さて、やってきました小豆島。
この島はオリーブが名産で、島のいたるところにオリーブの木が生え、たわわに実が生っています。

(Mさん撮影)
環境省・香川県の担当の方々と合流し、打ち合わせを兼ねて現地の下見に行きます。
小豆島には鹿や猿は元々いたのですが、近年イノシシが泳いで辿り着き爆発的に生息数を増やしているとのこと。
「1日目は罠猟の講習と(模擬)実技。2日目は銃猟の講習と(模擬)実技です。銃猟は人が勢子役になっての巻狩りで、じゃんさんは勢子長役をお願いします」
「あの~、犬もいないのに人勢子で獲物を出すのは相当に困難だと思うのですが・・・」
「大丈夫!この島は猟犬を使って猟をしていないんで、そこらじゅうにイノシシやら鹿がゴロゴロ寝ています」
「(心の声)本当だろうか・・・」
そんなことを思いつつ移動していると車のすぐ脇にキジ発見!

ああ、一眼レフを持ってくればよかったなぁ。
重くて荷物になるから今回は持って来なかったんですよね。
しかしちっとも逃げないし、ホントにこれは期待できるかも♪
さてさて定刻になりフィールドセミナー研修会場に到着。

参加者の皆さんと挨拶をしてそれぞれが簡単な自己紹介。
今回の罠猟の講師は、このブログにも
何度か登場した凄腕女性ハンターの
オイノコさん。実は偶然でもなんでもなく、うどん県に住む彼女が私を銃猟講師として推薦してくださったのです。
まずは主催者である環境省と香川県の担当者から、フィールドセミナーの趣旨について簡単に説明。
次に講師陣が日頃行っている猟法の解説。
それから参加者の皆さんにとって敷居が高いであろう「狩猟」についての疑問・悩み・相談などを、ワイワイとグループディスカッションを行いながら書き出します。
質問自体は
前回参加させてもらった時と同じような感じでしたが、参加者の皆さんが終始和やかな雰囲気だったのが印象的でした。
場所を変え実際のフィールドに移動。

括り罠の使用方法と設置方法の解説の後、4つのグループに分かれて実際のけもの道に設置します。
(狩猟免許を持って狩猟者登録していない人は設置することはできませんが、今回は特別な許可を得て模擬的に設置しました)
親切な小豆島猟友会の先輩方と共に私はDグループを担当。
「括り罠はほとんど仕掛けたことないんだけれど・・・」と思いつつ、先輩方から聞いた話をまるで自分の話の様に置き換えてレクチャー(笑)。
「本当になぁ、この広い山の中で15センチ程のピンポイントを踏ませるなんて凄い技術だよなぁ・・・」
生徒さんたちに偉そうな話をしながら、実はそんな事を考えていたのでした。すみません。
模擬的な罠なのですぐに撤収し、代わりにこれを設置!

赤外線カメラ。
センサーに反応すると通った動物の姿が写り、自分たちの仕掛けた場所が正しかったのか確認できるという訳です。
別の会場では実際にイノシシが撮影されたこともあるそうで、翌朝が楽しみだ♪
簡単な質疑応答をしてその日の講習は終了です。
その後は参加者の皆さんとの懇親会。
たくさんの海の幸が並びましたが、せっかくのフィールドセミナーなのにジビエ料理がないのは残念過ぎる!ということで、オイノコさんが腕を振るいました。

よっ!男前っ!!
料理の解説をするオイノコさん。

実は全国各地の料理店で修業経験があるそう。
オスイノシシ・メスイノシシのロースト。
鹿肉のロースト(写真なし)。
イノシシと鹿のソーセージ。

どれもとっても美味しかったです。
少しお酒も飲みながら、狩猟についてざっくばらんに皆さんで話しつつ小豆島の夜は更けていったのでした。

さあ、翌日は銃猟だ!
続く。↓銃猟講師の退任を要求するっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
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ネット見ても告知されてなかったような?
懇親会はやはりジビエが無いとね!
オイノコさんわかってる〜!
美味しそう!(^O^)/
今回もばたばたでしたね~。
いつの日かみんなでゆっくりお会いしましょう。
それにしても、じゃんさんちょいちょい大袈裟に書きすぎやでー!ジャロに電話せな!
そう、このような会にジビエ料理がないのは淋しいですよね。
オイノコさんの男気によって美味しいジビエ料理が盛りだくさんでしたよ♪
バタバタでしたが、知らない土地の狩猟事情も分かり勉強になりました。
また遊びに来てね♪
あ、ちょっとオイノコさんの
迫力魅力が伝わりにくかったですかね!?文章力を鍛えておきます!!
なのであまり景観を楽しむ余裕はなかったのですが、こんなにいいところだったんですね~。
今回は穏やかでした。
次はゆっくりと観光で行ってみたいと思います♪