食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

片爪

先日の猟行で捕獲した60kgのメスイノシシ。
2017.02.26水際4

川から引き上げてみると足がどことなく変。
2017.02.27片爪1
どこがおかしいか分かりますか?


左足はこうなんだけど、
2017.02.27片爪4

右足は~、
2017.02.27片爪3
こんな感じ。

画面、上の前爪が極端に短いですね。


これはかなり前に括り罠にかかって爪先を引き千切って逃げたのでしょう(黄色の丸)。
2017.02.27片爪2

よく見ると足首にも括り罠にかかった痕跡があります(赤色の丸)。

「ん~、小さい時に足首に括り罠がかかって、暴れて罠が緩んだけど爪先を絞める結果になって爪先を切断して逃げたか・・・。
それとも2回括り罠にかかって脱出したのか・・・?」

いずれにせよこのイノシシは人間の怖さを充分に知っている個体だったんだ。
だからあんなにも賢い逃げ方をしたんだな。


でも爪先を飛ばされて、傷が癒えるだけではなく爪がしっかりと再生しているな。
人間だったらとても耐えられないような痛みだったろうに・・・。


こんなものを見ると野生動物の生命の逞しさに感嘆せざるをえません。


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川中の逃走!

今日の待ちはこんな感じ。
2017.02.26水際1


巻狩りの包囲網は待ち(射手)が獲物の逃走経路を待ち伏せるように線状に配置するのが原則ですが、この日は変則的な配置に布陣します。

というのも何度かどこからともなく獲物に逃げられて失敗していたからです。
次に繋がるように逃走経路を確認しますが、いつもはっきりせず。
「なぜ?どこから逃げたんだ!?」

そこで今回は後方に待機するメンバーの方に対して、私がずっと前方に張り出した地点に待場を構えます。
獲物の寝屋のすぐ側なので少しの物音も立てないように密やかに慎重に接近・・・。

比較的耳も足も良い私がその場所に待機した理由は、いわば斥候(見張り兼情報伝達役)。
寝屋から飛び出した獲物の情報を、状況によって自分も撃てるよう待機しつつ後方の待ち(射手)に伝える役割です。


勢子役が猟犬を放して巻き狩り開始!

「ここは小さな山だ。獲物がいたらすぐに出るはず」
気配を殺してジッと待ちますが獲物は出ず。

猟犬が近くまで来たので勢子役にそのことを伝え、勢子役は入り跡(犬を入れた場所)に引き返します。
「空山(獲物がいない山)だったか・・・」


いつも攻めている小さな山だったので、競り返しても獲物が出る確率は低く、半ば諦めムードで待機し続けます。
「足跡も新しかった。孟宗竹のタケノコを食べた稼ぎ(食べ物を食べた痕跡)もあった。どこからか逃げ出した足跡を拾えなかったのかもしれない」

そんな事を考えていると
「出たよ!啼いた!!待ちに向かっているからみんな気を付けてっ!!」

勢子役からの連絡。

いつもは寝ていない場所に寝ていたようです。
一気に高まる緊張感。


そして近付く犬の啼き声。
「来るぞ・・・」

安全装置解除。
銃を構えて音のする方向に照準を合わせます。

しかし普通なら枯れ竹や枝を踏み折るバキバキという音が聞こえるはずなのに、途中でフッと音が聞こえなくなります。
「獲物が進路を変えて引き返した!?いや猟犬の追い鳴きは続いている。集中しろ・・・」


ジャブジャブジャブ・・・。

水の中を進む音。
2017.02.26水際2
(左下に川がある)

「川だっ!川の中を逃げてるよ!!」

ドゴーンッ!
直後に一発の銃声。


他のメンバーの方と事前に作戦会議をして、私が合図をしたら待機場所を移動して川を進む獲物を待ち受けられるように示し合わせていたのです。


60kgのよく太ったメスイノシシ。
2017.02.26水際3


「ふう、上手くいった。だけど敵ながら大したものだ」

自分の身が隠せ、逃げても物音がしない川中を逃走経路に選んでいた老獪な相手。
いつもやられていましたが、今回は人間側の知恵が上回りました。


今日も自然の恵みに感謝です。


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油断

「イノシシが出たな!」

猟犬の啼き声。
獲物は複数出たようで、猟犬が3方向に分かれて追跡。
2017.02.20油断2

待ち(射手)にはかからず、弓(待機した包囲網)を突破して追って行きます。
勢子役はまだ山の奥にいたので「行ってくれ!」と応援要請。

すぐに猟犬が獲物を追いかけた方向にダッシュ!
急いで駆け付けると川の側で猟犬の啼き声と鈴の音。

15kgにも満たないような子イノシシを川に追い落としています。

「急いで止めないと!」
2頭の猟犬に動きを封じられているので近付きますが、猟犬が絡んでいる上に石やコンクリート護岸のある場所なので、跳弾の危険性から銃は使えず。
銃を置きナイフを抜きます。

止め刺しをしようと左手でイノシシのタテガミを掴みますが、勢いに乗って獲物に嚙み付く猟犬。
ナイフの刃が犬に触れないように、鎖骨の内側に右手を伸ばします。

ガブッ!
「痛てっ!!」


小さなイノシシだと油断して、不用意に差し出した右手の親指を噛みつかれたのです。
ジンジンと痛む指先。

すぐに狙いを脇腹に変え、肋骨の隙間にナイフを滑り込ませます。
2017.02.20油断1

「すぐに止めてやれなくてすまなかった・・・」
必死に反撃してきた子イノシシの事を思うと、少し心が痛みます。


「バラ肉にナイフを入れると血肉になって痛んでしまうな」
そしてそんな助平心を出してしまった結果、自分もケガをしてしまうことになりました。

手袋をしていたのと、子イノシシだったのでほんの掠り傷。
それでも親指の爪の下が内出血していました。
これが子イノシシじゃなかったらと思うとゾッとします。

イノシシの武器はオスの鋭い牙だけではありません。
前歯は爪切りの様になっていて、太い葛の根(澱粉を食べる)も簡単に噛み切断することが出来ます。
実際にイノシシから尻尾を食い千切られた猟犬がいました。

「これくらいで済んでよかったなぁ。親イノシシだと良くて骨折、下手したら指先を持って行かれたかもしれない・・・」
最近止め刺しも慣れてきたので、油断していたと猛省。


この日はオス鹿もゲット♪
2017.02.20油断3

立派な角という訳ではないけれど、これもまた危険度高い獣の武器です。


今回は少し経験を積み、するともなしに心の奥底でどこか油断していた自分自身への戒めとなりました。
反省。


狩猟に行くと色々なことが起こります。


今日も自然の恵みに感謝です。


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ニワトリは危険!

一部の方にはもうお亡くなりになったと思われているかもしれませんが、4羽とも元気なホシノさん達。
2017.02.18鶏は危険1

毎日卵を産んでくれるし、朝から「コオ~ッ、コッココッコ!」と鳴いて目覚まし時計の代わりにもなるしニワトリ飼育かなりおもしろいです♪

でも最近思いました。

「庭の土ケリケリして何か食べているねえ。何食べているんだろ?」
「なぜこんなにけたたましく鳴くんだろう?ああ、庭のモチノキの実をヒヨドリが食べに来ているから縄張りを主張しているんだ」
「へええ、糞を排泄する時はお尻周りの毛が汚れないように、格納庫に収納されていた様に排泄口が出てくるんだね」
などと観察していたらあっと言う間に1時間2時間が経過しているのです(笑)。

「はっ!これではせっかくの休みなのに何もできないまま終わってしまう!!」
と思って用事を一つ片付けて一休みしていると、再びホシノさんの観察を始めている自分がいます(笑)♪

ニワトリ危険だっ!!

意識してなるべくホシノさん達を観察しないように心がけます。
ふうぅ~、危ない危ない。。。


ところがある日のこと。
お隣さん(←ニワトリ好き)が回覧板を持ってきてくれ、少し世間話をして玄関を閉めます。

そして小1時間ほど経過した頃、用事があって庭に出ると防獣ネット越しにホシノさん達を眺めているお隣さん(笑)。
目が合って互いに少し気まずい思いをしながら「いやぁ、ニワトリ見ていると可愛くて」なんて話をされます。

うんうん、その気持ちはよくわかります。
見てて飽きませんもんね。


やっぱりニワトリ危険です♪


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血泡

大物猟の巻狩りでは、獲物に気付かれないように、また誤射などの危険性があるので待ち(射手)は動かないのが鉄則。

しかしこの日は待ち(射手)の人数が少なく、私は状況に応じて走り回る遊撃手的なポジションを取ることをメンバーの方に伝えます。


山に入り、勢子役の時に見た寝屋から続く通し(けもの道)を思い出し、イノシシ狙いで山裾近くに待場を構えて待機。

一概には言えませんが、どちらかと言うと身が隠せる暗い場所を繋いで逃走するイノシシは、藪が透けた山頂近くよりも深い茂みのある場所を好んで逃げるのです。
(逆に鹿は背が高くオスには角もあるので、走りやすい明るく透けた場所を好んで逃走する傾向にある)


勢子役が猟犬を放ち巻き狩りのスタート!

犬を放してものの数分で獲物を発見しての起こし啼き!!
ヴァンッ!ヴァンッ!ヴァンッ!

「啼いたっ!獲物出たよ!!テンカチ(山頂。天辺)近くを追ってる」
勢子役からの連絡。


「ダメだ。この場所には来ない・・・」

山頂近くを走る様子と猟犬を放してすぐに啼いた様子から鹿が早立ちしたと判断し、現在の待場に見切りをつけ、急いで山の斜面を駆け上がります。
駆け上がると言っても獲物に気付かれては何もならないので、地下足袋の爪先に力を込めなるべく物音を立てないように静かに静かに・・・。


「この尾根の向こうに谷があるはずだからそこで待ち構えちゃる。結構なスピードで獲物も猟犬も走っているはずだから果たして間に合うか!?」

山頂近くの空が見え始め、向こう側に広がる谷で待ち受けるために尾根道を目指して一歩踏み出した時・・・。

ギョッ!!

10メートルほどの距離に5頭の鹿。
互いに鉢合わせになったので鹿も明らかにギョッとした表情。

こちらもギョッとしたけれど、瞬時に挙銃(きょじゅう。銃を構えること)。安全装置解除。照準・・・。
挙銃と同時に確認。
「小鹿、小鹿、小鹿、小鹿、中鹿・・・。
勢子役や猟犬の姿は・・・、無し。
他の待ち(射手)の姿は・・・、無し。
バックストップOK。」

ドカドカッ!
ほとんどが小さな子鹿ばかりでしたが、1頭だけ混じっていた中鹿を狙って発射。
(こんな時に目移りしない自分の欲深さに呆れます)

2発撃つと鹿達は藪の中や尾根道の向こう側へと弾け飛ぶようにチリヂリに逃げます。
「なぜこの距離で中らん・・・?」

実は至近距離を走る獲物は結構な確率で外します。と言うよりほとんど中りません。
まず銃をしっかりと構えることが出来ていないので、「顎が上がる」状態になって視線と銃口が別々の方向を向いています。
それと射撃場などでは至近距離で動く的を撃つような訓練は出来ないので、そんな短い距離で動的射撃を狙うことに身体が反応出来ずに銃のスウィングが追い付かないのです。


「ああああぁぁ、また外しちゃったよ・・・。逃げた獲物に先回りしたところまでは良かったんだけどなぁ。それにしてもこの銃ホントに弾が出てんのか!?」
まだ獲物が出ていたので悪態をつきながら再び待機。

その後も山中に何発か鳴り響く銃声。


一段落付き、獲物の逃走経路を確認。

「ここで撃ったから足跡が乱れているな。次に着地した場所は・・・」
3メートル以上離れた場所に撃ちかけた鹿の着地点。

そしてその次の一歩を探そうとしていた時に一滴の血痕を発見。
「中ってる。傷の深さは・・・」

撃ちかけた鹿が逃げた方向を探すと、血泡の混じった多量の血痕が吹き付けられています。
2017.02.16血泡1

「肺に中ってる。致命傷だ・・・」
肺に弾があたった場合、破壊した肺の空気と共に血液が噴き出すので血泡になるのです。

すぐに追跡開始。
しかし落ちている血痕は明らかに大きくなっているのに、一跳び2~3メートルの距離を保ったまま相当な距離を走っています。

「もうそろそろ絶命しているはず」と思いつつも歩幅の大きさは変わらず、二度血痕を見失って逆戻りします。


そして70メートル以上追跡した斜面の途中で息絶えた鹿を発見。
2017.02.16血泡2

40kgのメス鹿。


やはり弾は肺に命中。
傷の深さと出血量、逃げた距離を考えると感嘆せずにはいられません。


「美味しく食べてやるからな」
獲物を山から引き出しながら心の中で合掌。


今日も自然の恵みに感謝です。


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狩猟圧

「日本全国で有害鳥獣による農業・林業被害が問題になっているけれど本当だろうか?」

巻狩りのために朝早くから見切りをするけれど、足跡一つ拾う事が出来なくなります。
猟期が解禁したばかりの頃は道路から一歩入った場所にドカドカと生足(獲物がその日に通った足跡)が残り、けもの道も鹿やイノシシの蹄でえぐれて溝のようになっていたんだけどなぁ・・・。

猟期序盤には箱罠で一網打尽。箱罠の危険性を学習して近寄らなくなっても括り罠によるけもの道の24時間複数監視体制。
鹿やイノシシが人間の恐ろしさを知り、里山の近隣の田畑を荒らさなくなった頃にはある程度個体数が減り、山中の餌で充分に胃袋を満たせるようになって山に籠るようになります。

そんな時に猟犬による巻狩りは抜群の効果を発揮します。
山の中に籠ったままのイノシシや鹿を勢子と猟犬が追い出し、包囲網を張った待ち子(射手)が撃ち取ります。

罠猟を「待ちの猟」とするならば、猟犬を使った狩猟は「攻めの猟」といった感じでしょうか。


私が大物猟を行っている場所は罠猟師も銃猟師もとても気合の入った方が多く、罠猟と銃猟による合わせ技で、毎年猟期終わりには獲物を探すのに相当に苦労するのが例年のことなので冒頭のように思うのです。

この日は勢子役が立て撃ち(犬が啼き止めて勢子役が仕留めること)で58kgのオスイノシシをゲット。
2017.02.13狩猟圧2
「獲物がいないいない」と言いつつも、どこからか捻り出してきます。

足に傷。
括り罠から逃げてきた痕跡。
2017.02.13狩猟圧1
(赤印が括り罠のワイヤー痕。青印は逃げた時の痕跡)

「お前もせっかく一旦は助かった命なのになぁ・・・」


本当になぁ、日本全国で有害鳥獣による農業・林業被害が問題になっているけれど事実なんだろうか?
「それは一部の地域の特殊な事情で、大部分はそうじゃないんだ。やる気のあるハンターが各地域に数名いて、狩猟圧をかけるとあっと言う間に獣達は山奥に逃げて人里近くに出てくることはなくなるんじゃないだろうか」
そう思わざるを得ません。


しかし、隣県に鳥撃ちにいくとこの有様。
親子の鹿が道路近くに出てきていたので写真撮影。
2017.02.13狩猟圧3
(鹿が2頭写っているのが分かりますか?)

逃げもせずこちらを眺めています。
「まあ今日は鳥撃ちだから見逃してやるよ。今は冷蔵庫も冷凍庫もいっぱいだしな・・・」

まったく人間を恐れる様子がありません。


鳥撃ちに来ている県は人口少ないからハンターさんも少ないんだろうなぁ。
山も大きくて深いし。

やっぱりうちの地域が特殊なんだろうなぁ。


皆さん、気合入り過ぎです(笑)。


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オリーブ島でのフィールドセミナー2日目(銃猟編)

翌日も快晴!
2017.02.07小豆島フィールドセミナー2日目11

「それにしてもなんて美しい島なんだ・・・」
穏やかな瀬戸内海の景色に息をのみます。

さあ、フィールドセミナーの2日目のスタートです♪


まずは前日の模擬罠猟の結果から。
2017.02.07小豆島フィールドセミナー2日目3

4班のうち3班に丸々と太ったタヌキが写っていました(笑)。
本当はイノシシを撮りたかったのですが、野生動物の姿が撮影できただけでも上出来でしょう。
(赤外線カメラを使っての撮影なんて初めてだったので、私自身も結構楽しかったです♪)


次に巻き狩りの方法や、模擬猟を行う地形、勢子役と参加者の皆さんが担当する待ち(射手)の役割分担やそれぞれの配置を説明します。

用意していただいた模擬銃を使っての猟銃取り扱いのレクチャー。
「何よりも安全第一!」なので、例え模擬銃であっても銃口の向きに対する注意喚起や跳弾の危険性などを具体的に説明しました。


それから模擬巻き狩りが行われる現地へ移動。
2017.02.06小豆島フィールドセミナー1日目3

林の中に現れる石垣。
これは田畑にイノシシや鹿が侵入するのを防ぐために、遥か昔に作られた鹿猪垣(ししがき)です。
小豆島には延長120キロもの石垣が残されているとのこと。
近年はイノシシがいなかったけど、昔からイノシシや鹿の脅威が存在していたんですね。


私たち勢子役は山頂でスタンバイして、待ち(射手)が配置に付くまで静かに待機。

足元にはクヌギの木のドングリがまだたくさん残っています。
2017.02.06小豆島フィールドセミナー1日目4

「きれいな林だ・・・。針葉樹の植林が進んだ日本の国土で、これだけ落葉広葉樹ばかりがある場所も滅多にないぞ。
それに2月になったというのにまだ相当な数のドングリが残っているから餌も豊富なんだ。
ここのイノシシは毎日ドングリをたらふく食べてよく太っているだろうなぁ。美味そうだ・・・」

それに物凄い量の落ち葉。
2017.02.07小豆島フィールドセミナー2日目7
いつも山で履いている鉄スパイク付きの地下足袋では、ピンに落ち葉が突き刺さって橇の様になって逆に滑ります。
うう、ゴム底スパイクの足袋にすれば良かった。失敗した・・・。


いつもなら「じゃ、犬放すよ~!」が始まりの合図だけれど、人勢子のこんな時はなんて言えばいいんだろう?
なんて素朴な疑問を抱きつつ、待ち(射手)が配置に付いたとの連絡を受け「じゃ、始めま~す」と、締まらない掛け声と共に模擬巻き狩り開始!!

競り下りながら山の中の野生動物の痕跡を伝えます。
2017.02.06小豆島フィールドセミナー2日目1
相当にタヌキの密度が高いようで、あちらこちらにタヌキの溜め糞(同じ場所に糞をする習性があります)が見られます。

鹿のオシッコの匂いも強く、先ほどまで近くにいた感じ。
(実際に前日の下見の時に4頭の鹿が走った)

そして前日の下見ではなかったもの。
2017.02.07小豆島フィールドセミナー2日目8
イノシシのカセギ(餌を食べた痕跡)。

「これはひょっとして・・・」と、思っていたら勢子役の一人から「イノシシ逃走!」の連絡。
「出たよっ!イノシシが走ったよ!!下にくだってるよっ!!!」

残念ながら参加者の皆さんが弓を張る待ち(射手)方向には現れなかったそうですが、とりあえず本当に人勢子でイノシシを捻り出すことに成功♪


待場まで下るとまだ模擬銃を使っての復習が続いていました。
2017.02.07小豆島フィールドセミナー2日目2

地元猟友会の方から「いやぁ、迫真の演技だったね」なんて声を掛けられたので、本当にイノシシが出たことを伝えるとビックリされていましたよ(笑)。


それから再度狩猟についての疑問や質問お悩み相談コーナー。
2017.02.07小豆島フィールドセミナー2日目4
「ダニ対策はどうしていますか?」
「ダニはイノシシを捌くときに手首や足首を伝わって這い上がって来るので、手首や足首の神経を全力で研ぎ澄まします!」
真剣に答えるオイノコさん。

多分そこは「ダニ忌避剤を使っています」とかそんな答えが欲しいのだと思うけれど、まぁ大体のハンターが似たようなもんだからそれでいいか(笑)。


そんな終始和やかな雰囲気でフィールドセミナーは無事終了。
2017.02.06小豆島フィールドセミナー1日目2

いやぁ、小豆島良いとこだったなぁ♪
2017.02.07小豆島フィールドセミナー2日目5
(小豆島のゆるキャラ、オリーブしまちゃん)


最後になりましたが環境省・香川県を始めこの様な貴重な機会をくださった関係者の皆様、ありがとうございました。

そして何より2日間に渡り下手っぴな講師に付き合ってくださった参加者の皆様、本当にありがとうございました。

いつかどこかの猟場でお会いしましょう!!



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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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