朝早くからイノシシの動向を探るために見切りをしていると、メンバーの方から連絡。
「大林さん(仮名)のくくり罠に大きなイノシシが掛っているから、若手を連れて止めに行って!」
で、ドカンと止めたイノシシがこちら。

止めた伊集院くん(仮名)は大きさにビックリしていました。

山の中でこんなのが向かって来るんだぞ~!と先輩方から脅されていましたけど(笑)。
100kg秤で計量できなかったそうで、120kg近くはあるんじゃないか?との推測。
その後ちょっと鴨撃ちをして

巻狩りではマルさんが50kg弱のイノシシをゲット!

冷静な射撃でまたもやヘッドショット。

なんとか獲物には恵まれましたが、猟期が始まったばかりだというのに獲物の気配が薄く苦戦した一日でした。
まあ、それというのも猟師から
「本物の野人と呼ばれる」大林さん(仮名)が一人でイノシシを獲りまくっているからです。
10月15日に罠猟期が始まって11月15日現在で42頭!
そりゃあイノシシがいなくなるはずだよなぁ(笑)。
しかし大林さん(仮名)とウチのグループは友好関係にあり、互いに情報を教えあったりしています。
「こっちの山は犬で競れないから罠でやってくれ」
「あそこの大山から出入りしてるのは犬の方が早いんじゃない?」
「お前さんが獲りまくるから近隣にイノシシがいなくなっちった」
な~んて言いながらも、何より5時前から大きな懐中電灯を片手に見回りに行き、もの凄い健脚で真っ暗な山の中をうろつき回る大林さん(仮名)の一生懸命さを皆が認めているのです。
ちなみに大林さん(仮名)の本業は農業で、イノシシの見回りと解体が終わってから農作業をされるそうです。
すげ~!
「まったくあいつは凄い猟師だよ…」
今まで数えきれないくらいの獲物を獲ってきたグループの親方が呟いた一言がとても印象的でした。
還暦を過ぎた皆さんが頑張っているのに、私もキツイとか寒いとか疲れたなんて言ってられませんね!
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ワタクシは始まったばかりなのに既にグロッキー気味です。これからは体力と気力と家庭力(笑)の勝負ですね。お互い、安全に楽しみましょう!
山の中で、ドン!!なり、括ったり!で仕留めた獲物は
どのようにして運び出してるのでしょうか?
前脚や鼻面を結わえ、ズリズリ引きずって降ろしてますか?
整備されて無い竹藪などを引いて出す時
「簡易 橇」の様なものは無いか?と何時も思うので…
日増しに体力は衰え、腰の痛みだけは増すばかりなもので、
じゃんさんや皆さんのお知恵を頂戴!の、下さ~い!!!
こんなのかかってたらおしっこちびります。
今期は命のやり取りとの緊張感から解放され、ただの一般人見学者の私。来期の猟期にはこの過酷な世界に復活できるのでしょうか・・・^^;
お互いに事故の無いように頑張りましょう!
家庭力(笑)。
実は犬でも足でも鉄砲でもなくて、狩猟においてはこれが一番重要かも…(笑)。
単独猟をされている方の話を聞くと、スノー橇を使ったりセメントを捏ねるフネを使っているそう。
滑車を何個も使ったり自作の橇の方もいました。
でも最後は人力みたいです(笑)。
「こうやっているよ!」というご意見募集いたします♪
でもこの歳になってバカになれるくらい夢中なものがあるって良いものだと思います♪
フフフ、オイノコさんもこの世界の魅力をどっぷり知ってしまった人間なので復活お待ちしています(笑)。
それにしても大林さんて凄いですね。平均一日に1.5頭もやっつけてそのあとに農業をするなんて。その猟欲を維持する秘策を教えてもらいたい。
大林さん(仮名)が狩猟を続けられるコツはですね、きっと狩猟も農業も大好きなんでしょう。と優等生的な回答をしておきます。
(実際は本物の野人だから。笑)