「コォ~ッ、コッコッコッ!」ご近所のおばあさまが我が家の前を通る時に必ず鶏の鳴き声を真似しながら通ります。
なぜなら我が家のホシノさん達は
「なになに!?何くれるの?」と、人の姿を見るとワラワラと群がってくるからです(笑)。

おまけにネットを飛び越えたり、地面を掘ったりしてしょっちゅう敷地外に脱走しています。
自分が在宅中で気付いたらその度に捕まえて敷地内に連れ帰っていますが、ご近所さんが捕まえてくださることも度々。
(すみません、すみません・・・)
それに雌鶏だからたいして鳴かないと思っていたら、卵を産む時には朝早くから結構大きな声で鳴くし、恐縮しきりでずっと鶏小屋に閉じ込めて飼うことも考えてしまいましたが、意外なご近所さんの反応。
田舎なので以前ニワトリを飼っていた方も多いようで、我が家のホシノさんを捕まえて連れ帰ってくださる手つきも慣れたもの。
しかもその口元はほころび眼尻は垂れ下がっています。
「いやぁ、ワシも昔はニワトリを飼っていたんだ。久しぶりにフワフワした羽毛を掴んだよ」
「卵を産んでいる声が懐かしくて、ウチもチャボでも飼おうかなんて話してるんだよ」
「まぁ、お宅のニワトリさんはなんて人懐っこいの!?人を見たら寄って来るから可愛くて朝の散歩コースになってるの♪」
「それにワンちゃんもなぜニワトリと仲良しなの?」
などという会話が自然に生まれ、たくさんのご近所さんと打ち解けることが出来ました。
いやぁ、ホントに適当な飼い主でスミマセン。。。
「だけどね、お宅のニワトリは人懐っこいから気を付けた方が良いわよ。一昔前に近所で飼っていたニワトリが盗まれる事件があったから!」
「えっ!?今時ニワトリを盗んでいく人がいるんですか?それは戦後すぐの食糧難の時代とかじゃないんですか?」
「いいえ、まだそんなに昔の話じゃないわ。烏骨鶏という珍しいニワトリが盗まれたのよ」
「・・・。(心の声)烏骨鶏が珍しかったのはもう30年以上も昔の話だ・・・。たぶんその頃の話だろうなぁ」
いやいや、
野良ニワトリを見つけて「獲って食べてみようか!」なんて思った人間もいたじゃないか。
油断できないぞ(笑)!

という訳でホシノさん達の警護はよろしくね!ふじ♪
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近頃は何でも苦情や警察沙汰になりますしね。
そん時、鶏がウルサイなら、卵も肉もケンタッキーも食うな、まさかそういう事言って食ってるんじゃねえだろうなぁ~
どこかで人様が、そういう煩くて臭い中でやっててくれるから、俺たちは平和にこうやって食い物食ってられるんだぞ。分かってるのかぁ~
と言ってやりました
周りは牛も飼ってるし、犬や猫も
そのお宅のネコにオレの烏骨鶏食われました、それを見てた主人は、謝るでもなく、にやけた顔でいたのを思い出しました。
そういうご近所さんじゃなくてよかったですね~~
しあわせそうな地域が思われます。ほほえましいです
うちの近所では、放し飼いのところが多いので、引き止めておくために雄鶏は必須みたいですよ。あの雄叫びはすごいですね(^^;) でも、道路や飛行機の音に比べると、慣れるのも早いですし、何といっても時間を知らせてくれるサイレンですから、有難いものです。たまに、気分で鳴いているような気もしますが、、。
獲って食べるーあ、そっちなんですね。(笑)
危うく卵を産み始めたばかりのホシノさん達を絞めなきゃいけなくなるところでした。(´▽`) ホッ♪
一昔前はニワトリや犬や猫をたくさん飼っていて、それなりに問題もあったのでしょうが、多くの人のコミュニケーションの源になっていたのだと思います。
実際に放し飼いの犬なんて、野生鳥獣被害防御対策になっていましたしね(それを勧めているわけではありませんけど)。
犬も猫もニワトリも、それなりに匂いや鳴き声で苦情が出てもおかしくありませんもんね。
一昔前は当たり前の光景で、生と死が身近に存在していた時代だったと思います。
それが身近ではなくなって、なんだかおかしな方向に向かっているような気がします。。。
ホシノさん達のことも自分の仲間だと思っているようで、時々「一緒に遊ぼう!」と誘っていますよ(笑)♪
家庭内で自由に走るので、お腹の減っている時などは「散歩に行くよ」と言ってもご飯容器の前から離れません。
散歩よりご飯が好きな犬になってしまったのは飼い主に似たのでしょう・・・(笑)。