子宮蓄膿症で子宮と卵巣摘出の緊急手術を受け、しばらく動物病院に入院するはずだったのですが、あまりにも家を恋しがって鳴いて強制送還となったふじ(笑)。
で、その後はどうなったかと言うとですね…、

1日は病犬らしく大人しく寝ていたのですが、すぐにご飯も食べるようになり元気いっぱいです。

(初日は心配だったので、夜は寝室にエアコンを入れて眠らせました)
思えばふじが我が家にやって来て約8年。
交配のために何度が外泊していた以外は、ずっと私の側にはふじがいてくれました。
「ふじ、今日は寒かったけど大丈夫だったかな?」
「イノシシ肉を煮たからドッグフードと混ぜてあげるよ。美味しい?」
「夜中は何故ワンワン吠えていたんだ?野良猫かアナグマが来たのか?」
思えばいつもいつも私はふじに話しかけていました。
イノシシ猟犬として訓練を行い、(こんな事ではハンター失格でしょうが)イノシシのいる山に放つ度に「牙で切られないだろうか?」とオロオロし、初めての出産で難産だった時にもオロオロと狼狽えるばかりでした。
幸い多数の大物イノシシと交戦した割には受傷することも無く、今回が初めての手術でした。
夕方動物病院に連れて行って、そのまま緊急手術が必要なほどの重篤な症状。
ほんの数日間でしたが、ふじが入院している間自分がどれだけふじに話しかけているのかを痛感し、心の中に穴が開いたようでした。
「おかえり、ふじ」
仕事を抜け出してふじを迎えに行き、家に帰って来てパタパタと尻尾を振ってくれただけで少し胸が熱くなりました。
仕事を終えてすぐに帰宅し、薬を投薬する必要があったため、途中で買ってきたふじが大好きな唐揚げとプリンを少し与えました。
ハムハムと食べるふじ。
「もっとちょうだい♪」
更にガツガツと食べるその様子を見て、ボロボロと涙が出てきました。
「うんうん、良かったなぁ。ご飯も食べられないくらい痛かったんだね。よく頑張った!!」
子宮蓄膿症の怖さは知っていましたが、改めて調べてみると動物病院に連れて行った時には手遅れになっていることも多いそうで、本当に良かったと思います。
病院に連れて行ったのは日が暮れてからでしたが、その場で緊急手術を施していただいたおかげです。
ちなみに手術痕はこんな感じ。

結構長いです(約20センチ)。
腹膜や表皮など何層にも縫っていますが、生分解性の糸を使用しているために抜糸の必要は無いとのこと。
控え目に近所に散歩に連れて行っていますが、とても元気♪

良かった。
ふじ、まずはしっかり傷を治そうね。
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ふじちゃん、よかったです。
じゃんさんもホッとされた事でしょう。
家の猟犬も今月2日に手術をしたんですよ。家も雌犬で、まだ未産で5歳です。ヒートの後に何時も乳腺が張るので、又張ってるな〜と思っていたら、なかなか腫れが引かないので病院に連れて行ったらヘルニアでした。脱腸です。
緊急性はなかったのですが、手術をしないと治らないと言うことで手術をしたんです。
手術後に麻酔から覚めて、周りが知らない人ばかりでヒャンヒャン大鳴きしたみたいで、その日夜には引き取りに行きました。ふじちゃんと同じで、やはり飼い主の側が一番落ち着くんでしょうね!
屋内でゲージに入れてヨシヨシ、良く頑張ったね〜とナデナデしていたら、イビキかいて爆睡しました(笑)よほど安心したんでしょう!ふじちゃんも飼い主さんも安心出来て良かった良かった!
分かりますぅ。(^ω^)
だいぶん元気になってホッとしております♪
大事なくて良かったです。
我が家の歴代のワンコ達も色々と手術をしました。
乳癌も多かったので、ふじの避妊手術も考えていた所だったんですよね。
お互いに可愛がり過ぎると、入院などの時には困ることもありますね(笑)。
でも獣医さんは「可愛がっている証拠。飼い主さんのこと大好きなんですよ!」と前向き発言をされていましたので、少し恥ずかしさも和らぎましたよ(笑)。
ペットロスになる方の気持ちも良く分かりますよ…。
一日一日をしっかりと大切に過ごしたいと思います。
犬は家族と言いますが、ある意味実の娘以上の繋がりがあるように感じます。
実の娘はふじみたいに素直じゃないし…(笑)
かなり元気になって歩き回っています。
いやいや、ふじもこう見えてワガママで強情な一面がありますよ(笑)。
ふじさん、本当によかったです。
子宮蓄膿症が、こんなに怖い病気とは知りませんでした。
それで、うちのランも、避妊手術をすることに決めました。
「一日一日をしっかりと大切に過ごしたいと思います。」というお言葉、心に沁みます。
ところで、うちのランも、ワガママで強情なんですよ。(笑)
ランちゃんは元気ですか?
はい、正直ビックリしました。
でも結果的に助かったので良かったと思います。
ワンコの一日は、人間に換算すると四日だと聞いたことがあります。
入院2日でも8日間だと思うと、とても長かったのでしょうね~。