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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

哀しいお知らせ

「ピロリロピロ~ン♪」
仕事中に鳴り響くスマホの着信音。


画面を見ると登録はしていませんが、どこかで見たような市外局番。

「うっ! なんだか嫌な感じ…」


電話に出てみると予感的中。

「こちら天草漁協です。ご応募いただいていましたエビリンピックの件なんですが、台風25号の接近に伴いまして中止とさせていただきます。
このままでいくと当日は開催できそうなんですが、準備の日に直撃しそうなんで本当に申し訳ありません」

「そうですか、自然が相手だとどうしようもありませんよね…(涙)」


実は車エビのつかみ取り大会に応募していて、抽選に当選していたのです(結構な倍率)。
2018.10.03エビリンピック1

参加費用は一人2500円。
もちろん掴み獲った車エビはお持ち帰り出来ます♪


少し前にその情報を知って漁協のホームページを見ると、(少し古いけれど)2015年の優勝者は218匹も掴み獲っています。

「ふっ、誰が優勝したのかは知らないけれど、幼少よりザリガニやテナガエビやサワガニやモクズガニを掴み獲ってきたオレの敵ではないな!

問題は応募しても参加人数が結構な数で抽選があるという事だ。 
しか~し、クジ運だけは強いんで大丈夫なはず(←根拠なし)。

仮に250匹掴み獲ると、一匹10円で車エビがゲットできる!
そしてもちろん目指すは過去最高匹数を掴み獲っての優勝だ!!」

などと凄く不純な目論みで応募(笑)。


そして見事抽選に当選♪
やった!!


当選通知が届いて内容を確認。

「ふんふん、準備するものは濡れてもいい靴と獲ったエビを入れる網と軍手と持ち帰り用のクーラーボックスか。特別に用意するものは何もないな…」
と思いつつも、道のりが結構長いのでオート〇ックスに行ってストラーダのエンジンオイルの交換を行い、タイヤの空気圧を調整してもらいます。

「活車エビを250匹かあ。食べきれないからご近所さんにもお裾分けしなきゃ」
ガサゴソと物置から古くなったクーラボックスを引っ張り出してきて、ブクブク用のエアーパイプを通す穴を2か所に開けて活かしたまま持ち帰れる水槽を作成。

「まだ日中は気温が高いから、ペットボトルを凍らせて水温を下げないとな…」
いそいそと何本もペットボトルに水を入れて冷凍庫に入れます。


「車エビは天然で見かけることはほとんどないし、見つけても(場所によるけれど原則として)採捕禁止だしな。
いや~、車エビ獲り放題かぁ、夢は膨らむなぁ!!」

そんな事を考えつつ、この数週間は辛い仕事もなんとか乗り越えていたのでした。


そして本日届いた哀しいお知らせ…。


『獲らぬ狸の皮算用』

そんな現代社会では殆ど通じないような諺が浮かんできたのでした。


ああ、今夜はヤケ酒です(涙)。

トホホ。。。


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自分で限界を作る怖さ

ハゼ釣りで残った釣り餌のゴカイを啄ばむホシノさん達。
2018.09.17自分の限界1

意外に思われるかもしれませんが、まだ4羽ともご存命です(笑)。


エサを啄ばむ様子を見ながら、ふと考えます。
「そういえば風切り羽根を切っていないな。以前はさんざん苦労させられていたのに」

ホシノさん達が成長して1年目くらいに、張り巡らせていたネットを飛び越えるようになってしまい、何度も近隣を探すことが続いたので風切り羽根をカットしたのでした。

風切り羽根は人間の髪の毛や爪のようなもので、年に一回くらい定期的に切り続ける必要があります。


しかし、思い返せば最初に切っただけでその後は切っていません。

「最初に風切り羽根をカットして二年近く経過しているはずだ…」


少し触って羽根を見てみると、きれいに生え揃っています。

鶏小屋の上には軽々と飛び上がるし、飛翔するための筋力が落ちたとも思えません。

「一体なぜ?」


ここで「ノミとコップ」の話を思い出します。

体長が2㎜ほどのノミは、30㎝ほどの高さ(実に身長の150倍)までジャンプできます。

しかしノミの上にコップを被せておくと、コップにぶつかる痛さを学習するため、取り除いてもコップの高さまでしかジャンプしなくなるそうです。


本当は能力があるのに、自分で自分の限界を決めちゃっているんだ…。


職場にもこんな若い子いるよなぁ。
失敗することを極端に恐れてばかりいるタイプの若者。

今の教育って正解ばかりを求めて、失敗することを許さないような風潮があるような気がするのは気のせいでしょうか。

すごく見所あるから検定試験の受験なんかを勧めても「いやいや、難しくて無理です無理です」ってチャレンジしない若者。
(若者ではないけれど、傍から見るとそれは私にも該当することがあるかもしれませんが…)


自分で自分の限界を決めるって怖いなぁ。

本当は実力もあってチャンスも目の前にあるんだけど、自分でその可能性を捨てていることだもんな。


「チャレンジ精神を忘れないようにしなきゃ!!」


脱走したホシノさん達を追いかけることが無くなって楽になったのも本音だけど、ちょっと淋しくなったのでした。



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見えない友人

仕事が終わって帰宅している途中の事。


信号待ちで停車していると、側の歩道のご婦人に眼が止まります。

スタスタと歩いているかと思ったら、ハッと正面を向き大きく両手を振り始めます。

お~い!お~い!
「ああ、友達に会ったんだな。いや、この時間だとお子様が出迎えに来ているかもしれないな」

そう思ってご婦人が手を振る先を見ますが、そこには誰もいません。

「ん、なぜ!?もっと遠くにいるのかな?」
と思って更に先方を見ますが、やはり誰もいません。

「こ、これはっ!! もしかしてオレには見えていないけれど、このご婦人には見えている誰かがいるのだろうか?」
連日猛暑注意報が出ている状態にも関わらず、外で遊んでいるからオレの頭がちょっとおかしくなったのだろうか?なんてことを思います。


そして再度信号待ち。
そこで初めて真相が判明します。
2018.07.19蚊柱4

物凄い数のユスリカが蚊柱を作っていて、ご婦人はユスリカを追い払おうと一生懸命両手を振っていたのです。
2018.07.19蚊柱3

ユスリカは血を吸うことはありませんが、夕方になると集団で飛び回り、蚊柱と呼ばれる集団となります。


「今年は特に激しいな!!」

そういえばスクーターで走っていると、メットのシールドにバチバチあたって来るし、口や鼻の穴の中に容赦なく飛び込んで来ます。
口は自分の意思で閉じることが出来ますが、呼吸をした瞬間に鼻からユスリカを吸い込むことがよくあります。
本気でマスクをして走ろうかと思っているところです。


「いや~、ユスリカが原因と分かってよかった。なんか一瞬見てはいけないものを見たのかと思っちゃった」


かなりホッとしました(笑)♪



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初めての光景

家の裏にある住宅が取り壊され、初めて見る視界の広さで夕焼けを見ました。
2018.07.11裏の家1

私が引っ越してきた時、ここの家には独り暮らしのお祖母さんが住んでいました。

ふじを飼い始めた時には気にかけてくれ、
「まあ、この犬はちっとも無駄吠えしなくてお利口な犬だね~」
と、感心されていました。


しかしある夏の日に帰宅すると、お祖母さんの家からお経を唱えているのが聞こえてきました。
突然のことでとても驚いたのを覚えています。


それから在宅型のデイケアサービスになったり、賃貸住宅として新しい住人の方が住まわれたりしたのですが長くは続かず…。

解体工事業者の方がご挨拶に来られ、たくさんの人々の思い出が詰まったであろう古い家が2日で更地になってしまいました。
2018.07.11裏の家2

「なんか呆気ないね…」


「孤独死」とか「高齢化社会」なんて言う言葉が自然と頭の中に浮かんできます。
ご近所の方々を思い出しても、ご高齢の夫婦であったり独り暮らしの方が多かったりします。

「まあなるようにしかならんよね…」


諸行無常。

これからの自分の時間を大切に丁寧に生きようと、きれいな夕焼けを見ながら考えました。



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豪雨

今回の大規模集中豪雨による大雨災害に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、現在も深刻な状況に置かれている皆様、これから豪雨が予想される場所にお住いの皆様、どうか安全確保に努めてください。


私の居住区域も土砂崩れによりJRが運行不能になったり、国道が小規模水没になって通行止めになったりしていますが、私は大禍なく無事です。
ご心配いただき連絡をいただきました皆様ありがとうございます。


備忘録程度に少しそのことを書き記しておきたいと思います。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


実は激しく雨が降った2日間は社外セミナーに出席していて、自宅からJRで小1時間ほどかかる場所にいました。

初日も豪雨でしたが、そこまでの危険性はないような感じ。

セミナー後はビアガーデンで懇親会。
2018.07.07豪雨3

土砂降り…。

テントを張っているとは言え、座る場所によっては雨粒が飛び散り、肩にバスタオルを羽織ってビールグラスを傾けます。
2018.07.07豪雨4

いい感じに酔いちくれて帰宅。



2日目は状況が一変。

朝はJRが運転できるかどうかの瀬戸際だったのですが、なんとか動き出し、経験したことが無いくらいの満員電車に乗って都市部のセミナー会場へと向かいます。


ピロリロリ~ン!ピロリロリ~ン!

セミナー受講中に大雨による緊急災害警報が何度もスマホから鳴り響きます。
状況を確認すると雨量や土砂災害の危険度を示す色が赤から紫や紺色という見たこともない色になって、居住地区に災害特別警報と緊急避難指示が出ています。

帰宅する路線のJRも運転見合わせ。
途中を流れる河川が危険水位を超えて氾濫寸前であることも分かります。

「なんか大変なことになってきたぞ。我が家の近くにも川があるし、もし氾濫したらワンコ達が心配だ…」


そんな状況だったのでセミナーも早く終了。

他県からセミナーに参加した皆さんは、帰宅の方法がなくビジネスホテルに片っ端から電話をかけていましたが満室。
「しょうがないので朝まで飲み明かそう」という魅力的な計画が持ち上がっていることに後ろ髪を引かれましたが、何よりワンコ達が心配だったのでタクシーを探します。

かつてないほどにタクシーが捕まらず、ようやく乗り込んだタクシーで有料道路を通って帰宅。
下道は川が氾濫したり、土砂崩れの危険性が高く、何か所か通行止めになっていました。


暗くなる前に帰宅でき、ワンコ達が元気に出迎えてくれます。
「ホッ♪」


近隣の用水路はあと15センチほどで氾濫しそう…。
2018.07.07豪雨2

自宅の横の水田も並々と水を蓄えていましたが、しかし仮に大雨が降り続いてもまだまだ余裕がありそう。
2018.07.07豪雨1
里山の風景が日本を災害から守っていてくれていることを実感します。


テレビを付けると「命を守る最大限の努力をしてください。数十年に一度の災害で何が起こるか予想が付きません」なんて言っているし、道路には緊急車両が赤色灯を灯火させながら走り回り、防災無線が避難場所を告げていますが取り急ぎ大丈夫そう。

「良かった。しかし今夜は何があってもすぐに避難できる準備をして寝ないとな…」


そんな事を思っていると親父からの電話。
「そっちは大丈夫か?」の安否確認かと思って出たら意外な内容。

「明日の鯛釣りは雨で餌の活きエビが確保できなくて中止だ。いやぁ~、まったく残念だ!」
「へっ!?わざわざ電話をかけてきたのはそっち?」

いや、確かに翌日実家近くで鯛釣りをする約束をしてはいました。
しかしこの豪雨で実家に行くこともままならないし、今にも近所の川が氾濫するかもしれないという状況です。

当然中止だろうと思っていたのですが、親父は本当に行く気満々。
半分呆れながらもこちらの状況を伝えます。


あれで本当に活きエビが確保できていたら、土砂降りの中鯛釣りに行っていた(そして私も付き合わねばならなかった)のだろうか?

たぶん、その確率は結構高かっただろうな…。



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悲報っ!!

「あれ?なんだ、この水滴は!?」
我が家には大きな冷蔵庫が2台と中型の冷凍庫が有りますが、冷凍庫の扉の端の床に水滴が落ちて水溜りが出来ています。

中を開けると異変。
通常なら霜が付いている内壁にたくさんの水滴。

急いで冷凍庫の中身を確認します。

中身は殆どがイノシシ肉。
しかも「お使い物にしよう」とか「自分用に夏のバーベキューで食べよう」と思って大事に保存しておいた「花丸ランク」の特上イノシシ肉ばかりでした。


肉を触ると、まだ冷たいけれど表面は溶けて柔らかくなっています。
しかも一部のものは溶け出たドリップがフリーザーバッグの中に溜まっています。


「おおうっ!なんてこったい!!冷凍庫壊れちゃっているし。。。

どうしよう? これだけの量の肉の塊は冷蔵庫の冷凍室に入りきれないし、新しい冷凍庫を買ってくる暇はないぞ・・・。
それに一度解凍した肉を再冷凍すると酷く味が落ちる」

迷っている暇はなく、すぐにザクザク包丁でカットし、大鍋にたっぷりのお湯を沸かしてグラグラと煮ます。
2018.07.01なんてこったい!1

少しだけ人間用の料理を作りましたが、到底処理できる量ではなかったのでワンコ用の大量の茹で肉と干し肉の作成。
皮と脂身の部分はカットして別にオヤツ用のガムの作成。

家の中のありったけのバットを出して茹で肉を並べ、冷蔵庫の中で保存。
2018.07.01なんてこった!2
(ごくごく一部)


「ああ、立派なステーキになりそうな上等の肉だなぁ…」

重なる部分が無いように時々ひっくり返しながらしばらく冷蔵保存すると、表面がカチカチになり干し肉が出来ます。

ワンコがいるから獲れるイノシシでもあるし、ワンコも喜ぶし無駄にするわけじゃない。
端肉ばかりじゃなく、これからしばらくは特上のイノシシ肉も食べてもらおう。


ああ、でもとっても残念だなぁ。
泣きそう!


ま、過ぎたことはしょうがないので、猟期はまたたっぷりと肉のストックが出来るように頑張ろうっと!



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麦刈り

ゴゴゴ~ッ!!
と近隣から鳴り響く音。

「お!ついに始まったかな?」
と思い、急いで窓を開けます。

2018.06.10麦刈り1

我が家に隣接する麦畑を走るコンバイン。
麦の刈入れが始まりました。

「ホッ、本当に良かった…」


というのも畑の中をタヌキかイタチかアナグマかノラネコかは分からないけれど、麦の背丈が伸びて身を隠すのに丁度よいからなのでしょうが、夜中にずっとウロウロしていて我が家のワンコ達が吠えて困っていたからです。

「躾とはいえ、獣の気配を感じて吠えるのを叱って、山で追い啼きが出なくなっても困るしなぁ…」
その度にイノシシの皮で作った犬用のガムを与えたり、茹でたイノシシ骨を与えたりして口を塞いでいました。
(↑飼い主に似て食い意地張ってる)

真夜中に何度も吠えるので寝不足になっていたし、何よりご近所迷惑になっているだろうと思うと飼い主(私)の神経の方がまいってしまいそうでした(←心弱い)。


「ああ良かった、これで今日から安眠できるぞ!」


麦が刈り取られていく様子を眺めていると、コンバインの後ろにトンビやカラスやアオサギなどのたくさんの鳥が飛んで舞っていて、時々何かを咥えて飛び去っています。

カヤネズミやカエルや昆虫なんかがたくさんいて、刈り取った麦やコンバインからこぼれ出るタンパク源を補給しているのでしょう。

「へえ、よく分かっているなぁ。これだけたくさんの鳥が群れているからさぞかし色々な餌があるんだろう…。そりゃあ、獣たちも餌を求めてうろつくよなぁ」


飽きずに刈取りの様子をずっと眺めていました♪

虫が多かったり、飼っているワンコ(猟犬)が夜中に吠えたりして田畑の横に居を構えるのは大変な部分もありますが、窓から金色に輝く麦畑が見れたりするとかなり幸せな気分です。


しかしまあ、麦の刈入れが終わったらすぐに田植えだし、そうなったらまたカエルの鳴き声で寝不足になるんだろうなぁ…(笑)。



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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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