ドゴーンッ!山中に鳴り響く一発の銃声。
猟隊の方が大きな鹿ゲット♪
しかし狙っていた本命のイノシシには包囲網を突破され、猟犬と共に隣山へと移動。
獲物も競り終ったので待ちを解き、車に乗って犬探しに走ります。
一時期はパタリと止まっていたイノシシや鹿の動きも大きくなり、だいぶ人里付近の山での痕跡が見られますね。
(これはイノシシや鹿が道路を横断した跡。山の中の獣道の泥をアスファルトの上に落としています)
1月終盤からの寒気で気温の低い山の高い場所にいるのが厳しくなったのと、平地では餌となる草木の新芽やタケノコなどが一斉に芽吹き出したからでしょう。
皆で周囲を探すと私の探していた場所からかすかに聞こえる鈴の音。
「お、帰って来たな!」
車を停めて外に出ると鈴の音も大きくなり、山の中から聞こえるガサゴソ音。
「こっちにおったよ~」
皆に連絡。
道路で犬を呼んでいると、ガサゴソ音と共に山の斜面から落ちてくる岩。
「???
でっかいイノシシじゃんっ!!」しかし猟銃は銃カバーを掛けてすぐに取り出せる状態ではありませんし、公道上なので当然ながら撃てません。
「どうしよう?イノシシが反対側の山に入ってもすぐに逃げ去ってしまうだろうし」
そこへ犬探しをしていた勢子副長の車が到着!
「なんてグッドタイミング! 行け!そのまま撥ね飛ばせっ!!」(↑こんなことしちゃダメです)
しかし副長の車は急ブレーキ!
「副長ならあのままアクセルを踏み込んでくれると思ったのに・・・」
「バカたれ!あんなデカいイノシシ、軽自動車で撥ね飛ばすくらいでどうにかなるもんか。こっちの車がガチャガチャに壊れて終わりよ」
まあ、冷静に考えるとそうですよね(笑)。
少なく見積もっても80kg以上の大きな体格だったし、アスファルトの上を走っている時にブルンブルンと脂肪が揺れてたから、下手したら100kg超えだったかも・・・。
(もう時効だから話しますが、イノシシを撥ね飛ばして車の修理費に70万円ほど掛かった人を知っています。
ちなみにイノシシは平気な顔で山の中に逃げて行った)←こんなことしちゃダメです。
副長が車を降りるのと同時に猟犬も山から出てきました。
「まだあのイノシシを追っていたんだね。すまんすまん」
「いやぁ、それにしてもデカかったなぁ」
「後ろから見ると軽自動車の車幅より大きなイノシシでしたよ」
あの大きなシシが獲れなくて残念だった。
しかし貴重なものを見ちゃったなぁ(笑)。
今日も自然の恵みに感謝です。
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ハンター列伝の記事も楽しみです!
道のど真ん中に鹿!動くなよ〜って、
徐行して、すり抜けようとしたら、
ドカンっ!
鹿の方からぶち当たってきました。
デリカのカンガルーバンパーがぐにゃり。
ヘッドライトにヒビ。
鹿は車の下?と、タッタカター!
鹿、復活して、逃げ去りました。(≧∇≦)
それと、知り合いがカブで出勤中に、
イノシシと出会い頭にダーン!
知り合い、頭蓋骨骨折で入院しましたが、
半年で復活しました。
鹿、イノシシ、当たりたくないですね。
(≧∇≦)
ボンネットやフロント周りはグシャグシャ。
酷いもんでした(笑)。
今回は笑い話で書きましたが、シャレにならないようなひどい被害が発生しています。
特に山間部でのバイクでの新聞配達の方の被害が深刻みたいです。
お知り合いの方、無事に復帰できて良かったです♪