片付けを終え、雨戸を閉め、テレビで台風情報を確認していた時のことです。

ウウウウゥゥゥ~!!
と鳴り響く地域の防災警報。

「こちらは市役所です…」


「ああ、台風接近による警報だな。強風と大雨による備え、避難場所への非難を呼び掛けているんだろう」
窓を開けて耳を澄ませて聞いていると、しかし台風情報とは少し様相が違います。

「只今、野生の猿が発生しています。発生場所は〇〇の△△さんの自宅。危険なので見かけても近付かないようにしてください…」
2013.01.11ボスザル6
(過去にフィールドで撮影した写真。ニホンザルのイメージ参考画像です)

「えっ?〇〇の△△さんの自宅って我が家の目の前じゃん! マジかっ!?」
通りで家の中に入れていたワンコ達が騒ぐと思ったんだよね。
野良猫が来ていたのかと思っていたけど、サルとは思わなかったなぁ…。


念のためサルが発生したというお隣さんを訪れ、状況を聞いてみます。

「ビックリしたよ、庭にサルがいるなんて…。人間の姿を見ると逃げて行ったけど、近所には小さなお子様も多いから市役所に知らせておいたんだ」


私の住んでいる場所は、住み始めた当初は田んぼだらけの田舎だったのですが、近年は住宅も増え新興住宅地のようになってきています。
「しかしまあニホンザルは立体軌道で移動するし、どこに出現しても不思議じゃないな。現に去年は県内一番の繁華街でニホンザルが捕獲された事実もあるしね…」

せっかくなら我が家の庭に入って来てくれたら面白かったんだけどな。
まさかこんな場所に現役の猟犬が飼われているとも思っていないでしょうし。。。

ニホンザルはどこかへ行ってしまったようで、その後の出没情報は不明です。


私はと言えば台風で外に出られなかったので、家中の刃物を砥ぎ猟銃の分解整備を行ったのでした。
2022.09.19台風14号1

それから細々とした用事を片付け、タイラバ用の仕掛けをたくさん作りました。

やらなきゃいけないことが山積みだったけど、少しは片付いたかな。


まだまだ台風が日本列島を縦断中ですが、皆様に大過ないことを祈ります。


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再発…

「ふぐうぅぅ…」

とある日のこと、仕事を始めて1時間もしない内に痛みで動けなくなります。
痛む場所は左腰背面。

「あ、これは腎臓結石に違いない。健康診断でエコー検査を受けた時に何個も石が見えたもんな…」
もう3度目なので少し余裕もありますが、それでも痛いことに変わりはないので、仕事を早退して泌尿器科へと向かいます。


内科を併設した病院なので、受付けは新型コロナ第7波による発熱者で激混み。

脂汗を流しながら受付けを済ませ、かなり待った後に痛み止めの点滴。
2022.08.01再発1

「親父も結石体質で何度も苦しんでいるし、飲み過ぎや極端にタンパク質を摂取する食事の人は結石になりやすいって書いていたもんな。
全部当てはまるじゃん…」
天井を眺めながら、そんな事を考えます。

今回はなかなか結石が落ちず、結局3日ほど仕事を休みました。


仕事に復帰すると
「お!久しぶり。コロナに罹ったのかと思ったよ」
と結構な数の人に言われましたね。

そうこうしている内に、どこからともなく過去に腎臓結石を患った人間が集まり結石談議に花が咲きました(笑)。

「19歳の時に初めて発症しました」
「救急車で運ばれた」
「もう6回経験している」

こんな時は「オレの結石はこんなに凄かった!」と言うような感じになるのは、結石あるある話でしょうか?

そしてまた、結石未経験者に
「初めはギックリ腰かと思うんだよね~」
「脂汗って初めて経験した」
「発熱して痛さのあまり吐いた。とにかく痛い!!」
なんて言って、怖がらせるのもこれまた結石あるある話でしょうねぇ(笑)。


無事に石も流れたようで、今は回復してホッとしています。
(そしてビールを飲んでいる…。笑)


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人間が逃げ出す夜…

「ぐわわぁ~っ! 堪らんっ!!」
寝ていると夜中に突然の爆音で叩き起こされ、枕と掛け布団を掴んで寝室から一番遠い部屋へ避難。

何の音から逃げたのかと言うと、カエルの大合唱の音です。


寝不足で朝はバタバタしたので、翌日の夕方に隣の田んぼを確認。
2022.06.27やって来た1

「やっぱりね…」
麦の刈取りが終わった田んぼ(畑)に、稲を植えるための水を張り始めたのです。

水を張り始めると、土の中の昆虫たちが残った陸地によじ登り、容易く捕まえられるのでしょう。
周囲のカエルたちが一斉に集まって来て、一年で一番活発に活動する感じ。

「グエェェ! グエエェェっ!!」
「ギャコギャコギャコっ!!」


集団のカエルたちが張り合って鳴き叫んでいるので、「ケロケロ」とか可愛いものではありません。
全く寝ることが出来るレベルの音量ではないのです。

「やった~っ!!年に一度のこの日がやって来たぞ♪」
と、カエル達は喜んで大合唱しているのでしょうが…。


眠ることが出来ないのは辛いのも事実なのですが、しかしまあ年に一度の自然の行事だと思うとほとんど苦にはなりません。
と言うのも翌日以降はエサの昆虫も少なくなり、カエルも興奮状態から醒めるのでしょう。
少しずつ音量も下がって来るし、人間も音に慣れてきます。


「しかしまあ、自然の中で生きる生物たちはエサがある状況をよく知ってるよな~。
畑を耕している時はトラクターの後ろにミミズや昆虫を狙ってカラスやサギ類が待ち構えているし、麦や稲の収穫時のコンバインの後ろには猛禽類がハツカネズミなどを狙って舞っているもんなぁ」

水が張られつつある田んぼを見ながらそんな事を考えます。


田んぼに水を張り終えると田植えが始まり、夏の終わりには青い絨毯の様に柔らかな稲が伸び、秋には金色に輝く稲穂が風に靡くことでしょう。

自宅の隣が田んぼだと、カエルがうるさかったり虫が多かったり、時には自宅の敷地にヘビが入り込んだりと不自由な面も多々あるのですが、季節の移ろいを肌で感じることができ、そしてその事が私の心を整えてくれる気がします。


「さ、ストレスが多い人間社会だけど、今日も頑張って仕事に行くか!!」


ごめんなさい。ちょっとだけウソつきました(笑)。


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検針員のM.Yさん(笑)♪

「あれ?」
帰宅するといつもワンコさんズが出迎えてくれますが、なんだか違和感…。

フェンス近くの地面を眺めて、ワフワフと何かを訴えています
222.06.09MYさん1
(左モリさん、右カヤさん)

何を眺めているのかと言うとこれ。
2022.06.09MYKさん3
地面に落ちた、お菓子のクリームビスケット(笑)。

「ああ、検針員のMYさんが来たんだ」
と、納得。

MYさんはプロパンガスの検針員で、とっても動物好きな方なのです。

この写真では分かりませんが、モリとカヤがいるフェンスの手前に、もう一つ木製のフェンスがあります。
ワンコゾーンにビスケットを投げ込むには中々に技術が必要で、バスケットボールの3ポイントシュートの様に弧を描いて落ちるように調整しなければなりません。

手前に落ちたのは、失敗した3ポイントシュートの残骸ですね(笑)。


検針員のMYさんと最初に会ったのは、用事があってたまたま平日に仕事を休んでいた時。
ワンコ達が「バウッ!!バフバフッ!!ワキューン♪」と警戒しつつも友好的な奇妙な鳴き声を上げたのがキッカケ。

表に出て見ると、ビスケットを持った手を振りかぶっているおじさんがいて、それが検針員のMYさんでした(笑)。

お互いにちょっと気まずい感じになりつつも少しお話をしました。
「検針の時に吠えまくるワンコ対策ですか?」
「いえ、単純に犬好きなもんで…」

イノシシ対策として毒餌を撒いている様な場所があって、我が家のワンコは拾い食いをしないように躾けているのですが、検針員のMYさんの気持ちも良く分かりました。

「ま、いっか♪」
と思い、今に至るという訳です。


「早くそのビスケットください!!」
2022.06.09MYKさん2
と催促するモリさんカヤさん(笑)。


ワンコ達も検針員のMYさんのことが大好きなようです♪


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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