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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

一投目で真鯛が来たのは良いけれど…

「明日は出られるよ~。5時半出港なので30分前には集合お願いします」
馴染の釣船の船長さんからの電話。

「やった!久しぶりに出れますね!!」
なにせ最近は予約した日は天候不順で欠航になる日がとても多かったのです。


同行者は同じ猟友会のmotoさん(仮名)。
2022.05.04激渋5

ベタ凪の予報でしたが、釣り場に到着すると結構な風。
2022.05.04激渋2

「ま、じきに波風共に治まるでしょう」


という訳で、ドキドキしながら仕掛けを投入します。

タイラバを着底させる最中で、ゴツゴツとしたアタリ。
「タイラバは合わせてはいけない釣り」ですが、エビを付けているので合わせます。

「合わせてはいけない」という理由は、タイラバヘッドやネクタイ部分を攻撃している可能性があるためで、乗っている遊漁船の船長に言わせれば「エビを付けていると最初にエビを食べるからガツンと合わせないとダメ」とのこと。

ガツンっ!!
「よっしゃ、乗った(針掛りした)よ!!」
重量感のある頭を振る引き。

上がって来たのは60センチほどのきれいな真鯛。
2022.05.04激渋1

「おお、一投目から釣れるなんて幸先良いぞ♪ このぶんじゃ今日はクーラー満タンだ!!」
などと思いますが、その後は船中の皆さんサッパリ。

時々何枚かレンコダイやサメが釣れたりしますが、ほとんど反応なし。
2022.05.04激渋3


船長さんの判断で、大きく場所移動。
2022.05.04激渋4

途中で優雅にヨットがクルージングしていました。
(クルージングという言葉で合っているのだろうか?)


移動しても潮が動かずに厳しい戦いを強いられます。
潮が動かないと海底の堆積物やプランクトンが動かないために、それらを食べる小魚や大きな魚も動かないのです。

時々ホウボウを上げたりしながら、なんとか40センチほどの真鯛を追加。
2022.05.04激渋6
(写真はホウボウ。真鯛は写真を撮り忘れました)

私は釣れませんでしたが、走りのケンサキイカもそろそろ釣れ出したようで、イカ用のスッテを付けた人は3~4ハイほど上げていました。


「いや~、今日も厳しかったですね。ノッコミ真鯛の第一陣は産卵が済んで深場に落ちて行ったんですかね!?」
「それが今年はよく分からんのよ。もう真鯛の第二陣が入って来るはずなんだけどね~」

まあ、自然の中での遊びに関しては「良いことも悪いこともある」感じですかね。
でも「悪い時を知る」というのは、色々な事においてとても大切なことだと思うのです。

次回はクーラー満タンのリベンジだっ!!


今日も自然の恵みに感謝です。


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コメント
No title
 底を歩くヤツは見た目アレですけど、おいしいですよね。
 タイラバは合わせては駄目と聞きますが、そういうわけですか・・・。
 竿はティップが柔らかくて、しっかり食ったところでバッドで乗せる感じでしょうか?
 タナゴは親浮子見ててもアタリわかんない・・・。
2022/05/06(金) 06:33 | URL | まっちゃん #-[ 編集]
まっちゃんさん
はい、まっちゃんさんのおっしゃる通りのタイプの竿です。
でも最近は、合わせる人のために「掛けタイプ」という、全体的にパワーのある竿も出てきていますね。
(私は掛けタイプがお気に入りです)

底物魚は、ほとんど美味しい気がしますねぇ♪
ホウボウも刺身で美味しくいただきました。
2022/05/06(金) 23:42 | URL | じゃん #-[ 編集]
No title
立派な鯛ですなぁ(・∀・)

刺身にしたら美味そう♪
2022/05/08(日) 14:38 | URL | rossi #-[ 編集]
rossiさん
刺身も良いですが、熱を加えた料理も美味しいのです♪
初夏に汗をかきながら食べるシャブシャブなんか最高ですよ。
2022/05/10(火) 23:44 | URL | じゃん #-[ 編集]
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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
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