発作的に植えたトマトが実りました。

植え付けた小さな苗がニョキニョキと伸び、ビー玉のような心許ない球体がドンドンと大きくなる様を飽きずに毎日眺めていました(笑)。
初めは「こんな家庭菜園とも呼べない場所で実が生るのだろうか?」と思っていただけに、初めて赤く色付いたトマトを収穫するとかなり感動…。
私のトマト栽培の場合は狩猟という破壊行為で少し疲れた心を癒すためのものだったのですが、近年ガーデニングが流行した理由は、現代社会が基本的に「消費と廃棄」で成り立っている背景があり、やはり同じように疲れた人が多かったからではないでしょうか。
さてさて、初収穫のトマトを手に取って見る。
外見は良い。まったく申し分無い。
次に肝心の味を見るために軽く洗って口へ運ぶ…。
「甘い!!」自画自賛ながら、売っているトマトよりも断然美味い♪
まぁ、自分で育てた欲目もあるから当然か(笑)。
苗を植え付けてどれくらい経ったのだろう?と思って自分の記事を読み返しますが、ちょうど3ヶ月くらいのものなんですね。
しかしこの3カ月間は大変でした。
支柱を立てて茎が倒れないように支え、たくさんの害虫を駆除し、毎日の水やり。
ようやく実が大きくなったのに、台風が来るとなったらオロオロとするばかり…。
「天候には勝てないもんな…」
こうやって実際に自分で農作物を作ってみると、その大変さが分かります。
そして同時に有害鳥獣捕獲の時に話をする農家の方々の事を思い出します。
「明日孫が来るから収穫するのを楽しみにしていたのに、一晩で全部食われちまった。もう悔しゅうて悔しゅうてならん!」
収穫間際にイノシシや鹿やサルが山から下りて来て、丹精込めて作った作物を一夜にして全滅させられたりしたら、そりゃあ怒り心頭だろうなぁ。
もし自分がその立場だったら、近隣の山全部で巻狩りをした上で無数の罠を掛け捲ることでしょう。
一般的な農家さんにとってそんなことは無理な話ですね…。
「有害鳥獣捕獲活動頑張ろう!」
ちょっと自分を奮い立たせます。
あ、でもここにもトマトを狙う害獣がいた(笑)。

とりあえず何でも口に入れたがるふーちゃん。
キミが齧るとトマトがダメになるからやめてね(笑)。
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オイラはサルにブドウ園をこれでもかってくらいやられて、テッポウの免許とりました
もう憎たらしくて、悔しくて、涙が出ましたからね~~
当初は、本物の鬼でした。サルを見ると容赦無しです(もちろん許可あっての事です)。サルが可愛いなんて人がいると、その人の職場にサルが押し込んで、1年がかりで作った資料やPCに齧りつけばいいんだ、なんて思いましたね
愛をそそいで育てた作物は、宝であり命であります。
農家はそれが生活の糧であり、まさに命を繋ぐ財産でもありますね。
ブドウ園に来るサルを、大きな段ボール箱に入り待ち構え、20匹、30匹とブドウ園の網の中に入るまで、ブドウを喰う姿を泣き泣き眺め待ち、段ボールから躍り出て、弾のある限り乱射でしたよ
しかし、それにしても、トマトの生垣立派ですね~~(*^_^*)
うまく住み分け出来たらいいのになー
収穫は8月の末になりそうですが心配です。
それも、木を折ってしまうので残ったまだ青い物も熟しないという・・・
知人に植木卸業の社長おられるんですが彼曰く、
『虫食いの無農薬野菜は小さな虫でも安心して食えるんだよ。』です。
手間隙かけても、安全さを理解してるから野生動物も食べに来るんでしょうねぇ。
ウチはマンションだから8月に公募される市民農園にハガキ応募でチャンスを摑むのがやっとです^^;
そいあ、管理人権限で消されましたがスパム・・・
沖縄名物の缶詰に入ってるヤツなら使い道ありますが・・
ネットという木に寄生する害虫みたいなモンですかねぇ・・
困ったものです^^;;
私の後に続け!農耕民族じゃんさん(笑)
手間暇掛けて実ってくれると、やっぱり嬉しいですよね♪
街中の菜園や花壇ですと、害獣は猫や犬だったりします ^^;
リードを着けた散歩中の犬でも、結構モラルの無い飼い主も多く
玄関先でようやく咲き始めたツツジなんかも、突然枯れ始めたり。。
ご近所サンの家飼い猫とか、現行犯をやんわり咎めても改善は…
可愛いとか可哀想とかの理由で餌やりだけする人は、実際 止めて欲しい。
野良猫?がウチの庭木の木陰で出産し、育児放棄。。
確かに可愛いし可哀想にも思い保護して飼ってますけど、中途半端に餌やりするなら
猫は責任持って、家の中だけで飼ってくれないかなぁ。。。
ぼやきになってしまい、すみません。(>_<)
>農家はそれが生活の糧であり、まさに命を繋ぐ財産でもありますね。
kuma仙人さんのこの言葉が全てだと思います。
そりゃ~、鬼にもなりますよね…。
大変でしたね。
野生動物と人間がうまく共生出来るといいんですが…。
我が家も一本くらい違う種類を植えたら良かったと後悔中です(笑)。
だからこそ被害にあったら悔しいのでしょう。
かなり癒されます♪
放任気味というか「完全放任主義」です♪
次は堆肥作りかしらん。
一昔前はたくさんいたような気がしますが最近はあまり見ないですね。
集落に野良犬や野良猫が居なくなったのも野生動物が進出してくる理由になったような気がします。
出会った頃の川ガニさんもそんな感じでしたが、今ではすっかり好々爺って感じですから、私もじきにそうなるのでしょうか(笑)。