80kg超えのよく太ったイノシシが獲れました。

ところがこのイノシシ、よく見るとちょっと変。
片方の眼球が無く隻眼です。

(眼窩が空洞です)
「病気かケンカによるものかな?」
と思いましたが、解体するとバックショットと呼ばれる大粒の散弾が出てきました。
鹿撃ちにきたハンターが大きなイノシシに出くわして撃ちかけ、半矢で逃げ延びたのでしょう。
括り罠に掛かって引きちぎって逃げた3本脚のイノシシは何度も見た事があります。

(2日に授かったこのイノシシも3本足)
人間だったら苦しんで救急車で運ばれて集中治療室行きだろうけど、何もせずに自然完治して完全に傷が塞がっています。
他にもイノシシの仲間同士のケンカで筋肉の中に大量の膿が溜まっている個体や、骨折・脱臼した跡が固まって骨格が変だったり、大きな腫瘍がある個体もいます。
ケガを負った野生動物は当然ながら自分の治癒力のみを頼りにするしかなく、完治するか死んでしまうかどちらかなんでしょう。
自然で生きることは本当に大変な事だと思います。
このイノシシは幸いにもよく脂が乗って他の部位に損傷もなく、美味しくいただきました。

今日も自然の恵みに感謝です。
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繁殖の争いで切られたり、人間による受傷で傷ついても生き延びようとする力には畏怖すべきものが有る、見習いたいと。
きっと彼らには生きるか死ぬかの2択しかないのが強みなのでしょうね。
でも、人様は背負うものが多いからなと2日酔いの頭で思うのです。
美味しく頂きました。(^^)面白いです
いつも驚くばかりです。
そうですね、人間社会には背負わなきゃいけないものも多いですね。
「どっちが幸せなんだろうか?」
そんなことを考えてしまいます。
はい、野生動物の生命力にはいつも驚かされてばかりです。
「美味しく食べてやることが一番の供養になる」
そういうことを親から教えてもらいながら育った私は、自然とこんな考えになりました。
スーパーのパック肉も同じように無駄にしないように食べていますよ♪
今年もよろしくお願いします。
はい、湯剥きが出来ると皮も食べられます。
皮好きなんですよね♪
命の尊厳も充分に分かっているつもりですし、各方面に配慮しながら記事を書いてコメントもしているつもりなのですが、不快な思いをさせてしまったのなら申し訳ありません。
私の言動のどこが欠けていて、一体何が残念なのか具体的に教えていただけませんか?
参考にさせていただきたいので是非とも
capturefood@yahoo.co.jp
までメールお願いいたします。
栄養不足の暇人達が無限に湧いてきますよ
なるほど、こういう場所にリンクがあるのですね。
情報ありがとうございます。
参考になりました。
相手にするつもりもありませんが、残念ながら現在までコメントはいただけていません。