フキノトウを採ってきました。

山菜は基本的に木の芽か木の実(もしくは山芋などの根)を食べることが多いので、春か秋が収穫時期になります。
フキノトウは山菜の中で一番早く収穫できるので、陽当たりの良い場所では年明けすぐ位に収穫することができます。
私は「山へ行っても手ぶらでは帰らないぞっ!」という欲が深いので(笑)、出猟してイノシシの足跡を探すために見切りをしていると、イヤでもフキの葉っぱが目に入ります。
それでも朝早くの見切りの時間は一刻も無駄にできないほど大切な時間なので、土の下から芽吹き出したフキノトウに心惹かれながら無視。
狩猟を始めた頃、
「昔からイノシシ獲る前に余計なものを採ったらイノシシが獲れなくなるって言われているんだ」
なんて先輩の方々から言われたものですが、これは見切りをしている最中に余計なものに気を逸らして肝心の獲物の見切りが疎かになることを戒めた言葉でしょうね。
なので猟が早く終わった時などに現場に引き返して採取します。
フキノトウ、好きなんですよね♪
半分くらいは天ぷらでいただいた後の姿。

使用するフキノトウの量と全体の味噌の量を考えて下処理。
ほろ苦さがフキノトウの美味しさと思いますが、たくさん入れ過ぎると苦くなりすぎて食べられません。

なので、使用するフキノトウの量と作るフキ味噌の量と自分の好みの苦みを考えて下処理方法を変えます。
ほんの少しだとそのまま刻んで炒めます。
少し多めだと茹でて使います。
大量だと油で揚げて使用します。(油で揚げるとアクがかなり緩和されるのです)
今回は軽く茹でました。(茹で過ぎ注意)
ザルに上げて茹で水を切り、しっかりと水分を絞ってザクザクとフキノトウを切ります。
フライパンに味醂と料理酒と味噌を投入して炒めます!

私は甘めの味が好きなので、砂糖を少量入れて甘めの味に仕上げています。
そして最後にザク切りにしたクルミを投入♪

このクルミが「自分で採ってきたオニグルミとかサワグルミ」だったらカッコイイのでしょうが、残念ながら市販の西洋グルミです。
好みの状態に適度に水分を飛ばして出来上がり。

炊きたてご飯にのっけて食べると、フキノトウのほろ苦い味が口いっぱいに広がります。
「ああ、春が来たなぁ♪」
まあもっぱら小皿によそってチビチビと摘まみながら、お酒を飲む酒のアテという用途が多いのが真実なのですが…。
思わずお酒が進んでしまうので
「飲み過ぎ注意!!」です(笑)。
今日も自然の恵みに感謝です。
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爽やかな香りもあいまって、お酒が止まらなくなりそうですね(笑)
もうフキノトウなんですね、こちら北陸は3月です。
油で揚げる作り方は知りませんでした。コクが出るのでしょうね。
今日も「ごちそうさまでした!」
フキノトウ、待ち遠しくなりました♪
美味そうだ!(^ω^)
天ぷらも良いですが、そんなにたくさん食べられないのでフキ味噌を作りました。
揚げるとアクが緩和されますね。
おっしゃる通り、コクも出て味に深みが増します。
美味しいですよ♪
私のお気に入りの食べ方です。