イノシシ肉で私の大好きな部位の一つ。
背骨周りのお肉です。

骨周りのお肉は加熱すると骨髄から旨味が染み出てきて、お肉が格段に美味しくなるんですよね。
骨髄は豚骨スープなんかのスープの素と言えば分かりやすいでしょうか。
シンプルに塩茹でにしても美味しいのですが、今日は甘辛い味付け。
昆布やカツオで少し出汁を取り、酒とみりんと醤油なんかで適当に甘辛いタレを作り、その中にイノシシの背骨を投入!
好みで生姜や唐辛子なんかを入れても美味しいです。
骨髄液がしっかりと抽出できるように圧力鍋でコトコトと長めに煮ます。
で、出来上がりがこちら♪

このまま骨を手に取ってしゃぶることも多いのですが、この日はイノシシ飯(味ご飯)を作ってみました。
骨周りの肉を手で取り、ゴボウやニンジンなんかと一緒に炊飯器へ!!

お米は洗って水気を切り、お肉を煮た出し汁で味付けます。
この時はお米を3合入れたのですが、モリモリのお肉と野菜で5合くらいになってしまいました(笑)。
炊き立ての熱々のご飯に刻んだ三つ葉を加えて出来上がり。

骨髄から出た旨味と脂がご飯に染み込んで、まるで炒飯のようにパラパラとほぐれます。
「ハフっ!ハフっっ!!」ああ、美味しい♪
骨から出た旨味が絶品!!
そう言えば先日若くして亡くなった叔父の大好物が、近くの駅の名物の「かしわ飯」だったんだよな~。
実家に寄る度に「かしわ飯が食べたくなったから買ってくる」と言って買いに行っていたっけ。
イノシシ飯を食べながらそんな事を思い出していたのでした。
ごちそうさまでした。
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骨周りは持ち帰ることをしていませんでした。
ストッカーの導入を本気で考えなくては。
一緒に野菜を炊いて煮物にするとウマウマです。
食べやすい所を炭火でじっくりと炙って食べても最高のおつまみになります!!
圧力鍋買わなきゃ~💦
でお願いします(笑)。
圧力鍋があると骨が手に入るハンターさんにとって、料理のレパートリーが広がりますよ♪
買う時は頭骨含めて丸々入るような大型のものをお勧めします!!
昔、叔父の家に行くと、軒下に竃を据えて大鍋で炊いていたのを思い出します。
シンプルな塩味でしたが好きだったな~。
水炊きなんかにしても最高です!!
次は骨からとった出汁で水炊き(というかスープ炊き)鍋を作ってみます。
今でいう「映え」ってやつでしょうか(笑)。
いや、でも本当に美味しいんです。
牛や豚の骨が市場に出回らないのは、それだけ加工食品に回されているからなんだと実感できます。
骨って偉大だと思います♪
何杯でもいけそうです。
我が家の場合、両手で骨を持って貪るように頂きます。
まるで原始人。
はじめ人間ギャートルズなのです。。。
因みに私はドテチン!
やっぱシンプルなのが美味しいと思います♪
でも時々作るイノシシ飯はやっぱり捨てがたく美味しいですよ。
ほぐした肉を炒飯に入れることもあります。