天気が良かったので今日は少し遠征してメバル突きに行って来ました。

メバルは岩礁に生息して、危険があると逃げ込める穴がある場所を住処にしています。
普段は泳ぎ回っている魚を突くことも多いのですが、魚が潜んでいるポイントを知っていると、潮回りや気候にあまり影響されずに成果が上げられるので、そんな魚の潜む場所をどれくらい知っているかで漁果が変わってくるのです。
現地に着き状況視察。
「よ~っし、今日は透明度も良さそうだ」
潜る準備をして入水。
時々水中から顔を出してヤマダテ(陸地の地形などから目標とするポイントを探すこと)をしながら進みます。
目的とするメバル穴のある場所に到着。
「水面からはメバルの姿はない・・・。穴の中に潜んでいる時間だな」
回遊性の魚と違いメバルは普通物陰に潜んでいて、潮回りが良くなったり捕食行動をする時間帯にだけ姿を現す習性です。
穴のある水深5~6メートルまで静かに潜行。
ホコのゴムを引き絞り、そっと穴の中を覗きます。
「尺(30センチ)超えの大型メバルはいないな・・・」
穴の中にいる中型メバルの中から大きなものの順番に狙っていきます。
何か所かそんな場所を回っていると珍しい魚ゲット♪

今ではすっかり見なくなった大型のアイナメです。
(写真一番下)
個体が少なくなった原因は磯の荒廃よりも、もともとカサゴなどより寒冷な水温を好むので温暖化の影響が大きいようです。
最後に大物の魚が潜む場所を覗いて行きます。
「ここは滅多に魚が入っていないけど、入っていたらデカい魚なんだよね・・・」
そっと穴の奥を覗き込むと、岩棚の下からわずかに見える大きな胸ビレ。
「デカい!なんだ!?スズキだろうか・・・。いや、クエ?50~60センチの大きさじゃないぞ・・・」
息が続かないので一旦浮上して再度潜行。
「体が見えた瞬間に迷わずホコを撃つ!」
ホコのゴムを引き絞り、魚から死角となる位置で静かに待機。
最初はヒラヒラと大きな胸ビレが見えていましたが、スッと奥に入り込んでそのまま見えなくなりました。
「気付かれたな・・・」
その後何度か潜行しますが、それっきり気配無し。
「さすがそれだけの大きさになるまで生き延びてきただけあるなぁ。オレの負けだ!」
完敗です。
アイナメは38センチ。メバルは一番大きなもので24センチ。

アイナメはプリプリに太っていたので美味しそうで~す♪
今日の自然の恵みに感謝です。
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数ヶ月前に一度だけこちらに連絡させてもらった大学生です。(たぶん名前は今と違いますが)
先日、今年度最初の狩猟免許試験を受験し、見事わな猟&第1種銃猟を取得しました!
これからもじゃんさんのブログもみつつ、先輩猟師さんからのアドバイスを受けハンターとしてのスキルをしっかりと身につけていきたいと思います。
ありがとうございました^^
魚をつくのにも免許はいるんでしょうか?
ようこそこの素晴らしき泥沼の世界へ(笑)。
私のブログなんてウソばかりですが、しっかりと地元の先輩ハンターさんにアドバイスをいただいてくださいね。
それが上達の早道であり、余計なトラブルを避ける道だと思っています。
魚を突くのに免許は必要ないです。(私の知っている限りでは)
しかし地方地方で使用禁止漁具(場所によっては水中メガネも禁止なので実質潜り禁止)や禁止漁法なんかが定められているので、知らないうちに法を犯していたりします。
なので潜る場所の漁協や警察や海上保安庁に確認することをお勧めいたします。
また漁業権の設定なんかもキチンと調べる必要がありますので、ある意味狩猟よりややこしいかも。
はっきりした回答になっていなくてすみません。
シーラカンス
サメの一部 - 魚類では珍しく交尾をする。
エイの一部
グッピー
カダヤシ
メバル
カサゴ
グッピーは知っていましたが。
捕獲したメバルには子持ちがいませんでしたか?
でも海の中は色々な稚魚や魚が見れて面白いですよ。
今はアオリイカの産卵したブドウの房のようなものが海藻に付いています。