先日の猟行で捕獲した60kgのメスイノシシ。
川から引き上げてみると足がどことなく変。

どこがおかしいか分かりますか?
左足はこうなんだけど、

右足は~、

こんな感じ。
画面、上の前爪が極端に短いですね。
これはかなり前に括り罠にかかって爪先を引き千切って逃げたのでしょう(黄色の丸)。

よく見ると足首にも括り罠にかかった痕跡があります(赤色の丸)。
「ん~、小さい時に足首に括り罠がかかって、暴れて罠が緩んだけど爪先を絞める結果になって爪先を切断して逃げたか・・・。
それとも2回括り罠にかかって脱出したのか・・・?」
いずれにせよこのイノシシは人間の怖さを充分に知っている個体だったんだ。
だからあんなにも賢い逃げ方をしたんだな。
でも爪先を飛ばされて、傷が癒えるだけではなく爪がしっかりと再生しているな。
人間だったらとても耐えられないような痛みだったろうに・・・。
こんなものを見ると野生動物の生命の逞しさに感嘆せざるをえません。
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そりゃタケノコも百合根も容赦無く山中あちこち掘り返されるわけですね……。
蹄は鋭いんですけど餌を食べるのは鼻を使って掘り起こすんですよ。
柔らかい鼻で掘り起こすって凄いと思いませんか!?
ちなみにたくさんのイノシシが通るけもの道は蹄で彫られて溝の様になっています。