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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

自然薯トロロご飯♪

我が家の山芋の食べ方です。
2023.11.30トロロ1

まあ一般的なトロロご飯にするのですが、自然薯はとにかく粘りが凄く味も香りも強いのです。
私にとって自然薯が山芋であって、栽培物の山芋を食べた時は「これは別の植物を山芋と詐称してるんだろう」と本当に思ったほどです。
(天然のマガモと合鴨もそう思った)


まずは皮をこそぎ落として卸し金で摺りおろします。
擂鉢に移し、ここに卵を投入して出し汁を少し加えて擂木でゆっくりと擂ります。
2023.11.30トロロ2

それに出し汁を少しずつ加えて適度に伸ばして摺り上げます。
出汁はたっぷりのイリコを使った薄めの出し汁。
2023.11.30トロロ4
トロロご飯の出し汁はガツンとパンチのあるイリコ出汁が一番合うと感じます。

まずは小鉢に入れてポン酢を少しかける「ちぎり」でいただきます。
2023.11.30トロロ3
「ああ、やっぱり香りが強く味が濃くて美味しいなぁ…」


そして次は本命。
麦ごはんにトロロを載せ、たっぷりの出し汁をかけて食べます。
2023.11.30トロロ5
「え!?こんなにたっぷり出汁をかけるの?」
と驚く方も多いかと思いますが、トロロ蕎麦や山かけうどんの麺がご飯になったと思っていただければ納得いただけると思います。

ズズズーッ!!
久しぶりの自然薯トロロご飯は本当に美味い!!

山芋掘って風邪を引いたけれど、まあ美味しいから良しとしますか。


今日も我が家の庭の恵みに感謝です。


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流行り病に倒れる!?

猟果報告が続々と届く中、私は布団の中で体温計を脇に挟んでいました。
2023.11.29流行り病2


ピピピ!と電子音。
そこに表示されていた数字がこれ。
2023.11.29流行り病1
「なんじゃこりゃあぁっ!!」

38.6℃なんて数字は、覚えている限り私の記憶にありません。

「うぅ、ずっとコロナに罹らずに過ごして来たけれど、ついにコロナ罹患か…。いやいやインフルエンザも大流行中で学級閉鎖や学校閉鎖が起こっているってニュースでやっていたからインフルかも…。プール熱なるものも流行っているというし…」

もう完全に観念して発熱外来に電話予約。

病院に着いたら駐車場で待機するように指示があり、車のナンバーを伝えて待っているとフェイスシールドを着用して全身防護服に身を包んだ係の方が来られ、綿棒を鼻の奥深くに突っ込まれてグリグリと掻き回されます。

職場の皆さん何人からも聞いた状況なので、だいたい想像できていましたがグリグリが思ったより痛い!

綿棒を持った係の方が病院内に入って行った後、しばらく車内で待機しているとスマホに病院から着信。
「もしもし(さあ、コロナかインフルのどちらだ?)」
「あのですね、コロナもインフルも陰性です。とりあえず病院内に入って来ても大丈夫です」
「へっ!?どういうこと?」

てっきりどちらかに罹っていると思ったので拍子抜け。

病院の中へ移動し、個室に隔離された状態で他の重篤な病気じゃないか確認のために血液検査。
こちらも特に大きな異常はなし。

「風邪ですね」
とのことで、総合感冒薬と解熱剤を処方されました。


「いやぁ~、ちょっと流行りの病に罹っちゃってね~」
なんて言ってみたかったなぁ(笑)。

山芋掘りをして、汗かいてそのままだったのが悪かったようです。

我ながら頑丈な身体だなぁ。
丈夫に産んで育ててくれた両親に感謝ですね。


皆様もお体ご自愛ください。


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家庭内山芋掘りと地球資源について

「さて、剪定して切り落としていた庭木を片付けなきゃ」
夏の終わりにヒーヒー言って切り落としていた木の幹や枝が散乱したままだったので、猟が休みになった日に庭の片付け。

我が家は築45年を過ぎた中古住宅を購入して、それから更に10年が経過。

あまり高くならないように定期的にチェーンソーで庭木を切り落としていますが、幹が太くなり生木のままだとかなりの重量なのです。
なので、しばらく放置して水分を飛ばしてから電動丸ノコで裁断。
2023.11.28山芋掘り6
(底に太い幹を切断したものが入っています)
細い枝はかさばるので、丈夫な肥料袋やドッグフードの袋に入れ、一緒に燃えるゴミとして廃棄します。
結構大変です。

「本当になぁ、今はエネルギー枯渇とか持続可能な資源とかが世界中で議論されているけど、石油も石炭も元々植物だし、太陽光と植物の葉緑素こそ地球を救う持続可能的無限エネルギーだと思うんだけどな。植物の光合成を利用しての発電方法なんか無いのだろうか…」

猫の額ほどの庭のわずかな庭木に苦戦しながら、なんとなく地球規模の事を考えている自分がおかしく感じます。
(現実逃避とも言う。笑)


庭木の片付けが終わり、作業服で汚れたついでに気になっていたことに着手。
いつの間にか生い茂っていた山芋の収穫です。
2023.09.17山芋の花2

まあ山へ行けば自然薯掘りのベストな季節なのですが、近年はイノシシが食べ尽くして掘れるような場所がなかなかありません。
場所を探すことから始めるのも面倒なので、手っ取り早くスコップで庭を掘り起こします。

地面を掘り始めるとミミズ目当てに群がるブラウンさん達。
2023.11.28山芋掘り1

それを見て興奮するワンコズ。
2023.11.28山芋掘り2
(左イトちん、右カヤさん)

「あ~!全然集中できないからやめてね」
庭は真砂土で掘りやすいのですが、思わぬ邪魔が入って大変!!


しかし久しぶりの山芋掘りは楽しく、汗をかきながら掘り進めます。

「お!出てきたな。ここからは慎重に」
2023.11.28山芋掘り4
通常の自然薯も多少は曲がっているのが普通ですが、石や木の根があってクネクネ曲がりまくっているものも多いです。

慎重に慎重に…。
山芋の延びる方向に注意しながら、少しずつ掘り進めます。

大きな山芋だと人の手が届かなくなるくらいの深い穴になることもあるのですが、我が家の場合70~80センチほどでガッチリと硬い土地の土台基礎部分になってしまいました。

で、最終的に我が家山芋の場合はですね、硬い住宅基礎面に突き当たるとそのまま膨らんで広がっていました。
2023.11.28山芋掘り5
まるで野球のグローブのような形状です。
自然の物でも似た形状のものはありますが、ここまで酷く複雑なものは見たことがありません。

しかしまあ天然物だし貴重品だ。有難くいただくことにしましょう♪


今日も自然の…、じゃなくて今日は我が家の庭の恵みに感謝です。


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久しぶりのイワシ刺身は泪の味がしたのだ…(泣)

猟期中ですが、山ではなく海へ落とし込み釣りに行ってきました。
2023.11.14イワシ2

落とし込み釣りのハイシーズンで、大きなヒラマサやブリが釣れる絶好のシーズンなんですよ。
前回もかなり釣れましたしね。

「さ、楽しみ!!」
ドキドキしながら仕掛けを投入!

毎回大きなサビキ仕掛けにイワシなどのエサを付けるのに苦労するのですが、この日はエサが良く付きプルプルという感覚が竿先に伝わってきます。
2023.11.14イワシ5

エサのついた仕掛けを底に沈め、1メートルほど巻き上げて大型魚のアタリを待ちます。


通常ならすぐにでも引っ手繰るような強烈なアタリがあるのですが、この日はいくら待ってもダメ。

何か釣れたとしてもエソエソエソ。
2023.11.14イワシ3

周囲の船を見渡しても釣れていない感じ。
2023.11.14イワシ4

この釣りは基本的にサビキにエサを付けたら待つ事しか出来ませんので、時々新鮮なエサに付け替えてはアタリを待ちます。
しかし竿先が水面に引き込まれることなく時間だけが経過していきます。

結局、この日はヨコスジフエダイ1匹のみで青物はボウズ。
2023.11.14イワシ6

久しぶりの惨敗。チーン!!
「いつもはエサが付かずに苦労するんだけど、今回は本命の青物回遊がなくてダメだったなぁ…」


帰宅して道具を片付けますが、肉体的・精神的に疲れた体にかなり堪えて倒れそう。

他の釣り人からも「ニワトリの餌として」いただいたエソでさつま揚げを作り、ヨコスジフエダイのムニエルを焼きます。
2023.11.14イワシ9

そしてたくさん釣れたイワシ&ウルメイワシ。
2023.11.14イワシ7

久しぶりに食べるイワシの刺身。
2023.11.14イワシ8
(思ったよりたくさんあって盛り付けが雑になりました)

生姜醤油につけるとパアァと表面に脂が拡がります。
「美味っ!! 釣ったその日のイワシの美味さは釣り人の特権だよなぁ」

「美味い美味い♪」
冷酒を飲みながら刺身をバクバクと食べ、あっという間に完食。
少し塩味が効いてきたのは気のせいだったのでしょうか(笑)。

敗北感たっぷりながらも食卓は潤ったのでまあ良しとしますか。


今日も自然の恵みに感謝です。


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猟犬とイノシシの格闘!!

今日も山へ!

この日は1ラウンド目で50㎏の美味しそうなメスイノシシをゲット♪
2023.11.13ガブリ付き1

1ラウンド目で獲物を授かると、犬を引く勢子役としてはとてもホッとします。


2ラウンド目は私の出番。
とっても気楽(笑)。

連れていく犬はモリさんカヤさんイトちんの3頭。

山へ入るとエサを食べるために地面を掘り返した真新しい痕跡と40㎏ほどのイノシシの足跡。
「こりゃあすぐに出る感じだ…」

すぐに犬たちが啼き始め、山間の通し(けもの道)で待機していると山裾の通しを40㎏ほどのイノシシが通っている様子がチラチラと孟宗竹の間から見えます。
「足跡を付けていたイノシシだな…」
包囲網を張っている射手にイノシシが向かったことを伝えます。

一発の銃声。
撃ち取ってすぐに終わるだろうと考えていたのですが、抜けられた(外れて逃走された)様子。
「ま、こういう時もあるよね」


しばらく待ってもワンコ達が帰って来なかったので、抜けた獲物を追いかけたのか、それともこちらに帰ってきているのかが分からなかったので犬の動向を探ります。

「ワンコ達はどこへ行ったのだろう?」
そう思って山の中を進んでいると反対側に包囲網を張ってくれている射手から連絡。

「犬がイノシシに噛みついている。3頭で絡んでいるから撃てない!」
「半矢になったイノシシに犬たちが追い付いたな。まあ、40kgのイノシシだったら危険性も無いし、イトの良い訓練になる…」
そんな事を思いながら現場へ急ぎます。

しかしすぐに緊迫した様子の無線連絡が次々と入ることになります。
「40kgとかの大きさじゃない。70kgくらいある。犬が絡んで撃てないから早く来てっ!!」
「え!?どういうこと?オレが見たサイズも撃ちかけたサイズも40kgくらいだったはず。どこかに別の大きなイノシシが寝ていて交戦状態になったんだ!」

70kg~80kgくらいのサイズのイノシシは、人間で例えるとスピードとパワーとスタミナを備えたミドル級のボクサーという感じで一番危険なサイズだと感じます。

私は犬たちの交戦場所からかなり離れた場所にいたので、ゼイゼイと息を切らしながら山の斜面を登りますが前日の雨と落ち葉で滑って何度か転倒し、蔓草や枯れ竹に足を取られ脹脛が攣りそうになります。

もう少しで現場の状況が分かる場所まで来た時点で一発の銃声。
「倒したよ~!!」
「ホッ!」

「何度かイノシシから捲られて(牙で突かれて)キャン!と悲鳴を上げていた。ケガをしてないかよく見てやって」
3頭の防牙ベストには血がベッタリ付着していましたが、どの犬も無傷。
2023.11.13ガブリつき3
ヒヤッとしましたがベストの血はどうやらすべて倒したイノシシの返り血。

「良かった。捲られていたというから心配したけど、今回は防牙ベストに助けられたな…」
解体した時に茹でたイノシシ肉を与えましたが、どの犬もガツガツと食欲があり骨折などのケガも無さそう。

イトちんもよく頑張りました♪
2023.11.13ガブリつき4

「いや~、久しぶりにあんなにシシに絡んだ状態の猟犬を見た」
「ぼくは初めて見ました。とても撃てる状況じゃなかったので何も出来ませんでした」

そんな事を話しながらワイワイと皆で解体作業を行ったのでした。

人間にも犬たちにもケガもなく、立派な獲物を2頭も授かったので上出来。
2023.11.13ガブリつき5

山へ行くと色々なことが起こります。


今日も自然の恵みに感謝です。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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