鹿が9頭も獲れた日のこと。

解体は皆で手分けして3時間半ほどで終了。
そして残滓の処分の段階になって大量の骨が出ました。
通常ならば、野菜と一緒に煮込みにしたり、犬を飼っている人がワンコのおやつとして持ち帰るのですが、大量のお肉も有ったし、全ての骨を処理するのはさすがに無理そう。
さすがに処理できないので、「燃えるゴミとして処分するか深く穴を掘って埋めよう」という事になりかけました。
「せっかくいただいた命を無駄にしたくないので、オレが頑張って持って帰りますよ」
自宅の冷蔵庫と冷凍庫の状況を鑑みますが、とてもじゃないけれどそれだけの骨を入れるスペースがないことは明白。
「まあしかし、やれるだけやってみよう…」
獲物を載せるプラブネ(セメントを捏ねるヤツ)に、土嚢袋に入れた大量の鹿骨を積んで持ち帰ります。
帰宅して猟の片付けをしながら、同時に3つの圧力鍋で骨を炊きつつ…、

カセットコンロで鹿肉ステーキを焼きながら夕飯を頬張ります。

尚且つ庭で七輪を熾し、圧力鍋に入れられなかった鹿骨を大鍋でグツグツと煮ます。
こちらは干物用の干し網で、扇風機をあてて強制乾燥!!

自宅にある、ありったけの料理器具がフル稼働することになりました。
1時間ほど圧力鍋で煮た骨は冷ましてから骨を取り外し、ワンコフードのトッピングとして冷蔵・冷凍保存。
干し骨肉はカチカチになって常温乾燥できるくらいまで、3日ほど野外で乾燥させて保存。
勢子役で大きな山を駆け回った後にこれだけの作業をするのは大変でした。
正直フラフラです(笑)♪
まあ、骨肉を無駄にせずに自分の精神的にも納得できたので、これはこれで良かったかな♪
今日も自然の恵みに感謝です。
↓あまりにも貧乏性すぎるっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村
にほんブログ村狩猟の魅力まるわかりフォーラム
- 関連記事
-
スポンサーサイト
まだまだ沢山あるので、ワンコ達に贅沢に与えていますよ♪