「ピンポンパンポン…。 〇〇地方の今日の天気は晴れ。海上は始めのうち波が高く波高2メートルのち1メートル」
うう、迷うな…。
177に電話して天気予報を聞きます。
(今時わざわざ電話で天気予報を聞く人間がどれくらいいるのだろうか?)
昨日までは強風が吹き、時化て波高3メートルでした。
風の向きにもよりますが、素潜りが出来るのは波高1.5メートル以下の凪の日のみです。
「昨日までの時化で海の中が濁っているのは間違いない。でも今日は急速に凪いできている。潜れるかどうか判断に迷うところだ…」

色々なポイントを見て回りますが、まだ沖合からのうねりが残っていて岸の近くでは白波が立っています。

一見潜れそうだけど、視界は2メートルっていうところだな。
こんな時は水底の様子が見えないから、潜行が完了してからのポイント探しになるんで疲れるんだよね。
しかしこちらから魚が見えないということは、向こうからも人間が見えていないということになる。
だけどこちらは獲る気満々だ。
「こちらが先に魚を見付けさえすれば獲れるはずだ」
ダメもとで潜る準備。
自然相手に遊ぶには条件が悪い時も知っておかないとね。
白波が立つ場所からエントリーして沖へ向かいます。
「ここの地形と魚が潜んでいそうな場所は理解している。
沖合に出て水深7~8メートルの岩棚の下を丁寧に覗いて行けば出会いはあるはず」
岸の方向を見て岸の風景を何か所か結んで、ポイントをヤマダテ(沖合の自分の場所を推測すること)します。
「やっぱり海底の様子は濁ってまったく分かんないな。たぶんここら辺のはずだけど」
少し進むとボンヤリと海底が黒っぽくなります。
「お、目的の瀬に着いたな」
潜行を始めますが、かなり潜ってからじゃないと岩礁の形が分からず、海底近くまで行ってポイントを探します。
3回目の潜行。
岩棚の下に大きなチヌ発見。
「え!?なんで人間が…」
とチヌが思ったであろう瞬間に勝負はついていました。
46センチ。

産卵が終わったばかりなんだろう。少し痩せてるな。
料理の仕方を工夫しよう。
美味しく食べてやるからな。
この後急速に波が高くなり撤収。
30分で陸に上がることになりました。
「無理したらあと2~3匹は追加できていたかも。
しかしまあ、読み通り上手くいったし獲物にも恵まれた。なにより無事に上がって来れたから良しとしよう」
今日も自然の恵みに感謝です。
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ぼくは今回は諦めましたorz
荒波コワイ視界悪いのもコワイTT
某観光客というかカップルの多い場所で頑張った甲斐がありました(笑)♪
ええ、人の目なんて気にしませんよ!!
とっても美味しかったですよ♪
笑ってやってください(笑)。